2012年ドイツゲーム大賞。
2009年のドイツゲーム大賞であり、革命的ルールを発案したドミニオンのクリエイターの作品。
最初にルールを読んだとき、意味不明で放置していた。
大賞を取ったことにより、レビューサイトも増えてきてゲームの流れがわかるようになってきたのでプレイ。
キングダムビルダーカードに書かれた得点取得方法を目指して、ゲームを進めていく。
カードを1枚とって、そのマスに3個ずつ置く。
そのとき、可能ならば隣接するように置かなくてはいけない。
城の周辺に置くと3点もらえる。
特殊タイル周辺に置くと、特殊タイルがもらえる。
特殊タイルはカードを出す前、もしくは出した後に使うことができる。
使ってもなくならない。
一手番に使えるタイルは一つだけである。
いろんなサイトで「シンプルだ!」とかいってるが、
ルールを読んだ限り「どこが!?むずすぎんんだけど!」
と憤りを感じていたが、やってみると「あぁ、確かにシンプルだな」
と言わざるを得ない。
ただ、「シンプルである」ということがわかるまでが複雑。
どの辺がシンプルかというのは、得点の取得方法はキングダムビルダーカードの指示が基本。だというところ。
だから、最初に
「キングダムビルダーカードに書いてあることをやるゲーム」
ということを認識しておく必要がある。
そうしないと、何やってんだかよくわかんないゲームになってしまう。
カードが1枚なのは評価する。
2枚になるとダウンタイム長すぎで、絶対だれる。
1枚ですら相当頭を使うのでなおさらだ。
タイルやカードの組み合わせで戦術が変わってくるのも面白い。
またやりたい。と思えるゲーム。
難点は準備がめんどくさい。
場所をとるので小さいテーブルだとプレイ不可能。
2回連続プレイ必須。1回じゃよくわかんない。2回目で面白さがわかってくる。