WAVE形式のファイルをMP3形式にするエンコードと、MP3形式のファイルをWAVE形式にするデコードが行えます。
メインメニューから【オプション】→【WAVE⇔MP3変換】を選択すると以下のような画面が現れます。
まず『開く』ボタンで変換したいファイルをオープンしてください。
次に変換したい形式をコンボボックスの中から選択してください。
これらは優先順位の高い順に入っています。これら順位はWindowsのオーディオプロパティで変更することが出来ます。
適切なドライバが見つからない場合、当該ドライバの有無や有効・無効などを先のプロパティで別途確認しなければなりません。
次に属性を選択してください。最初に選択してあるものが推奨される属性です。
一般にレート(kbps)が高いほど質が高くなります。コーデックによっては最大が56kbpsに制限されている場合があります。
高い水準を目指すならWindowsMediaPlayer10(もしくはそれ以降)の導入、LAMEなどのフリーのMP3コーデックの導入などを検討してください。
最後に保存名ですが、何も記入しなければ『newfile.***』で保存されます。なお、記入する場合、拡張子を書く必要はありません。自動で入ります。
また、同名のファイル名があっても断りなく上書きしますので注意してください。
エンコードの場合はファイルサイズや設定によって時間がかかります。
以下に対応形式を挙げておきます。
ソース | 出力形式 | |
---|---|---|
エンコード | PCM(WAVE) | MP3 |
デコード | MP3 MP3/その他(RIFF WAVE) RMP(RIFF RMP3) | PCM |
また、エンコード時、ID3 tag v1を付加することができます。必要であれば『ID3 tag』ボタンを押して作成してください。その場合、変換ボタンは『タグ付変換』に表示が変わります。
文字数 | |
---|---|
① | 半角30文字まで (全角なら15文字まで、以下同尺) |
② | 半角30文字まで |
③ | 半角30文字まで |
④ | 1-255までの数字 |
⑤ | 半角数字で4桁まで |
⑥ | 半角30(28)文字まで |
⑦ | 現在148項目の中から選択可能。 『-選択項目-』を選択したら(つまり無選択の場合)、『Blues』になります。 |
トラックNoが有効な数字の場合、製作コメントの文字制限は28となり、ID3のバージョンは1.1となります。
もしこれが二回目以降の編集作業なら『前回のデータ』ボタンが有効になります。
これを押す(Ctrl + Shift + P でも可)ことで前回『OK』した内容がそのまま貼り付けられます。なお、コピー内容はアプリケーションを閉じるまで有効です。
なお、M3U作成画面でも作成、編集が可能です。そちらでやった方がやりやすいかもしれません。
本バージョンではノーマルなPCM形式(.wav)のサンプルサイズ、サンプルレート、チャンネルを変更することができます。
MP3形式のレート変更は今のところできません。
メインメニューの【オプション】→【WAVEレート変換】を選択すると以下のような画面が現れます。
まず『開く』ボタンで変更したいファイルをオープンしてください。
次に変更したいスタイルをコンボボックスの中から選択してください。
最後に保存名ですが、何も記入しなければ『newrate.wav』で保存されます。なお、記入する場合、拡張子を書く必要はありません。自動で入ります。
また、特別な場合を除き、同名のファイルがあっても断りなく上書きしますので注意してください。