RSC28

28 芸術・文化と思想

 

1.青年特有の意識や行動から生まれた(1)は,大人文化あるいは既成の文化に対する対抗的な意味を持ち,その中から新しい文化が生み出されることも少なくない。

 

2.イギリスの俳優・映画監督であるチャップリンの作品『(2 )』は,現代の機械文明に対する鋭い批判を含んでいる。

 

3.ある文化が(3 )に出合うとき,摩擦を起こしたり(4 )という混乱状態に見舞われる。そんなとき,自民族文化の優秀性を主張して他の文化を排斥しようとする(5 )に陥ることなく・文化の相対性を認識することが大切である。

 

4.疾風怒涛とよばれるドイツの文学運動の先頭に立った(6 )は,人間と神との問題を取り上げ,中世以来の伝説を素材に『(7 )』を著した。

 

5.〈苦悩から歓喜へ〉という信条を抱いていた(8 )は,自ら聴覚異常に苦悩しながら、多くの交響曲を発表したが,その最後の交響曲が『(9 )』である。

 

6.フランスの彫刻家(10 )は,像の中に人間の精神性を刻み込んだが,作品『地獄門』の一部を構成する「(11)」はその代表作である。

 

7.燃えるような色彩とうねるような作風で知られる(12 )や,南太平洋のタヒチの原住民を描いた(13 )は,ともにフランスを代表する画家である。

 

8.ノルウェーの画家(14 )は,実存思想の影響の下に,現代人の魂の苦悩をあらわした『(15 )』や大人へ変貌しようとする少女の内面を『(16)』に描いた。

 

9.〈雪月花〉とともに〈(17)〉という言葉は,日本の自然の移ろいやすさに美をみようとする表現である。

 

10.平安時代の代表的小説『(18 )』は,仏教的(19 )に貫かれているが,全国を遍歴した(20 )の歌「ねがわくは 花の下にて春死なん そのきさらぎのもち月のころ」の中にも同様の人生観をみて取ることができる。さらに,鎌倉初期を生きた(21)もその作品『(22 )』の中で「行く川の流れは絶えずして,しかも,もとの水にあらず」と語り,鎌倉末期の(23 )はその著作『(24 )』に「世はさだめなきこそ,いみじけれ」と書いている。

 

11.禅文化とともに発達した(25)は,世阿弥によって大成させられたが,彼はその精神を華やかさの中に静寂と余韻を含む(26 )にある,と考えた。

 

12.安土桃山時代の茶人(27 )によって,書院の豪華な茶に対する(28 )が主唱されたが,この茶道とともに仏壇の供花を起源として(29 )も発達した。

 

13.江戸の俳人(30)は,それまでの凝議に高い文学性を与えたが,その作句の美的理念の一つが,〈わび〉であり〈(31)〉であった。

 

14.自由民権運動の挫折から文学運動へ転じた(32 )は,ロマン主義を指導したが,同派の歌人に『みだれ髪』によって封建道徳に挑戦した(33 )がいる。

 

15.大正から昭和にかけて,武者小路実篤たちを中心とした(34 )の人道主義的文学運動や,法華経思想と農本主義的な自然観から独自の世界を生み出した(35 )の活躍などが目立った。

 

倫理IT学習に戻る