クシヴォクラート城
Krivoklat


クシヴォクラート城

森の中をうねうねと走る道を走り続け、「本当にこんな山奥にお城なんてあるの???」と思い始めた頃、クシヴォクラート城はその大きな姿をどーんを現してくれます。山奥にあるお城だから小さいお城なのかな?と思っていた私の想像を、見事に打ち破ってくれました。

クシヴォクラート城の歴史は、12世紀にさかのぼります。王家所有としての城は、10世紀頃からチェコ地方を治めていたプシェミスル王朝のオタカル2世とヴァーツラフ2世の時代に、基礎が築かれました。城はその後刑務所として使用され、城としての重要性を失っていくことになりました。19世紀にロマネスク様式の城として生まれ変わり、ハプスブルク王家の狩猟用別荘として使用されるようになったため、現在でも城の内部には狩猟用の道具が展示されているそうです。(私は内部に入っていないのです、ぐすん…)

内部は、ガイドツアーで見学することができます。最終のツアーが出発するのが、16時。私はぎりぎりで間に合いませんでした…。中庭ではボランティアの男性が、怪我で保護されたり、人間に捕まっていた鳥たちを野生に帰すための訓練を見せてくれていました。


クシヴォクラート城への行き方:プラハからレンタカーで2時間半ぐらい。かなり山の中です。





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