ドラムの打ち込みの基本の大体


なんといい加減なタイトルか。
本当に基本中の基本っぽいことを解説していきます。

下準備 

今回、音源はSession Drummer 2で。

挿入プラグインシンセSession Drummer 2を選択。
こんな感じでチェックを入れてOK

別にシンプルインストゥルメントトラックでもいいんですが、
どういう理屈で音がなっているかがわかりにくくなるため、個人的に好きではないです。

SessionDrummer2が起動するので、PROGのNew Programをクリックして、
好きなプログラムを選択します。
今回はRockのTight Rockを使います。

すると、展開されて、それぞれの打楽器が明るくなります。
それぞれの打楽器をクリックすると音が鳴ります。
ちなみに、クリックする場所でベロシティが変わります(上の方が強く、下のほうが弱い)。

と、ここまでは、Session Drummer 2のお話。

ステップシーケンサによる打ち込み

では、早速打ち込み。
SessionDrummer2のトラックがこんな感じ(赤枠 )でできていると思います。
この下の方の青丸 らへんを右クリックし
表示ステップシーケンサー
とクリックしていくとステップシーケンサーが現れます。


左クリックで打ち込み、右クリックで消去という仕組み。
で、こんな感じで打ち込んでできたものがこちら。

打ち込み結果

なんというか単調。
いわゆるノリがない。

というわけで、ノリを出すコツ。
注目すべきはハイハット。
で、私がいつも使ってるワザ。
必須なのはホイール付きのマウス。
SONARのステップシーケンサーはホイールでベロシティを変更することが可能です。
ですので、ハイハットの1拍目と3拍目をホイール一回転分(適当に手前方向にホイールを一回だけ回転させる感じ)。
裏拍を二回転分。動かす。
そして、バスドラとスネアも適当にばらつかせるとこのとおり。

調整済み

だいぶそれっぽくなる。
しかも、正確に値を決めているわけでなく、大体の回転でいいので、
いい感じにベロシティがばらつく。
コンプとかをかけてあげるともっとよくなると思います。

と、まあ基本の大体でした。
ここから、いろいろ発展が必要なんですが、
ステップシーケンサーは自分のイメージを形にしやすいのでオススメです。

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