カルカソンヌ追加キットVII 塔 クリエイター:クラウス=ユルゲン・ヴレデ

ワンポイントセールスが「カルカソンヌファンなら、このタイルホルダーは見逃せない。」
というゲーム内容と関係ない点から一抹の不安がよぎる拡張。

レビュー 

塔を配置して、既に置いてあるコマを捕虜にできる。
ただ、ルールがかなりあいまいなので(私の読解力がゴミと言う可能性もある)
一応music-tルールとしては、

1.塔は置いたときに効果が発動し、所有者は常に変動する。
2.手元に置いておける捕虜の数について制限はない

という決まりでやっている。
何回かプレイしてみて、まぁこれが妥当だろうという結論。
前者の意味は、例えばプレイヤーAが塔を置いたら、その塔はずっとAのものと言うわけではなく
その上にプレイヤーBが塔を配置できるということ。
所有権が移らないとなると、
後半どの塔が誰のものか把握できなくなってくるので、ルール違うんじゃないかという感じでこうなりました。

まとめ 

平面的なゲームに立体的な要素を持ち込んだという点では面白い試みではある。
が、攻撃が直接的過ぎて「これカルカソンヌじゃねーよ」という感想。
妨害したつもりが妨害になってなかったり、上手くいくかわからない乗っ取りとかで
ニヤニヤしたり、手に汗握るのがカルカソンヌの醍醐味のひとつだというのに!
つまり私が言いたいことは
「カルカソンヌファンなら、このタイルホルダーは見逃せない。」

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