チェコ共和国の首都プラハです。世界遺産に登録されるだけあって、町全体に中世時代の雰囲気が色濃く残っています。また、町のそこかしこにドボルザーク&スメタナ(チェコ生まれ)や、プラハを4度訪れたというモーツァルトのコンサートの張り紙がありました。私の好きなアルフォンス・ミュシャもチェコ出身で、プラハ城内にある聖ヴィート教会には彼のステンドグラスもありました。ボヘミアン・グラスのお土産物屋さんもたくさんあります。プラハは歴史と芸術の都であり、タイムスリップしたような錯覚に陥る素敵なところでした。
![]() |
プラハ市内を見下ろす丘の上に建つプラハ城へは、石畳の道を登っていきました。広大な敷地の中には、旧王宮、宮殿、教会、修道院、美術館などがあります。9世紀半ばに城の建設が始まったそうです。衛兵さんたちも歩いていました。 |
![]() | プラハ城から見下ろしたプラハ市街です。 |
![]() |
プラハ城の敷地内にある黄金小路です。16世紀当時、召使たちや錬金術師たちが住んでいたそうです。No.22番と書かれた青い家は、フランツ・カフカが妹と住んだことがある家だそうです。現在この通りの家々はお土産物屋になっています。 |
![]() |
ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の橋、カレル橋です。全長約520m、幅は約10m。両脇には絵や写真を売る人たちがたくさんいます。橋の両欄干には全部で30体の聖人像が立っています。フランシスコ・ザビエルの像もあるそうです。 |
![]() |
旧市街広場にある旧市庁舎の壁に取り付けられた天文時計です。15世紀に作られて以来、当時の姿を残したまま現在も動いているそうです。この時計にはかわいそうな伝説があります。この時計の作者は二度とこの様な素晴らしい時計を、他の都市で作ることができないようにと、プラハ市議会によって両目をつぶされてしまったそうです。 |
![]() | 綺麗な家だな〜と思って写真を撮ったのですが、後でガイドブックを見たら載っているぐらい有名な家でした…。スグラフィット装飾という、16世紀半ばにイタリアからもたらされた装飾技術で飾られた家なのだそうです。旧市街広場の近くにあります。また、旧市街広場にあるティーン教会も、夜のライトアップが綺麗でした。 |
![]() | 黒くすすけた壁を持つ火薬塔です。本来は旧市街にあった城壁の門の一つだったそうですが、17世紀に火薬倉庫として使用されたので、火薬塔と呼ばれるようになりました。 |