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第3編 国際化と日本人としての自覚
2章 外来思想の受容と日本の伝統
58. 西田幾多郎と和辻哲郎
(1) 西田哲学の純粋経験という概念の成立には,禅の体験という東洋的要素とともに[答 ]の純粋経験の影響もある。
@ ジェームズ A デューイ B ハイデッガー C ヴェーバー
(2)西田幾多郎の明治末年の処女作『[答 ]』には,純粋経験の思想など彼の根本的立場がすでに展開されている。
@ 哲学の改造 A 人間の学としての倫理学 B 純粋理性批判 C 善の研究
(3)西田幾多郎の説く[答 ]とは,主観と客観の対立以前の主客未分の状態をさし,西田哲学の出発点となった。
@ 純粋理性 A 理念型 B 身心脱落 C 純粋経験
(4)西田幾多郎は,禅の境地のような[答 ]の状態を出発点とし,そこから西洋哲学を批判する。そのときの経験が純粋経験である。
@ 間柄 A 修証一等 B 主客未分 C 以心伝心
(5)和辻哲郎は[答 ]を,人と人との間柄の秩序であり理法であるとし,社会に埋没することなく自我を確立するとともに,自我を否定し社会全体に帰一する生き方であるととらえている。
@ 人間 A 倫理 B 哲学 C 理性
(6)和辻哲郎は人間存在を共同体的,[答 ]的な存在ととらえた。すなわち人間存在は個人と社会との相互規定的な関係の中にあるとする。
@ 間柄 A 重層 B 理性 C 感性
(7)真の人間の生き方を人倫に合一して生きることであると主張した,和辻哲郎の著書は『[答 ]』である。
@ 古寺巡礼 A 人間の学としての倫理学 B 風土 C 善の研究