ランカスター城
Lancaster


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ランカスター城2

ロンドンから電車で約3〜4時間のところにあるランカスターには、今もランカスター城があります。AD79年に古代ローマ人がこの地に砦を築いたのが、このお城の始まりです。今もお城の周りには、ローマ人時代の名残が残っています。

現在見られる城は、ノルマン人貴族であるポワトゥのロジャーの設計に基づき、12世紀から建設が始まりました。現在城の一部は刑務所として使われており、残りの部分は裁判所として使用されています。「お城が刑務所なんて〜!」と驚いたものです。

ローマンバス

ランカスター城3

1399年、ランカスター家のヘンリー・ボーリンブルックが王位に着いて以来、ランカスター城は王室の所有となっています。また「ランカスター公爵」の爵位も、それ以来国王(または女王)が持つことになっているそうです。つまり、現在のランカスター公はエリザベス2世ということですね。

裁判所の部分は、英語のガイド付きツアーで見学できます。(日本語の説明が書かれたプリントを貰えます)ツアーは大体30分おき、所要時間はおよそ一時間ぐらいです。ツアーに参加すると、色んな部屋を見学したり、裁判所の歴史を聞くことができます。1612年この裁判所で魔女裁判が行われ、10人の魔女が処刑されたそうです。また、ここにある「古牢」は怖いですよ…。体験してみてください。

ランカスターは、ハイキングやピーターラビットなどで人気のある湖水地方から、電車で約一時間ほどのところにあります。ランカスター城やインフォメーションセンターは、ランカスター駅のすぐそばです。湖水地方は行かれたときは、ぜひよってみてくださいね。










ランカスター城の一般公開期間 :3月中旬〜12月中旬
*ガイドツアーは、10:30am-4:00pmの間


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