GOG4 私的設定6                                 文:房尾鍬二郎,絵:よのこ
★トールディス

ビルギアの下で暗躍する第13師団の団長。死人。
口癖は『突然だが…』。甦らされるまでの保存状態が悪かったのか、それとも生まれ付きなのか、頭の中身はトロトロに腐っている。
捨て犬を拾って来たり、日焼け大会を決行したりと、彼のやる事為す事全てがノリと勢いだけである。
そんないつものノリで団内アンケートをした結果、部下の99%が転職を考えていた為にセンチメンタルジャーニーに出てしまった。
使えない。
★ゼル

顔の割には渋い声の第13師団の副団長。
参謀にして御意見番。
トールディスを巧みに操り、彼に貢がせて蓄財している。どうやら他の死体メンツよりも保存状態が良かったらしいが、今となっては生涯の全てをトールディスの揚げ足取りに注いでいる誤った情熱の持ち主。
口癖は『お前の給料下げようかと思うんですよ』。

★ベクタル

第13師団の部隊長の一人。
生前からベッドがマイホームで点滴がマイハニーであるかのような虚弱児だったが、死後、更に打たれ弱くなったへたれ。
おまけに、保存中にトールディスに水虫を伝染されてリストカットしちゃうが、既に死んでいるので死ねなかった。
それからはドラゴン王の血を手に入れて、露出して街中を徘徊出来るムキムキマッチョとなる事を切望している。
レクターとは相思相愛だが、バクスレイのような爆肉鋼体に恋焦がれている。
怪しい通販商品にはまったり、筋肉増強剤を注射してラリってみたりと、すぐ見える成果を求める今時の若者。

★レクター

第13師団の部隊長の一人。
『バナナも腐りかけが美味いのです! だから人も腐りかけが強いのです!!』が持論。
ビルギアとトールディスとの連絡役を買って出るが、馬鹿な中間管理職(トールディス)と阿保な社長(ビルギア)との板挟みでやんなっちゃてる。
そんなこんなで、すぐ切れちゃう今時の若者。

★ジング

第13師団の紅一点。周囲がホモばかりなので、本格的に転職を考えている。