誕生日の風景 5
      〜いつも、の2人
 

確かに。
皆が揃ってルフィの誕生日プレゼントを買おうとしていた島に寄れなかったのは仕方が無い。
天候上の問題だから、それをどうこう云うつもりはない。
船長の誕生日を地味にしたくないっていう気持ちもよく理解出来る。
バラバラに、それぞれ生きて来たメンツを1つの船に乗せたのは間違いなくルフィだから。
少しでも盛大に、少しでも沢山喜んでもらおうという配慮も判る。
だからといって、この状態は。
認めたくも無いし頂けないし何より理解出来ない。
「ゾロは、大人しくルフィの云う事を聞いていればいいのよ。たかが1日の話じゃ無いの?」
ナミが、色んな意味を内包して、そう云ってから笑う。
「ナミさんの云う通りだ、今回は仕方のないことなんだ。お前1人が犠牲になればすべて解決するんだ」
煙草に火を付けて、俺を見下ろす視線。
てめえに見下ろされるなんて不快だ、まったく。
「悪いな、ゾロ。プレゼント作ろうかと思ったんだけど、資材が何もねえんだ。修理用に取っておいた予備の
モノ以外なくてさ。本っ当にあの島に寄れなかったのは辛いよな」
それは仕方が無いと、確かに。
お前に謝られても対応に困るだけだ。
「剣士さんはお嫌かしら?」
あんたの、その笑い方が苦手なんだ、何もかも見透かしてますっていう。
普通の神経で考えたら嫌だろう、これは。
お前もやられてみれば良く判るよ、この状況の苦痛を。
「ゾロがプレゼントなのかーールフィ、喜ぶかな」
頼む、チョッパー。
目輝かせて、そういうコト云うな。
悪意がないから余計に痛い。
そう。
プレゼントを渡せないからとルフィを除いて検討した結果、なぜか俺がプレゼントになるハメに。
どういう経緯かは正直寝ていたせいで知らない。
無理矢理起こされて、ロビンの技で後ろ手に括られて。
「あんたが今回のルフィの誕生日プレゼントよ、ゾロ」
とこの船の実質上のトップであるナミがそう云った。
「悪いけど、そう決まったの。1日、私達の為に犠牲になってよね」
反抗の余地もない、という雰囲気。
「俺なんかより食い物の方がいいんじゃねえか・・・あいつには」
俺なんかプレゼントに貰ったって別に何も出来ねえし何も出せない。
際限なく食べるルフィにはそれが一番だと。
「それが無理なんだよ」
「?」
「ナミさんの話では次の島に着くまで、あと2日だと。現在の食糧庫の在庫で誕生日の祝いをするとなると
ギリギリなんだ。だから盛大に祝うってのは無理、ささやかにお祝いが限界。みんな餓死する羽目になる」
「だからよ。ゾロ1人が1日頑張ってくれれば何の問題もないのよ・・・きっとゾロを今日1日中自由に出来
るって云ったらルフィ喜ぶわよ」
「・・・もう、俺の拒否権はねえのか?」
「ないわよ、ないに決まってるじゃない。だって他に方法が思いつかないもの。だから頑張ってちょうだい。
ウソップ、そろそろルフィを起こしてきてちょうだい」
「おうっ」
席を立って、扉から出て行く。
「じゃあゾロにこれをつけて・・・っと」
掌サイズの小さなリボン、頭の天辺辺りに。
「なんだよ・・・それ」
訝しむ。
可愛げのない男の頭にそんなの付けたって可笑しいだけで。
「プレゼントにはリボン付けておかないとね。あ、ロビン、ルフィが来るまでゾロの腕拘束しておいてね」
ナミはテキパキと色んなところに指示を出している。
「ええ、そのくらいお安い御用よ」
自分の身体から生えた手が強すぎず弱すぎず両腕を拘束している。
外れない腕は完全に絡め取られていて、動けない。
こういう能力は本当に厄介だ、悪魔の実も良し悪しだ。
確かに。
彼女達は彼女達なりにルフィを祝ってやりたいという気持ちがあるのだと良く判る。
他の奴等も。
だからといって、この状況を易々と許容する気はない。
「もうすぐ来るぞ」
無駄な動きなくテーブルに綺麗に並べられた朝食。
わくわくして待ってる皆、引きつった顔で頭にリボン付けて待つ自分。
どういう顔をしてあいつを迎えたらいいのか迷ってる間にも足音は近付く。
どたどたと、腹を空かせて一直線にこっちに向かってます、と姿を見なくても大体想像のつく音で。
「おはよう、メシは?」
と部屋に入って来たと同時にクラッカーの鳴る音。
ルフィのびっくりした顔、ちなみに俺も鳴らすと聞いていなかったので驚いた。
「誕生日おめでとう」
複数の声がお祝いを彼の上に降らせる、彼の、この船の一番大切な人物の生まれた日の。
目をぱちくりさせて、既に揃って笑顔で迎える皆の顔を見ている。
「・・・今日誕生日か、俺・・・」
自覚のない彼の言葉、自分の誕生日を本当に忘れていたらしい。
「そうよ、でもね、ルフィに1つ謝らなきゃいけないの」
今回の首謀者のナミが口火を切る。
「なんだ?」
「こないだ突風で島に寄れなかったでしょ?だからルフィのプレゼントを買う事が出来なかったの」
ナミの話を聞きつつ俺の不貞腐れた顔に気付いて、視線を向ける。
「そんなのいつでもいいんだよ・・・ところでゾロ、どうしたんだ?頭にリボンなんてつけて・・」
ルフィの指先が俺のリボンに伸びる。
指先が揺らすリボン、慣れないものは変な感じがする、違和感。
返事をしようにも言葉が見つからず苦笑する。
ルフィは珍しそうにリボンを触ったり、遠めに観察している。
どうみたって今の俺は珍しい動物レベルだ、自分が他のヤツで同じ状況の姿を見たら確実に観察する。
「そこで、プレゼントの代わりっていうにはちょっとお粗末なんだけど」
粗末なんかい、俺は。
「ゾロをプレゼントするわ。1日中自由にしてくれていいから」
俺の選択権はないのか、完全に。
「ちょ・・・」
「ルフィの好きにしてちょうだい」
抵抗する口まで伸びた手に塞がれる、もうされるが儘かよ。
「ゾロを?」
丸い目が向けられる、不思議そうな顔。
じいっと見つめる。
「そう、ゾロを。皆からの心ばかりのプレゼント。スキにしていいのよ」
いつも好きにしてるからなあ・・・。
時々はルフィの意志に任せるのもいいかも知れない。
「スキにしていいの?一日中?何しても?」
にいっと笑う。
なんか、嫌な予感がする気も。
「だったら、食事の時以外部屋に2人きりにして欲しい、ゾロと」
「え?」
みんなの声が重なる、勿論塞がれた俺の声も。
「ゾロをスキにしていいんだろ?だから、ゾロと2人きりになりたい、俺」
皆の前であっさりと、そう云いのけた。
「いや、ルフィがそう云うんだったら構わないけど・・・何処の部屋?」
ナミが問う、恐る恐る。
「どこでもいい。邪魔されないトコ」
そんな露骨に。
俺まで嫌な汗をかいてきた。
「・・・・・・」
皆が目を合わせる、そして俺に一斉に向けられる目。
「ゾロ、なんにも企んでないわよね?」
疑いの視線、なんで俺に。
口を開こうにも手が邪魔して言えなくて、もごもごとしてしまう。
「なんも企んでないよ?俺が決めた、今」
笑顔で朝食を食べはじめるルフィ、皆黙ったまま。
「誕生日でゾロをスキにしていいなら、1日中2人きりが良い。ダメか?」
いや、それはきっと誰もダメと言えまい。
サンジやナミ、ロビンですら。
船長の意見には逆らえない。
いや、お願いか。
「・・・だ。ダメなんて、そんなことないわよ。折角のルフィの誕生日なんだもの、ねえ」
ナミ、サンジに振る。
「いいんじゃねえかっ・・・ルフィがいいなら、な?」
サンジ、ウソップに。
「それはお前の誕生日だから、お前の自由だろ」
ウソップの視線、チョッパーを通過してロビンへ。
「与えられたものを自由にする事を咎める権利はないから、船長さんのお好きにするといいと思うわ」
ロビンは余裕そうな笑顔で、見事に肯定した。
年の功だな、と口に出さないで感心。
「じゃあ、そういうことで1日ゾロと2人きりで・・・どこにしよう・・・男部屋で。ゾロ、早くメシ食って
行こう」
すっげえマイペース。
感心してる間に口を塞ぐ腕を拘束する手が解ける。
「ゾロ・・・頑張ってね」
同情的というか腑に落ちないというか、なんとも複雑な顔でナミが呟く。
「・・・・」
頷く事も出来ず、目線だけ向けて食事に向かう。
マイペースで食事するルフィと平然と食事するロビンと唖然として止まってる2人と諦めた感じのウソップと
ずっと状況の分っていないチョッパーと。
時々突き刺さる視線を無視しながら食べる食事、おいしいのかまずいのか良く判らない。
何より判らなかったのはルフィのその発言の理由。
嫌な汗を書いたまま、居心地の悪い時間を過ごした。



「・・・さて、ゾロ」
ルフィに促されるまま、普段の寝室である部屋へ。
扉を閉じてしまえば、2人きりの空間になる。
「なんだ?」
何を企んでいるか判らなくて、不安な気持ちになる。
自分から誘い込んで2人になる事はあっても、こうしてルフィからというのはとても少ないから妙に心拍数が
上がる。
夜2人きりになってから「行こう」って云われるより、妙に生々しくて疚しい。
「何しよう?」
笑顔でそう云われた途端、身体の力が抜ける。
へなへなとソファに腰を下ろす。
「・・・」
なんだ、そりゃ。
掌を額に当てる、頭が痛くなるような気分。
気も抜けてくる。
心拍数も正常値に戻る。
「1日、何しよう?何かしたい?」
嬉しそうに、本当に嬉しそうににこにこと笑う。
この笑顔の前には何も出来ない。
「・・・お前、何も考えてなかったのか?」
さっきのきっぱりとした口調は一体なんだったんだ。
あの嫌な汗と苦痛な時間はなんだったんだ。
「おう、何も考えてなかった。んーでもな、ゾロと2人きりになりたいって思ったのは本当」
2人きり。
確かに夜の間しか取れない、時間。
声を潜めて気配を消して、お互いを貪る、時間。
こんな風に、誰にも邪魔されない状況下で2人きりなんて何時以来だろう。
「そうか・・・」
「だってよ、ゾロをプレゼントしてくれるってナミが云うから、咄嗟に考えて、最初に浮かんだのがそれだっ
たんだ」
確かに、それは一利有る。
けれどあんな皆の前で「邪魔されないで2人きり」なんて云ったらそれこそ「一日中ヤってる」と思われても
仕方がないと思うが。
その前に2人きりだとどうしてヤリっ放しって思われるのか。
別に誰かにそういう話をした訳でもない、ルフィと1日中ヤった記憶もない。
ただ求められれば応じる自信はある、それだけで。
推測だけで俺に対するイメージが形成されてるのか。
それ以前の疑問だった、これは。
「ゾロと2人きりになりたかったんだ。だってよ、2人になれるのってそうそうないだろ。くっついて居ても
誰か居るし、目も有るし。だから、何かをするって前に2人きりになりたかったんだ」
明確に、また笑顔で云う。
そのまっすぐさ、強く惹かれる。
「だから」
腰を下ろしていた自分の横に座る、くっついて。
「何しよう?」
満面の笑顔、邪魔されない状況下、することは1つ。
けれど今日はルフィの誕生日で俺はその供物だから、選択権はない。
すべて任せてみるか。
「お前のしたいことをすればいい。俺はそれに従うから」
プレゼントは従います、今日だけの限定だから。
「じゃあな、そうだなあ・・・とりあえずくっついてよう。こうして」
肩に凭れるカタチで、触れる。
しなやかな腕が自分の腕に絡む、暖かい温度。
「遠慮なくくっついていたい。ゾロに嫌がられるまでずっと」
「嫌がらねえよ、今日の俺はプレゼントなんだから」
プレゼントでなくても嫌がる事はないと思うが。
「そうだよな、プレゼントなんだよな。だったら、お願いがひとつ」
「何が望みだ?」
「あのな、誕生日おめでとうって云って、ぎゅーってして欲しいな、俺」
それくらい。
「お安い御用だ」
絡む腕をやんわりと離して、抱き締める。
「・・もっと。もっと、ぎゅーーって」
背に廻された腕に力が籠る、負けないように自分の腕にも力を込める。
少し苦しいと思えるくらいの、抱擁。
「どうだ?」
「おう、これくらいだ。でも少し苦しいな」
腕の中で笑う表情、17には見えない幼さと強い光。
このアンバランスさ、惹き寄せる魂。
「お前がそう云ったんだろ?少しくらい我慢しとけ」
見下ろす顔の笑みが移る、幸せのようなカタチ。
「分った、我慢する。で、云ってくれ?」
「はいはい」
ぎゅっと抱き締めたままの彼の耳許に口を持って行って云う。
いざ、云う段階になると妙に恥ずかしい。
小さめの声で。
「誕生日おめでとう、ルフィ」
と。
気恥ずかしい、改めて云うのはなかなか。
「ダメ、もっとデカい声で云え」
頬を膨らませて不満げな顔で、口を尖らせる。
「もう一回、ちゃんと聞こえる声で」
聞こえてる筈なんだけどなあ。
それでも、云う事は聞かせて頂きます。
「・・・誕生日、おめでとう」
天井に有る扉に耳を付けたら多分、聞こえてるだろう声で。
2回目の祝いの言葉、心を込めて。
「ありがと。ゾロから云って欲しかったんだ」
見上げる笑顔、どこまでも可愛いヤツめ。
朝食後だと云うのに致したくなるじゃないか。
こんな早い時間から。
「あ、ああ」
下心を見透かされないように目を逸らす、男の生理だから仕方がないと云ってもなるべく気付かれたくない。
同性でも、好きな相手だから。
「これから、どうしよっか。もう一回、寝る?」
胸に頬を当てて目を閉じるフリをする。
子供みたいな体温、滑らかな額と頬。
心地よい重み、これなら寝られそうだ。
「それもいいかもな。昼まで誰も邪魔しねえしな」
中途半端な姿勢をルフィに負担を掛けないように倒す、胸の上に乗ったルフィ。
体重が掛かるソファの足の軋み。
「このままで寝てもイイかな?」
両手を脇からだらりと下げて、身を任せるカタチで。
安堵の姿。
それがまた、なんとも。
なんていうか。
その。
たまらない。
「・・・なあルフィ。プレゼントから注文付けていいか?」
思わず緩む口許を手で押さえる、これはみっともない。
「なんだ?布団掛けて欲しいのか?もっと違う位置の方がいいのか?」
目を瞑ったまま、色々と聞かれる。
そうじゃなくて。
「・・・寝る前にさ、ヤんねえ?」
「何を?」
何ってそりゃあ、アレしかないだろ。
さらりと聞くな。
「セックス」
「へ?」
うっとりと閉じられてた目が開く、丸く大きく。
「朝から?昨日したのにか?」
驚いている、そりゃあ昨晩もしましたよ、一回きりだけど。
けど、この状況だと、ねえ。
同性なんだからその辺理解して欲しいってのは我が儘なのだろうか。
「・・・嫌か?」
誕生日の人に、こんな聞き方はないかも知れない。
けれど、こう聞くのが一番拒否が少ないのは経験上理解してるから。
「嫌じゃねえけどさ・・・こんな朝から出来るのか?」
そっちの心配かい。
「問題ねえよ・・・」
その点に関しては自信がある、まあ根拠のないものだけれど。
こんな無防備な姿で自分の上に居て、しかも2人きりになりたいなんて云われたら。
至って問題なし。
「そっか・・・だったら、しようか?」
に、と笑顔になる。
「そうこないとな」
額に唇を触れされる。
「するんだったら、ちゃんと口にチュ−しろ。寂しいじゃねえか」
腕が首に巻かれて寄せられる。
「ってかチュ−して欲しいな、俺」
目を閉じられる、据え膳。
「いくらでもしてやるよ、それこそお前が嫌がるまでな」
さっきのルフィの台詞、重ねる。
「嫌がらない、絶対大丈夫。俺、ゾロのチュ−大好きだから」
早くしろ、と云わんばかりに顎を突き出す。一度火が付いたら止まらないのはお互い様で、俺ばかりが常に積極的というばかりでない。
どうもその辺、誤解されてるような。
ルフィもちゃんと年頃の男で、性欲も人並みにあるんだと。
時々云いたくなる。
「はいはい、ありがとな」
重ねる唇、重ね合わせる体温。
誕生日プレゼントが誕生日の人を頂いてしまった。
求められるから応じる、やはりそれだけじゃ足りなくて積極的に求めた。
一回分、きっちり致しました。
邪魔されないといえど聞き耳を立てるヤツが約2名心当たりにあったので、声を噛ませて。
濃密に、朝も早くから互いを貪った。
汗に塗れたまま、最初と同じ体勢になる。
「ゾロってさ・・・本当にタフだよな」
しみじみと疲れた声で呟く。
何をまた。
「お前だって充分タフだろ。案外俺よりも、元気だったりしてな」
戦いの姿を見る限り、ルフィは多分俺よりタフだ。
「元気じゃねえよ・・・やっぱり寝る。これから昼飯まで寝る、ゾロは?どうする?」
「俺も寝るよ・・・なんだか眠い」
目を閉じる、自分の上にある心地よい重み、体温。
昼食に呼ばれるまで眠れれば、結構な時間の休息、以外に悪くないプレゼントの立場。
「じゃあ・・・おやすみ」
挨拶もそこそこに規則的な呼吸、寝付く。
すぐ寝るなあと感心する自分の意識も、かなり遠のいてくる。
おやすみな、と小さく呟いて眠りに付く。



それから。
昼飯に2人揃って元気に様子で行くと、ぎょっとした顔をした約2名。
何してんだ?と聞いてきたヤツ2名と依然として微笑み続ける1名。
構わず昼食を取って、さっさと部屋にしけ込む。
また、くっついて求められるだけキスをして、離れないでずっと2人でのんびりと時間を過ごした。
午後はヤってない、さすがに出来ない。
欲情はする、けれど隣で嬉しそうにしている笑顔に満足して手を引く。
「こういう誕生日も悪くねえな。来年も俺の誕生日プレゼントになれよ、ゾロ」
無邪気に、そう笑う。
来年の誕生日、どうなっているか判らない。
けれど、ルフィがさう望むのなら来年もこれからもずっとプレゼントでいることも悪くないと思った。





そんな、誕生日の風景。



追記、その誕生日の夜、ヤりました。
「ヤリ過ぎ・・・」
とさすがに若干呆れた口調で、それでも俺を受け入れたルフィ。
お前が一番タフだよ、と実感した、大切な大切な彼の、誕生日。






妙に長くなりました、これだけ。今回唯一のゾロサイドの誕生日。リボンを付けた
剣豪・・・・どう?(聞くなや)結局これもラブラブでやっぱりヤってて、どの話も
同じような・・・(汗)やっぱりもっと前から始めるべきだったぁっ!!(後悔)これにて
誕生日小説は終了です、5本とも読んで下さった方、本当にありがとうでした(多謝)


 *ずっとずっと更新を休んでいらしたの。
オフラインのご本のためなら仕方がないかなと、
それでも。まだかなまだかなと時々伺っておりましたの。
そしたらっ!
これが“5”ということは、なんですよ、はい。
どれもがステキな、ヒヨシ様のところの二人のお話が5つもあって、
ガテンさんもスーツさんも教室さんも企画さんも、
あああ、どれもステキィ〜と迷って、これを頂いてまいりましたvv
どのお話も“ラブラブvv”だったですが、何となくこのお話が妙に……あのそのvv
大切に読みますvv ありがとうございましたvv


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