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2003年7月17日(月) ON AIR バレンシア
前回からスペイン旅行のお勧めスポットをご紹介しているわけですが、今日はその第2弾、夏のビーチリゾートについてご紹介します。
以前、スペイン人が夏休みにどこへ行くかというお話をしました。一番人気があるのは海。ビーチで夏を過ごすという一が一番多かったわけですが、今日からは、日本人が行って楽しめるビーチリゾートを幾つか紹介してみたいと思います。

まず初回の今日は、比較的行きやすいところからご紹介しましょう。以前スペインの代表的な料理であるパエージャのふるさととして紹介しましたバレンシア。バレンシアはスペインの東、地中海に面した町で、マドリードからは飛行機で40分、列車で4時間ほどの所にあります。スペイン第3の大きな町です。

バレンシアに着いたら、まずは旧市街の中心にあるカテドラル(大聖堂)に行ってみることをお勧めします。このカテドラルは13世紀から14世紀にかけて造られたそうですが、その後何度か手を加えられたそうで、3つある門の扉に、それぞれの時代の特徴が残っています。また、カテドラルの中から塔に上れるのですが、頑張って階段を上って塔の上から眺めると、バレンシアの美しい町が見渡せます。

その後、カテドラルの前にある広場でカフェをして、のんびり過ごしたり、地下鉄と路面電車を乗り継いで、広いビーチに出かけて海水浴をするのも良いかもしれません。もちろん、バレンシア名物のパエージャを食べるのを忘れてはいけません。町の中心部、ビジネス街にあるレストランなんかが、以外に安くて美味しいパエージャを出していたりします。このバレンシアはちょっと時期がはずれてしまいましたが、春の火祭り(ファリャス:3月12〜19日)の時期に行くととても楽しいです。

それ以外の時期でも、火祭りの博物館、ファリャス博物館がありますので、そちらを覗いて、火祭りがどんな物なのかを知ることがで来ます。ファリャス、つまり火祭りは、600体もの木と紙で作った巨大な人形や模型をバレンシアの街角に設置して、それを最後の日の夜に全部燃やしてしまうというなんとも壮大な、というか、もったいないことをするお祭りなんですね。で、燃やしてしまう前にこの人形のコンテストがあって、1位に選ばれた物だけが燃やされずに済んで、この博物館に入れてもらうことが出来るわけです。

ですから、春の火祭りの時期以外に行かれる方は、是非この博物館に行ってみて、「わー、こんな素晴らしい人形が660体も燃やされてしまうのか!」と驚くというのも良いでしょう。

また、バレンシアには、最近、ロセアノグラフィックという巨大な水族館がオープンしました。ここには、巨大な水槽があるだけでなく、海底レストランという、魚を見ながら食事できるレストランもあるそうで、これは私は行けなかったので、是非次回バレンシアに行った際は行ってみたいと思っています。




大阪市北区のラテンリゾートカフェ
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