硬水と石鹸 




私の実家の水源は、地下水。
よく言えば、ミネラルウォーター飲み放題。
悪く言えば、生活用水には向かない水。
硬度の高い水、「硬水」である。

硬水で石鹸を使うと、石鹸が泡立たない上に、石鹸カスが驚くほどたくさん出る。
実家の硬度は120前後と、私の住んでいる地域の硬度70の約2倍。
(お住まいの地域の硬度は、水道局で教えてくれるのでチェックしてみよう!)
単純に考えれば、発生する石鹸カスの量は倍、ということになる。

出産のために実家に滞在することになった私は、
実家での洗濯を石鹸にしてしまおうと、大量に粉石鹸を持ちこんだ。

ところが。
硬度のことを全く知らなかった私は、あまりの石鹸カスの量に驚くことになる。
何度濯いでも、石鹸カスが取れない!!
そこで、石鹸を買ったお店に相談してみることにした。

わかったことは、実家の水源の硬度(〜120)は比較的高い(国内の平均は70程度)ということ。
硬度の高い水での洗濯には、純度の高い石鹸はあまり向かないこと。
水は沸かすことである程度は軟化し、洗濯がしやすくなること。
軟水器を使って硬度を下げれば、問題なく洗濯ができること。
そして、石鹸の原料油脂によって、石鹸カスの出方や溶け方に差があること。

同じ「脂肪酸ナトリウム」という物質のはずなのに、
原料になる油脂が違うと水との相性まで違うなんて。

それまで、何も考えずに石鹸を使っていた私は、
石鹸の奥深さを知った。

自宅の水源が硬水でお困りなら、迷わず「オレイン酸」の多い油が原料の石鹸
(「ミヨシ」のものがメジャーかな?)を使ってみて欲しい。
私の経験では、一番硬水と相性がよかったのは、これ。


硬水も軟水も、それぞれにいい所がある。
水と上手に付き合っていけたら、石鹸生活はもっと楽しくなるかも。



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