GOG4 私的設定3                                 文:房尾鍬二郎,絵:よのこ

★グレン

騎士団第7部隊長。
ジナの親友で、彼女とは頭よりも先に身体が動く性格の似た者同士。
時々、ジナの首をキュっと絞めてみたり、ジナに鉄拳制裁をかましてみたりと暴力癖があるが、まあ、帝国内ではまともな方。
必殺技は黄金の左ストレート、喰らって立っている奴はゼオノクスとクレインクレインしかいない。
頭のかんざしはジナを針マッサージする為に存在するという友達思いの姐御。
現役ヤンキー。

★ジナ

主人公。騎士団第8部隊長。
冷徹なコストカッターとして毎年赤字、経済成長率マイナス方面一直線の帝国にリストラ部長として降臨する。
口癖は『最後は結果よ、結果を出しなさい!』である、成果主義に特化した今時のビジネスマン。
少々どころか、かなり好戦的。
リストラ候補をリストアップし、徹底した追い込みを掛けている。
グレンとは親友だが、金銭感覚ではシビア。
その度に鉄拳をくらう羽目となる。
息抜きでしていた戦場でのストレス解消が今や日課的になりつつあり(ダイエットにも仕事にもなり一石三鳥らしい)『火の付いたジナは誰にも止められない』と非常に恐れられている。
己が覇道を突き進む暗黒ヒロイン。
ちなみにユーモアセンスの方は最悪。
ヴァリゾアが借金も返さずに夜逃げした事に憤慨している。

★ザクリード

『臭い・汚い・危ない』と三拍子揃った挙句にむさくて、うざくて、女ッ気もないときた不死身で不気味な帝国戦士団の団長。
“野獣”の異名を持つほどに頭の中まで筋骨隆隆、横紋筋も浮き上がる。
趣味はジリアンをジャイアントスイングする事。
あるいはジリアンにコブラツイストをかます事。
必殺技は毒殺ワキガ臭と乳首ピクピク。
かつて、まだパルミアとドラパニアが同盟国であった時代に行われた対抗ボディビルディング大会で“ゴリラーマン”ことガルパスに優勝をさらわれた事がトラウマとなっている。センチメンタル気取った良い歳こいた大人。

★グォルフ


戦士団の部隊長の一人。
酒場で酔って暴れていたところをザクリードにスカウトされた、
筋金入りのアウトロー。
誰にも優しく愛に生きる人、それが兄貴。
雨にうたれる子犬に涙し、それにミルクをやっていたところをダネスに目撃され、強請られている。
好きな言葉は『殴打撲滅』。

★ダネス

帝国戦士団の部隊長の一人。
かなりの酒乱で、エロで、馬鹿で、大食漢なセクハラ親父。
酔うと露出狂となり、以前仕えていた君主に酔った勢いでセクハラ一発芸“ちょんまげ”をかまして、めでたく死刑囚となった。
そこを助けられなくて良いのにザクリードに助けられ、飽くなき食の追求を再開する。
リストラ名簿の最上位な上に、ウィネス同様に探索中の行方不明があきれる程多いが、にも関わらずにドラパニア帝国に居座り続ける。
その鋼鉄の胃袋で味方武将も含めてありとあらゆるモンスターを食す怪人。
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