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第3編 国際化と日本人としての自覚 

2章 外来思想の受容と日本の伝統 

49. 国学

 

 

1)真言宗の僧侶で近世国学の祖,古典研究に基づき古代精神を理解しようとした万葉集の注釈書『万葉代匠記』の著者は[     ]である。

@ 荷田春満 A 賀茂真淵 B 本居宣長 C 契沖

 

2)古語・古典研究による日本古道の探求を主張し,『創学校啓』を著した国学者は[   ]である。

 @ 荷田春満 A 賀茂真淵 B 本居宣長 C 契沖

 

3)遠江国浜松の神官の子として生まれ,荷田春満に師事し,日本人の伝統的心情が古代万葉にあるとした国学者は[   ]である。

 @ 平田篤胤 A 賀茂真淵 B 本居宣長 C 契沖

 

4)古代万葉の世界にあらわされている男性的な雄々しい精神であり,賀茂真淵が理想としたものは「[   ]」であり,本居宣長の主張する女性らしいやさしさと対比する。

 @ さやけし A たおやめぶり  B ますらをぶり C もののあはれ

 

5)賀茂真淵が「ますらをぶり」と表現した,万葉人の感じたままを歌い上げる雄々しく素直な心を[   ]心という。

 @ 純粋な A さかしら B 高く直き C さやけき

 

6)賀茂真淵の主著は『[   ]』である。

 @ 古事記伝 A 国意考 B 玉勝間  C 万葉代匠妃

 

7)本居宣長には,日本固有の古道を明らかにしたライフワークである『[   ]』という大著がある。

 @ 古事記伝 A 国意考 B 玉勝間 C 源氏物語玉の小櫛

 

8)本居宣長が肯定した人間の自然な感情であり,後天的な理知である「さかしら心」と対比される偽りのない生まれついたままの心を[ ]という。本居宣長は人の道は神の道を原型とし,その道は人にあっては[   ]であるとした。

 @ からごころ  A たおやめごころ B もののあはれ C まごころ

 

9)外来思想である儒教や仏教に感化され,中国の文化に心酔するこころを[   ]という。

 @ からごころ  A たおやめごころ B もののあはれ C まごころ

 

10)古代の神々によってつくられ受け伝えられた道で,天皇が天下を治めるための道でもあるとされるものは[   ]である。

 @ 安天下の道   A 礼楽刑政の道 B かむながらの道 C 無為自然の道

 

11)本居宣長が「源氏物語」の研究から導き出した[   ]は,日本文芸の本質であり,真心からの感動として,「何事であれ感ずべき物事にふれて心から発する歎きの声」をいう。

 @ をかし A わび B もののあはれ C たおやめぶり

 

12)宣長の著した,文芸の本質としての「もののあはれ」の重要性を説いた著書は『[   ]』である。

 @ 古事記伝 A 国意考 B 玉勝間 C 源氏物語玉の小櫛

 

13)幕末の勤皇運動に多大な影響を及ぼしたのは[   ]である。

 @ 平田篤胤 A 賀茂真淵 B 本居宣長 C 契沖

 

14)鎌倉時代に伊勢外宮を中心におこったのが伊勢神道であり,江戸時代に朱子学から神学を体系化したのが[   ]神道である

@       吉田 A 度会 B 垂加 C 古

 

 

 

 

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