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はじめの一歩(週刊少年マガジン)


作者 : 森川 ジョージ


論評者 : どどっぴゅ!よっしーさん [Maga-St Writer]


ボクシング漫画ですな。
「実は一歩を読み始めてボクシングを始めた」という 日本チャンピォンボクサーがいたりとか、 現役ボクサーでハマってる人も多いと噂される漫画です。 本物のボクサーをハマらせる程のリアリティさ (取材たっぷりやってるんだろうなぁ)と、ただ読んでいるだけでも「面白い!」 と感じるフィクション(ギャグ漫画としてもかなりイケてる) の境界バランスが抜群に高いレベルで消化されている作品です。

Round 389「同じエンジン」

 鷹村、とうとう、ホークをダウン寸前まで追い込む………んだけど、 逆転ピンチ?
ホークが鷹村のボディを一発打ったら、何だか判らないけど、立場逆転らしい。 多分、減量が関係しているんだろうけど、 鴨川会長がギョっとするくらいだから、何か、 見た目でビックリするような何かがあるんだろう。
ちょっと待てよ?ホーク勝っちゃうのか?そりゃヤダなぁ………

Round 388「野生のリズム」

 おお、やっぱり、鷹村が殴り勝ってる!
僕が先週指摘した「本来のウェイト」っていう話は出てこなかったものの、 確かに、鷹村がホークに殴り勝っている。
鴨川会長も、本来の鷹村………リミットの外れた、 「高村自身」を見たことがない、と言った。 そして多分、見たいに違いなかった。
最後にはKO宣言までして、鷹村ノリノリである。
………が、そう果たして上手くいくだろうか………何だか、 判らないけど、心の中に何かが引っかかるんだよな。
何だろう?

Round 387「ケンカ拳闘(バトル)」

 鷹村が二度のダウンを奪われたと思ったら、 今度はホークが二度のダウン。
それで湧かないハズが無く、多分日本中が、 TV中継の前でやんややんやとはしゃいでいるだろう。
互いの拳を殴り合い、ガンガンに大振りで、足を止めて殴り合う。
鷹村の方が受けているダメージは大きいけれど、鷹村は本来ミドル級。 ミドル級にしても、かなり過酷な減量をしているのだから、本当はもっと重いはず。
つまり、体格的には、圧倒的に鷹村が有利。 力と力でねじ伏せ合ったら、鷹村の方が断然有利のハズ。
そして、やっぱり、相打ちの果てに先に回復したのは鷹村。 次号、ホークダウンか?それともカウンターか?

Round 386「弱点」

 よっしゃ!
よくぞ、よくぞ、森川センセやってくれました!という感じだ。
「今まで会長と鷹村が築き上げてきたボクシング」が世界に通用する、 という事を証明し、 その上で、暴力VS暴力という展開に誰もが納得するような、自然な展開。
さーて、今週は多くは語らない。 もちろん、来週から始まるであろう、待ちに待った「鷹村Vsホーク」が、 とうとう、本当の意味で始まるからだ。

Round 385「ワシの左」

 深刻なダウン。しかし、日本中の声が、なんとか鷹村を立ち上がらせる。
そして、その立ち上がりは、一つの奇跡を見せた。
畳みかけられる。意地で跳ね返す。しかし押さえ込まれる。
そして………左。鴨川会長が鷹村と重ねてきた、左の連打。
「体が憶えていやがったぜ」
何もかもが、八方塞がりな状況から、鴨川会長はちゃんと、 鷹村に武器を渡していた。
ホーク、ダウン。
のけぞってのダウンでダメージは無いだろう……… しかし、これもまた、ただのダウンではないのだ。

Round 384「慣れ」

 思えば、千堂初登場の時から、危惧されていた。
鷹村には、スパーリングパートナーが、居ない。 青木がやらされているらしいが、一歩にさえ苦戦してしまうような青木では、 気分が晴れる程度のスパーしか出来ないだろう。
そう、慣れ………
「ここまで、ここまで、ホークと鷹村の『持っているモノ』は違うのか?」
鷹村が日本人に生まれてしまった事が、 彼のマイナスになってしまっている事が、悔しくてならない。
しかし……日本人は叫ぶ。高村の名を。

Round 383「世界戦(このとき)のために」

 スピード、左、ボクシング基本。
会長が鷹村に教えた全ては、この時の為に!!
鷹村と会長の「これまでやってきた事」が、 世界戦(このとき)のためにやってきた事が、とうとう、実を結ぶ………か??
いや、否。
ホークは、それを越えた。「素」のままでは世界を越えられない、 という鴨川会長の理念を覆す「素でボクシングを越える男」、それがホークだ。
そして、ダウン。ただのダウンではない。
ところで今回、表紙は矢吹ジョーと一歩のダブル。一歩、こんなに偉くなって… …嬉しいなぁ。

Round 382「指導者の責任」

 全ての登場人物が、認めた。
ブライアン=ホークの暴力の凄まじさ。
「アレがボクシングと言えるのか?」試合中は静まり返った会場が、 インターバルになったとたんに騒ぎ出す。 「魅させられた人間」が良く取る行為だ。
ホークはしかし、冷静さを保っているように感じる。 逆に鷹村陣営は、ギャラリーを含めて、 ホークに精神的にのされているように感じる。
先週も書いたが、今のままでは、ジリ貧ではなかろうか。 鷹村に世界を取る技術を教えることが出来なかった、 と鴨川会長は悔やんだが、鷹村の真骨頂は技術ではない。
暴力対暴力………やはり、決着はそれで付くんじゃないだろうか。

Round 381「無限のパンチ」

 「ボクシングでは、彼には勝てないよ。 トレーナーとしては認めたくない発言だが………彼のはただの暴力なのだから!」
鷹村とホークの撃ち合いは、鷹村の「らしくない」オーソドックスな攻めに、 ホークの型破りの戦闘方法がぶつかり合い、結果、鷹村が押されつつある。
鷹村の「上下の打ち分け」程度の技術なら、 ホークは今まで何度も味わってきただろうし、 それをねじ伏せての、無敗のチャンプなのだ。
今のままじゃ、ダメだ。
鷹村の怒りは、天縫無為なホークのボクシングの型に対し、 「基本」で闘わせる事を強要する。
熊と闘い、ねじ伏せた「あの鷹村」なら、 ホークに匹敵する力を持ち得るんじゃないだろうか。

Round 380「天衣無縫の型」

 鷹村のジャブ!ホークをコーナーへ追いつめる!! ホークかわした!殴った!………え?
ホーク、かわしながら、殴る!
鷹村、避けられない〜っ!
………と、やはり最初からヒートアップ!! やはり凄い!!
ところで………
「天衣無縫(てんいむほう)」とか、最近の一歩のサブタイトルって、 凝ってますねぇ(このページを使って、過去のサブタイトルを探ってみよう)。
今回のホークを見て、ヤングサンデーの「太郎」のモハドスタイルを思い出してしまった。 型ハズレに見えるけれど、実在したボクシングの世界チャンプのスタイルだそうだ。
最初から1転びしたこの試合、何度も何度も転びそう。次回も注目だ!!

Round 379「強者の競宴」

 まさか、前回の僕の評論を読んでいる訳じゃないだろうけど、 急にペースアップ、次号試合開始、という所まで急展開。
ブライアン=ホークも「鷹」だし、鷹村も「ホーク」なんだよなぁ。
でもチャンピオンに敬意を表してか、 「バトルオブホーク」というかけ声と共に試合開始 (「二羽の鷹の闘いが、今、始まった!!」とかでも良いんじゃないかと思うけど)。
さーて次回、鷹村ブチ切れるか?というか、切れろ!
読者が待っていた、鷹村世界戦が、やっとこさ始まる!!

Round 378「努力した者」

 世界戦って、あわただしいものなんだよね。 それを、表現してるだけなんですよね、森川先生!!
………と、思わず突っ込みたくなる程、最近の一歩は、急ぎすぎる。 ベルセ○クのように、「間」を忘れたマンガになっちゃってるぅ。 これも大作の運命か(泣)
宮田や伊達が言うには、 減量成功&減量した事により感覚研ぎ澄まされてグッド!らしいが、 希望的観測じゃないだろうか。減量による力不足は確実だろう。
何より、相手は怪物ブライアン=ホーク。 下手したら、減量していなくてもキツい相手なのだ。
正直、もう前章はいいから、早く、闘ってほしい。
そう、僕達読者は、色々と推測してしまう生き物なのだ(笑)

Round 377「殲滅依頼」

 危なかったなぁ、一歩!
開幕からデンプシーロールという超バクチ (それも、本人はバクチをしたという自覚がない) で1R32秒という超スピードKOを果たす事が出来た(鷹村との約束も守れたね)。 鷹村のために集まった日本人ボクサー達。
「日本人ボクサーを馬鹿にされた」
という悔しさに集まる。ただ、悔しいという事は、 ブライアン=ホークの言っている事が一部正しいという心理もあるんじゃなかろうか (日本人はボクサーに向いていないのだ)。
個人的には、千堂と宮田の絡みが面白かった (速水とか小橋とか、来なかったなぁ)。 矢島なんていう忘れられたヤツまで来ているというのにね。 魔死罵(間柴)は来なかったが、ガラじゃないだろう。

Round 376「二つのエール」

 意味深なタイトルだけれど、 これは「鷹村と一歩に送られた二つのエール」という意味と、 「一歩が鷹村に送ったエールと、 鷹村が一歩に送ったエール」という意味が有るんでしょう。多分。
一歩の対戦相手は、どこの国だったか、東洋系のムエタイやってそうな人。
「ならし」のフックの練習がエルボーに見えるんだが……… 気のせいであって欲しい………なぁ。
一歩も対戦相手の情報、スタイルくらいは仕入れれば良いのに (藤井ちゃんとかに教えてもらえなかったのかしら?)。
鷹村はさらに弱気になっちゃってて、う〜ん、 鷹村でさえも世界タイトル戦といったら、こうなってしまうのか……… これで、ベルト取ったら、またいつも通りというか、 いつも以上に調子に乗っちゃうんだろうなぁ。

Round 375「DNA」

 さりげなく「記者会見やるようになったなんて、とうとう鷹村の名前も売れだしたな」 とか思ったんですが。 日本人が世界チャンプに挑戦すると大々的にとりあげられる様な気はするけれど、 現実に、佐竹のコーチのように、 世界チャンプになっても取り上げられなかった人もいるんです。
 多分スポーツニュースとかでかなり早い時間に放映されるんでしょうが、 下手したらホークの出ている画面全面カットとかあり得るなぁ。
 何でだか、これは前々から感じていたんだけれど、 ホークを憎々しげに感じる事が出来ない。 ホークも鷹村も50歩100歩では?と薄々思っているのだ (勝利者インタビューでお姉さんの胸もんで担ぎ上げた事件とか、 写真週刊誌に夜のナンパ失敗を激写されたりしたじゃないか………)。
 「ボクシングを舐めるな」って、熊の着ぐるみは?最近の鷹村、 ちょっとおかしいんじゃ………

Round 374「減量の果てに」

 減量終了〜〜〜!!!!
お疲れさま鷹村〜っと喜ぼうとしても、この二人が絡み合うと、 何故か激突ムードが漂ってしまう。
それにしても減量苦という、かなり辛い場面を、 よくもまぁ読ませる形にまで出来るものだ。恐るべし森川ジョージ。
試合前のスパー様子では、ひいき目でも7−3 (こういうボクシングの予想は、大抵日本人選手寄りの内容になる。TVも同じく)。 ありゃりゃ、実質8−2?ザンギエフとキャミィくらいじゃないか(笑)。
試合展開は、 減量苦&練習の疲れがとれていない鷹村が最初からピンチという展開になるんだろうけど………ホーク、 試合中にも遊びそうだな………

Round 373「悶焦の闘志」

 限界を超える減量。
人間は、限界を超えた事をすると、かならずどこかに歪みが生じる。 特に、鷹村のような無理に体に負担をかけるような減量は、精神を蝕む「痩」となる。 鷹村はそれを、「殺意」に変える。
水分を取らない。食べ物さえも食べない。眠れない。ただひたすらにトレーニン グに打ち込む。でも、体重が落ちない。体重を減らさなければ、対戦さえ出来ない。 体重を減らす為のトレーニングはしても、ブライアン=ホークを倒すトレーニングは、出来ない。 精神的焦燥が、読者にさえ伝わる。
ここまで、ここまで、苦しみ抜いた末、対戦が実現したとしても………その体では、 ブライアン=ホークに勝てる………とは………
ホークは相変わらず、ナメた態度で再来日。
二人の間には、それこそ光と影のような差がある。 鷹村のボクサー生命さえこそぎ取られそうな差だ (少なくとも、リカルドと伊達の差ほどはあるだろう)。
そう、鷹村の、ボクサー生命さえも………

Round 372「プレゼント」

 鷹村の世界戦が近づく。みんな、特別な感情を胸に持つ。 あの鴨川会長でさえも、鷹村にセンチな言葉を投げかける。
題の通り、お姉さん、会長、ジムメイトみんなで鷹村に、 干し椎茸をプレゼント。「何だよこりゃ」と言いながらも、嬉しそうにする鷹村。
………と、本当ならこのように鷹村を気にかけるべきなんだろうけれど、 個人的には板垣の復調ぶりが気になった。
一歩が強すぎるのか板垣が戻っていないのか、一歩と板垣のスパーは一方的。 板垣を目覚めさせる事件は起きないのか? (って、会長が鷹村ばかりに構ってて板垣を指導してないのが悪いような気がするんだけど)

Round 371「リングと汗とこいつらと」

 鷹村の世界戦のチケット&ポスター。前回の方がいい感じ。のような気がする。
鷹村、世界戦を前にして余裕をかます。青木を使ってはしゃぐ。 はしゃぎすぎのような気がするのは、鷹村が実は精神的に動揺しているのか、 いつもの調子なのかはてさて。
板垣、するりとさりげなく復帰。
青木が虫に続く(夏合宿で青木は鷹村にフナムシを食べさせた)イタズラを予感 させるような動作を見せているが………世界戦なんだから、止めとけよ………

Round 370「居場所」

 鷹村ファミリーが明らかに。お兄さんは「大人」「社会人」「エリート」と、 何かと(鷹村に)気にくわない要素を持った人だった。
でも、鷹村はそれを気にしてはいない。鷹村が家に帰らない理由は、 家がイヤだから、家族がイヤだからじゃないのだ。
今更だけれど、鷹村にとってボクシングは逃げ場所ではないし、 イヤイヤやってる訳じゃない。 ボクシングの為に生きていると言っても過言ではない程、ボクシングが好き。 それは本当に「今更」で、僕達読者はそれを良く知っている。
でも………逆に、今回クローズアップされたせいか、 逆に鷹村の弱みを見てしまったような気がするのだ。 鷹村は「人間」なんだろうか。「人間以上」のホークとは、 似ているようでも、やはり違うのだろうか。

Round 369「2人の野性児」

 ………ホークと鷹村は、どこまで似ているんだろう。
女にモテるモテないだけは別として、ふてぶてしい態度、理不尽さ、 荒々しいボクサースタイル。
「ホークは『日本の鷹村』の世界版」。よくもまぁこんなヤツがいたものだ。 確かに世界チャンプの器ではある。
後半は、鷹村の世界戦を前に、鷹村の事をクローズアップしよう、という事らしい。
前々から「鷹村って生活費どうしてるんだろう?」と気にはなっていました。 試合相手が見つからないプロボクサーに収入は無いはずだし、 どう見てもバイトしているようには見えない。 つまり、鷹村は生活費の収入源は謎だったんです。 家族の面々から、鷹村家は金持ちだという事が伺える (しかし、森川先生、金持ちのお子さまの描き方って全部一緒の様な気がする)。 これから「鷹村の過去」が暴かれて(こういう表現でいいと思う)いくのだろうか。

Round 368「憤激」

 ブライアン・ホークが鷹村の控え室に現れる。
何かちばてつや調の雰囲気(ギラギラとしたカミソリみたいな漢) をかもしだしているホーク。
とうとう鷹村ブチ切れて(ホークがキレさせたという方が正しいか) ホークに素手で殴りかかる。が、あっさり受け止められ、更に拳を握られる。 最初からこの事態を予測しているらしく、 ホークは「コレは握手ーーー単なる握手なのだから」と軽く流してしまう (前フリで「握手したい」とホークが言っている)。
ボクサーの素手のパンチは、グローブを付けた状態より早く、 小さく、色も体と一緒、ボクサーのパンチスピードを考えると、 ガードする事は非常に難しい。というか、人間には不可能(らしい)。 それをこなしてしまうのは、彼が人間ではない、チャンピオンだからだ。 世界チャンプというのは、そういう存在なのだ。
ブライアン・ホークはやはりチャンプなのだ。(態度はどうかと思うが)

Round 367「オレ様の証明」

 こんなメチャクチャな試合展開を、強引なまでの展開を、 なぜしよう、と考えたのか森川ジョージ(面白いから?)。
鷹村のピンチは、やっぱりブライアン=ホークの登場により、 (やや)あっさりと決着してしまった。相打ちの上に相打ちを重ね、 無理矢理相手にダメージを与え、そしてフィニッシュは、 相手にカウンターを取られながらもさらにそれをカウンター で仕留めるというシカティックパターン。
豪快、豪傑が似合う鷹村にしか許されない展開で、無理がかなりあるが 「やったぜ鷹村!」とここは素直に叫ぶべき。
やったぜ鷹村待ってたぜ〜〜!!ヒャッホーーーーッ!!!

Round 366「嫌な予感」

 ブライアン・ホーク!ブライアン・ホーク!ブライアン・ホーク!ブッライアン ン………ホーックウウウ!!
「なぜヤツが………ここにいやがる………」
鷹村の不調も、ピンチも、全てはこの時の為に。
WBC世界Jミドル級チャンピォン、ブライアン・ホークのぉ、出現だぁぁぁ!
……鷹村は、相変わらずピンチのまま。状況は悪くなる一方なのだが……チャン ピォンの姿を見た鷹村の瞳に、ギラリとした光が戻る(ところで終わる)。
鷹村、次号逆転なるか?

Round 365「痩せた鷹(やせたたか)」

 2P目のマネージャさんの顔は、明らかに「ギャグパートですよ」 と言わんばかり。だけど、判ってるの?鷹村の世界戦が、かかってるんだぞ!
最後の2Pも、どう見てもギャグパート (ラスト2P目の鷹村の空振り連打のぞんざいな描きっぷりと言ったら………)。
鷹村が負けるとは思えない。 でも、ここまでの展開で、鷹村が勝てる!とも思えない。 鷹村の最強伝説にとうとう土が付いてしまうのか………!!

Round 364「暗雲」

 板垣、「プロ」を知る。
今後シリアスそうな展開を見せそうだが、 後半は打って変わって何かおかしい………
木村タツヤデビュー戦(あえてこう書こう)は、 ホームタウンデシジョン(地元びいき)で判定勝ち。 フィニッシュパンチがもう一つ欲しいと思う。
そして、ヨボヨボ鷹村……… 「あくまで目標は世界戦なのでそのつもりでスケジュールを組んだらこうなった」 という好意的な取り方をしたいが………でも………ありゃあ………

Round 363「プロの修羅場(リング)」

 板垣、デビュー戦、負け。
 相手の選手の「負けられない」という覚悟が生んだ バッティングとエルボーによる2ノックダウン (デビュー戦は1R中2回KOでTKO負けになる)。 板垣、負けたか………(何度も言うけれど、モデルの人が可哀想だ)。
 キックボクシングだとバッティング等は素人でも見慣れればすぐに分かるけれど、 ボクシングはなかなか分からないので、ありうる話かも知れない。
 ちなみに僕の知り合いのストロー級のプロボクサーの得意パンチは エルボーである(マジ)。 プロのリングではエルボー使用は当たり前の事らしい(これは大げさ)。
怖いのは「僕にはプロのリングは向いてなかった」と板垣が辞めちゃう事。 い、板垣ぃ………いい奴なのに………

Round 362「それぞれのリング」

 今週の一歩だけれど、いつにも増して濃い内容なんで、長くならないよ うに書くのがムズい………けど頑張る。初めてだし。
鷹村の世界戦に向けて……肝心のチャンピオンが行方不明。防衛前なのに、 練習しないで遊んでいるらしい。「世界にはいるんだよ、才能だけで世界 チャンピォンになる男が」という台詞。漫画自体に説得力があるせいか、 不気味なチャンピォン像が浮かび上がる………怖いよぉ………。
稲垣は某現役ボクサーにモデルがいるらしい。それにしては扱い低すぎでは。 デビュー戦でスパッと勝って、役者を挙げてほしいねっ!

意見する!! (Subjectは「はじめの一歩」にして!)


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