本アプリケーションはVC++(MFC)で製作されております。従って『mfc42.dll』が含まれたランタイムが必要になりますが、Windows 98SE以降のOSには入っているようです。もしない場合はネット上で検索して見つけてください。
Windows MeおよびXPで、かつ、後述する環境内で動作確認しております。しかし、それ以外のOSでも後述する条件さえ整っていれば問題なく動作すると思います。
本アプリケーションは『DirectShow』を使用しています。よって『DirectX』が導入されている必要があります。これはたいていのWindows機には入っていると思いますが、バージョンを確認してみてください。
バージョン8.1以上で動作を確認していますが、それ以下のバージョンでも動くかもしれません。まずは現状のバージョンで動作確認してみてください。不用意に DirectX をバージョンアップすることはしないほうがいいです。動作に問題あるときのみ、WindowsUpdate にてアップデートしてください。ただし、いきなり 9.0b とかにあげるのは避けたほうがいいと思います。お使いの環境、スペックに合わせたアップデートをしてください。DirectX は基本的にアンインストールできませんので注意してください。
なお、バージョンの確認は『スタート』『ファイル名を指定して実行』で DxDiag と入力してください。そこでバージョンが確認できると思います。
次に必要なのが『圧縮コーデック』(VCM/ACM)です。音声のみの場合は、現在のところ、WAVE形式で出力するためこれは必要ありません。
しかし、音声を含めた動画を満足な形で保存する場合にはいくつかのコーデックが必要となります。下の表を参照ください。
ちなみに、デフォルトでエンコード速度が一番速いのは当方で確認したところ『DivX5.1.1』(2003.12現在)です。まだインストールされていない方はフリーの『DivX5.1.1』(本アプリケーションに関しては、Pro版を入れてもリサイズがほとんど無効になるため、スタンダード版で充分だと思います)をインストールすることをお勧めします。
動画によっては音が微妙にずれることがあります。そのときはオーディオ圧縮を『Windows Media Audio V2』(V1は致命的なエラーが出る場合があるので×)にしてください。ただし、システムに『Windows Media Audio』のデコーダがないと音が出ません。『Windows Media Player 9』を導入すればきちんと再生されると思います。
動作確認できている環境 | ||
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OS | Windows Me / XP | |
DirectX | 8.1以上 | |
Player | Windows Media Player 7.1以上(9を推奨) | |
Codec | Video(VCM) | DivX5.1.1以上 MPEG4 v1~v3 MS-WMV9(VCM) CinePak Codec by Radius |
Audio(ACM) | MPEG Layer-3 Windows Media Audio V2 |