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第3編 国際化と日本人としての自覚 

2章 外来思想の受容と日本の伝統 

53. 自由民権運動

 

 

 

1)自由民権運動とは,明治10年代に入り,藩閥政治を批判して,[ ]政治を主張した民主政治思想のことで,天賦人権論に基づく人権思想と自由主義が主張された。

 @ 幕藩 A 議会 B 貴族 C 衆愚

 

2)中江兆民は,[ ]の『社会契約論』を翻訳して『民約訳解』を著し,自由民権思想の普及に努力した。

 @ ホップズ A ロック B ルソー  C ボーダン

 

3)兆民は,下からかちとった民権を[ア]といい,上から与えられた民権を[イ]とよび,人民主権の国家は前者であるべきだとし,「自由は取るべき物なり,貰うべき品に非ず」と述べた。

  @ 恩寵的民権 A 恩賜的民権 B 恩義的民権 C 恢復的民権 D 獲得的民権 E 革命的民権

 

4)恩賜的民権を恢復的民権にしていかなければならないと主張した中江兆民の著書を『[ ]』という。

 @ 一年有半 A 三酔人経綸問答 B 民権自由論 C 民約訳解

 

5)植木枝盛が1879年に発行した,権利や自由に関するやさしい解説書のことを『[ ]』という。

 @ 一年有半 A 三酔人経絵問答 B 民権自由論 C 民約訳解

 

6)[ ]は,初め天賦人権説を唱えていたが,のちダーウィンの影響を受けて進化論思想を功利主義の立場から捉えて人権新説を唱え,民権思想を妄想であると批判した。

 @ 中村正直 A 加藤弘之 B 西周 C 森有礼

 

7)民友社を起こし平民主義を主張した[ ]は,1887年に雑誌『国民之表』を発刊し,国権拡張・海外侵略を批判したが,日清戦争後から国家主義に転向した。

 @ 徳富蘇峰 A 西村茂樹 B 陸羯南 C 三宅雪嶺

 

8)[ ]は,雑誌『日本人』を発刊して国粋主義を説いた政教社を結成し,日本民族の精神・文化的な伝統に誇りをもてと主張。

 @ 徳富蘇峰 A 西村茂樹 B 陸羯南 C 三宅雪嶺

 

9)国民道徳論は,封建道徳への反省を欠き,[ ]を根本として国家への忠誠を求め,国民教育を支配して,国家主義を助長した。

 @ 滅私奉公 A 家族主義 B 平民主義 C 忠孝

 

101890年(明23)に発布された[ ]には忠孝一体の道徳観が説かれている。

 @ 民法 A 明治憲法 B 教育勅語 C 水平社宣言

 

 

 

 

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