the millau viaduct



イギリス人建築家ノルマン・フォスターによってデザインされた、世界一高い吊り橋The Millau Viaductです。遠すぎて、吊り橋の美しさがわからないのがとても残念。


Tarn渓谷に建てられた橋脚の高さはなんと343メートル。エッフェル塔の320.75メートルをはるかに超える高さです。全長は2,460メートルで、両方向に各2車線を配した全幅は32メートル。車が走る道路の高さは270メートルもあります。道路を支えるために吊るされた白いケーブルが、まるでヨットのマストみたいに見えてとっても綺麗です。

天候によっては、橋の下に雲海が広がることもあるとか。白く長〜い橋脚と雲海…。なんだか映画でみた近未来のイメージのようですよね〜。実際に車で走り抜ける時は、「きゃ〜きゃ〜」と興奮状態で、あっという間に走り抜けてしまったのでした…。写真も撮れなかったし。2,460メートルといわずに、もっと長い橋を作って欲しいです〜。

余談ですが、この吊り橋がある高速道路A75は、まれに見る高低差が激しい高速道路だと思います。高度900メートルぐらいの地点から一気に何百メートルも降下し、そのまま再び高度800メートルの地点へ〜なんてのもざらです。しかも、車の走行スピードは100キロ超えてるし…。「耳が痛い〜」と騒ぐこと数回。帰国後、中耳炎になっていました、私…。あの高低差の高速走行がいけなかったのかな??とちょこっと思った私でした。