雑誌“ザ・PS”ではいい感じの設定がある筈だったゲイル・ボーエン。
ゲーム中ではその設定が触れられず、その上あまりに台詞がないもんだから
観葉植物とか電化製品みたいだ…
ってことでこんな話になりました。
絵は過去最高の手抜き作。
CGっておもしろいなぁ…と切に感じさせてくれました。(よのこ)

<解説>
セイラル王となったラグナスはほくそえんだ。
やっとあの馬鹿兄が死んでくれたな…と。
いっその事、アレンも殺っちゃって俺が世界を動かすか…と。
だが、最近の彼には新たなる悩みが生じていた。
いつの間にか城に棲み付いたゲイル=ボ−エンの駆除問題である。
水も食事もやってないのに、光合成でもしているのか彼の毛づやは驚くほどに見事である。
このところ疲れている所為だろうか…単細胞分裂でもしているのか増えているような気さえする。
グロフォ謎人物筆頭ゲイル=ボ−エン…
一緒に戦っている時も隅でブッブッ云っていた不明な男。
部屋に飾ると暗さ倍増なろくでなし。
だが、多少不気味ではあるが部屋のインテリアにでもしてやろう…
ラグナスは当初、そんな甘い考えを抱いていた。
三日後、彼はその時の甘さを深く後悔する事となる…

三日後…
セイラル王国の総人口の半数を超えたゲイル=ボ−エンの撲滅の為にラグナスは『ゲイル駆除法』を制定する破目となる。
この時、ラグナス政府の支持率は過去最低を記録した。
そんなラグナスを見て、地獄のスティンはほくそえんだという。

<後書き>
ゲイルファン、ラグナスファンの方、ごめんなさい。(房尾)