ローテンブルク
Rothenburg




ロマンチック街道の旅で人気の高いローテンブルクの町です。現在この町に城はありませんが、10世紀にローテンブルク伯の城が築かれたのがこの町の名の起こりです。現在でも周囲を城壁で囲まれ、城壁の上を歩いて散策することができます。タウバー川が湾曲する地点に築かれた古い町で、神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ・バルバロッサ(1122-90)が育ったところでもあります。

私が訪れた時は時代祭りの真っ最中で、中世時代の衣装を着た人たちが当時のローテンブルクの様子を再現して見せてくれていました。鍛冶屋さん、洗濯女、農夫、兵士などの人たちが町中にいて、現代の服装をした私たちとすれ違うのは何だか奇妙でおかしかったです。

ここでは写真がありませんが、石畳の町並み、聖ヤコブ教会にあるリーメンシュナイダー作の「聖なる血の祭壇」などなど、ローテンブルクは見所いっぱいの町でした。





フリードリヒ・バルバロッサの時代(12世紀後半)に築かれた第1次城壁を取り除いた時に残された市門、マルクス・トゥルム(マルクス塔)です。



ローテンブルク西側にある当市最古の市門ブルク門です。タウバー渓谷を臨むこの辺りがローテンブルク発祥地で、12世紀後半に築かれた第1次城壁の長さは約1.5キロでした。



ローテンブルク市庁舎です。マルクト広場に面して立っている市庁舎は、広場側はルネサンス様式、アーケードがバロック様式、塔がゴシック様式、と3つの異なる様式が混在する珍しいものなのだそうです。



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