ジェフユナイテッド市原
2003年観戦記。
2003年4月29日 ジェフユナイテッド市原VS京都パープルサンガ
TV観戦。
スタメンはGK櫛野 DF斎藤・ジェレ・茶野 MF勇人・坂本・山岸・村井・羽生 FWサンドロ・崔龍洙。サブがGK立石 DF結城 MF望月 FW林・巻。京都のスタメンはGK平井 DF鈴木和・松本・辻本 MF森・斉藤・石丸・鈴木慎 FW高宗秀・田原・中払。サブはGK上野 DF中村 MF熱田 FW冨田・町田。
中西は腰痛のため、阿部はU−22召集のため欠場。ボランチには坂本が入り、右サイドに山岸。
立ち上がりからジェフのペース。時折、村井の裏のペースを狙われて森が上がって来るというシーンが見られたが、田原に全く合わず、事無きを得る。斎藤・ジェレ・茶野の最終ラインが安定している。圧倒的にジェフペースの前半22分、オーバーラップしてきた茶野のクロスから崔龍洙がヘッドで先制。
その後も引くことなく攻めつづけた市原。前半36分には左サイドサンドロからのスルーパスを崔龍洙が受け、ペナルティエリア内で潰されてこぼれたところに羽生がつめてゴール。その直後、再びサンドロからアーリークロス、勇人折り返し→崔龍洙シュート→キーパーはじいたところを山岸折り返し→崔龍洙シュート→キーパーはじいて勇人がゴール!という波状攻撃は勇人がオフサイド。良い形で攻撃をしている。
前半はジェフが攻めつづけ、京都も何度か良い形になりかけるものの、シュートの精度が全く無く、無得点。
後半開始時、京都は高・田原に代えて町田と冨田を投入。しかし、ワントップ気味の京都に対して、町田に斎藤がマンマーク、ジェレが余って茶野がトップ下の中払をマークする形なので、中盤に加えて茶野の攻撃参加が目立つ。そんな後半7分、京都DFのパスミスを奪い、振り向いてロングシュート。すごい弾道でゴール。
攻撃に落ちつきが無い京都に対して、冷静なディフェンス・容赦無い攻撃を繰り返すジェフ。すると、後半13分、京都ゴールキックのボールを勇人がヘッドで落とし、これが崔龍洙へのスルーパスのようになり、最後はキーパーと1対1になったのを冷静にゴール。崔龍洙はこれでハットトリック。直後に坂本がロングシュート。キーパーの頭上なのになぜかゴール。京都が緩みっぱなしで、このままだと何点取るかわからない状態になってきた。
20分頃、茶野に代えて望月を投入し、2バックながら中盤を厚くして攻撃させないフォーメーションに。さらに、村井に代えて林を投入し、攻める姿勢を崩さない。その後もサンドロ・崔龍洙・坂本・林と、次々に京都ゴールに襲いかかるも、得点には至らず。後半33分には坂本に代えて結城を投入。しかし、既に守備の意識は低く、36分に崔龍洙のパスミスから左サイドをえぐられて町田に得点を許す。できることなら無失点で抑えたかったが・・・。
この後は無難に逃げ切り、5−1勝利。5点差がついた後。後半35分以降のジェフの緩み方はひどかった。簡単にパスミス・フォワード陣はディフェンスしないなど、今年のジェフらしさが消えてしまったのが残念だった。
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