SONARで歌ってみた

私なりのやり方です。
こういう風にやってる人もいるんだ。というレベルで。

下準備と歌録り 

とりあえず下準備としてはオケを用意すると。
そして、そのオケをドラッグアンドドロップでSONARに読み込ませます。
次に、bpmを設定する。
別に設定しなくてもなんとかなるけど、しといたほうがベター。
bpmわかんねwって人は、アタリをつけて適当に数値変えてがんばれ。
小数点以下を考えなくていいんだから、そんなに時間はかからないはずだ。

歌います。
四六時中歌える人は気にしなくてもいいと思いますが、
そうでない人は、トラックを分けて何テイクかとっておいた方がいいです。
音割れやリップノイズなどは消せない場合が多いので。
かといって、音割れしたテイクを全部捨ててしまうのはもったいないです。
後述しますが、私はミュートツールを使ってベストなテイクをつなぎ合わせてます。

コーラスはある程度編集してから録る場合と、リードボーカル録ったときに一緒に録っちゃう場合があるんですが、
今回は分けるとごちゃごちゃして見づらくなるので、後者で説明します。
歌う前にある程度、音を譜面化できてるといいと思います。
コーラスの録り方は、

1個で済ませる
同じフレーズを2回録音する


の2通りで効果が結構異なる気がします。
後者は3度上と3度下という意味ではなく、3度下を2回録るという意味です(3度上を2回、3度下を2回でもいい)。
要は、同じフレーズを2回歌うと言う意味です。ダブリングとも言うのかな。
こうすると厚みが出て「らしく」聞こえる。
定位をずらすとなおいい。

ミックス(編集) 

リードボーカルトラックをバスにまとめます。
詳しくは下図参照。

この図ではLead Vo.1Lead Vo.2のアウトプットをLead Vocalというバスに設定しています。
こうすることで、Lead Vocalにエフェクトをさせば、Lead Vo.1Lead Vo.2の両方にエフェクトがかかることになります。
Lead Vo.1Lead Vo.2それぞれにエフェクトをかけるよりも負荷を軽減できるし、わかりやすくなります。
算数的に言うと、1*2+1*2を2(1+1)にした感じです。
逆にわかりづらいっ!

いくつか録ったリードボーカルから、ミュートツールを使ってベストなテイクを抜き取ります。
この辺は根気勝負。
ヘッドフォンでしっかりミュートやらソロやらを駆使して、がんばります。

ただ私はこれだけやってると飽きるので、この間に先ほどのバストラックにEQやコンプを突っ込んで遊んでます。
ボーカルは基本的にはEQコンプリバーブがあればいいと思います。
EQで最低やっとくことは、60Hz以下は切る。
そこらへんの帯域はノイズなのでいらん。
後は好きなように。
注意点としてはリバーブは普通センドで使うので、Mix量をちゃんと調整すること。
まぁ、変にならなければOK。

ちなみに、私がよく使うのは
VoiceStrip
Character
T-RackS 3
Lexicon Pantheon
あたりです。

コーラスも同じようなことをやります。
Lead Vocalとは別のバスにまとめたほうがベターです。
私は結構V-Vocal使います。
周波数やボリュームいじってんだから、ピッチいじったっていいじゃん。
という考え方です。
あんまリードボーカルはいじんないけど。
とりあえずV-Vocalを使う前には保存をしておきましょうw

最後に全部Masterにまとめます。
考え方的には下の図のような感じ。
青がトラックで、赤がバス。

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