カルカソンヌ 運命の輪買え! クリエイター:クラウス=ユルゲン・ヴレデ

2001年のドイツゲーム大賞に選ばれた名作カルカソンヌに、プラスアルファが加わった作品。
追加キットとは違い、これ単体でも遊べる。
その上、通常版のカルカソンヌと値段は一緒で、運命の輪ルール抜きでもプレイ可能。
つまり、こっちを買ったほうがお得である。

レビュー 

このゲームをつまらないという人は、テーブルゲームに向いてないんじゃないかと思うほど面白い。
今のところ、プレイした人は10割全員「面白い」と言っている。

最初は、すごろくやにも書いてあるように草原ルールなし、運命の輪ルールなし。で遊んだ方がいい。
このとき、既にルールを知ってる人はアドバイスしてあげるといいかも。
一戦目は対戦というより「これ、アリだよね?」とか「ここにも置けるよね?」とか
ルールの確認をしつつ遊ぶのがいいと思う。というか、プレイすれば勝手にそういう流れになるけど。
そして、二戦目に草原ルールと運命の輪ルールを加えてガチ勝負!
正直それで結構疲れるので、三戦目はあまりやる気にならない。
いい疲労感である。

プレイしている最中が面白いのはもちろん、プレイ後にも楽しみがある。
完成した図面を眺めてニヤニヤすることができるw
二度と同じマップが作られることはないのだ。
そこに大きな浪漫があるとかないとか。
あと、なぜか検討する雰囲気になる。
「ここが勝負の分かれ目だったよね」とか。

運命の輪要素 

ここまでは、カルカソンヌの説明になっていたので、この辺で運命の輪の話を。
普通にカルカソンヌをやっていると「道いらねぇ〜」となってくるが、
その道に数字をつけ、運命の輪の中を子豚ちゃんがぐるぐる回るシステム。
その子豚ちゃんが止まったマスにかかれたことを実行する。
ただ、これが効果的なのかどうかがわからない。
PEST(各プレーヤーはタイル上に置かれているコマ1つをストックに戻さなければならない)はいやらしいとは思うが。
既にカルカソンヌを持ってる人が、運命の輪のために買い換えるなんてことはしなくていいということは言える。

まとめ 

とにかく、最初のテーブルゲームはこれを買え!
絶対後悔させない自信がある!
でも、後悔しても責任は取らない!

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