パーツから作る指輪製作-1
石座作り
- 3mm角の角棒を必要な長さ切り取る。(石座の幅と中央部叩いて伸ばすので、その分短くても良い)
- 焼きなましを行う
- 中央部をハンマーで叩いて2mm〜2.5mm程度にする。
- 再度焼なましを行う。
- ゆがみを木槌で叩いて修正する。
- 打痕、出っ張りを(中央部が広がっている)削る。
- 再度焼きなましを行う。
- 芯がねに巻きつける。厚みの状態が違うので両端は大変です。なんせ3mmです。
- 硬かったら(加工硬化でそうなります)再度焼きなましです。
- 一応リング状になったら、平らな所(アンビルの表面)に横において木槌で叩いて歪みを直す。
- ヤスリで甲丸状に仕上げる。横から見ると肩の部分が厚く、下(?)の部分が薄くなってメリハリのある腕になります。石座を収めたイメージを描いて削りましょう。脇にメレ座を載せる時は、ヤスリがけに注意。メレ座の座りが悪くなります。
- 用意してある石座を切断面の中央部に置いて、切り取る部分のケガキを行う。
- 石座の入る部分を糸鋸で切り取り、丸か甲丸ヤスリで面を仕上げる。
腕作り
右のブルートパーズの指輪に近い作り方の概略です。
材料は、3mmの角線、厚み1.2mm、0.5mmの板材。
直径0.7と1mmの線材。直径3mmのメレと6mmのルース。
- 1〜1.2mmの板を4〜5mm幅に切り取る。厚めの物は曲げが大変だが、肉厚なので歪みは削って修正できます。
- 焼なましを行う。
- 石の形に合わせて曲げる。先細のヤットコを使用しますが、直径が小さくて、地金が厚いと力が要ります。オーバルは更に大変です。この方法で作るのは寸胴の石座ですが、底の径と上の部分の径が違うお椀形の物は更に大変です。上から見て石の外周から石座が出ない様にする。
此処では寸胴の直径6mmの物を作ります。
- 余分な部分を切り両端を合わせる。3.6〜4mmのドリルの刃の無い部分に巻き付けると楽です。
- 重ね部分を糸鋸、ヤスリを使用してぴったり合うようにする。ヤットコで押さえて密着させる。
- 合わせた面のロウ付けを行う。その後で石が載る面の角(内側)をヤスリで削り、石のすわりが良い状体にする。
- 爪にするため1mmの銀線のロウ付けする面をヤスリで少し削る。石座と爪のロウ付け面を大きくするためです。
- 石座に石を載せて、爪にするための銀線を沿わせて長さを決めます。石のテーブル面より少し上の部分をニッパーで切りますが、必ず切り口が潰れてしまいます。長めに切って、ロウ付け後にヤスリで調整した方が安心です。
- 4本切って、対角線方向にロウ付けしますが、事前に石を置いて位置を確認して下さい。
- ロウ付けは、石座と爪をピンセットで挟んだ状態で行います。あまり強く挟むと、加熱された地金が柔らかくなっているので歪んでしまいます。メレ座の場合は特に注意。
自作の石座
上の4個は試作品