1998.12.1〜12.15

1998.12.15(火)  反乱もどき
★研究室のミーティング。助教授にデータ解析のことを聞かれたので、どこまでやったらいいのか、単に何が見えているのかを示すぐらいでいいのかと聞いてみたところ(この辺がすでに他人のために仕事をしてやっている、という態度が見え見えだが)、このデータを取ることによる意義だのなんだのいろいろ求められた。後から思えば、この時のやりとりが負の感情を呼び起こすものでもあったんだろうか(勘ぐり過ぎか)、ぶっちゃけた話このデータって自分の研究上あまり重要でない、という意味のことを(もうちょっと柔らかめにだが)言ってしまった。言ってしまったが…、どうも、反発というには結局最後には丸め込まれてしまったし(まあこの辺は横から入ってきた教授によるものが大きいが)、かといってスタッフ側の方針に忠実に従っているとはとてもじゃないが言えないし、なんか中途半端で終わってしまった。とりあえず場が寒くなったのは事実だが(笑)。とにかく、半端はいかんよな、半端は。まだまだ修行が足りん。というか、どうも大人げない反応をしてしまった。
 それに、やりとりが終わってから気づいたのだが、結構緊張してやがんの(笑)。口で言うほど神経太くはないな、わたしゃ。

1998.12.14(月)  今日のところは逃げとこう
★久々にデータ解析なんぞをやるも、あまり進まず。このデータ、別の団体が持つ観測機器を使って得たもので、来週頭にこの観測機器に関するシンポジウムがあるらしい。うちの研究室からは助教授が参加することになっており、前々から何かしらの結果を出すようにせっつかれていたのである。
 しかし、である。今後の自分の研究の方向性を考えた場合、このデータの重要性があまりなくなってしまった。データを取った当時はそうでもなかったのだが。だもんだから、解析をしようという意欲がないことはなはだしい。基本的に、研究ってのは人のためにするもんじゃないよな。結局夕方まで延々いじくっていたもののさっぱり成果があがらず、こりゃだめだとあきらめ、今日のところは現実逃避をすることにする(笑)。
★で、「踊る大捜査線 THE MOVIE」を見に行ってきた。
 感想はというと、話のノリがTVそのまんまなので、「TVシリーズに満足している人なら面白い」ってところだろう。TVシリーズがかなり完成度が高かったのでそれに比べるとどうかな、という感はなきにしもあらずだが、満足のいく出来ではあった。
 個人的には、室井参事官(柳葉敏郎)がシナリオ上で精彩を欠いていた、というか見せ場があまりなかったのがちょっと残念。お役所体質の幹部連中に振り回され、新城管理官@東大卒(筧利夫)に「大学受験で死ぬほど努力して良かった」などと嫌みったらしく言われたりして。この人、秋田出身で東北大卒で田舎者呼ばわりという設定が、私の田舎者コンプレックス(笑)をくすぐってくれるのである。がんばれ負けるな、室井参事官!

1998.12.13(日)  朝起きて…
★テレビをつけると、朝日杯3歳S、最後の直線(笑)。なんかここのところ日曜日はいつもこんな感じである。進歩がない。てなわけで書くことがない。
★書くことないんで、ゲームネタでお茶を濁す。まず「ゼルダ」。ようやく馬に乗れるようになった。野原を駆け回るだけで面白い。ただ、しばらく馬を走らせたら少し休ませなきゃならんか、とか、地面の固いところを走らせたらまずいか、などと考えてしまう自分がなんか嫌である。競馬の見過ぎ。
 それと「ダブルキャスト」。達成率がようやく70%に達するも、クリアしたエンディング数が一向に増えない。まあ、プレイスタイルが「グッドエンディングを見ること」よりも「まだ選んでいない選択肢を選ぶこと」に傾倒しているからかもしれない。まあいいや。目指せ100%。

1998.12.12(土)  栄枯盛衰
★師走で大にぎわいの駅前商店街、その一角だけがシャッターがおりてひっそりしている。こりゃ驚いた、そうご電器がつぶれたらしい。そうご電器というと、ここら辺の電器店の中ではいち早くパソコン関係書籍のコーナーを設けるなど、少し前(特にパソコンブームの頃)は調子よさそうに見えたのだが…。こりゃどう見ても、駅前のヨドバシ他量販店のあおりを食ったとしか思えんな。ご愁傷様。そう言えば、庄子デンキも一部店舗を閉鎖したらしいし。ああいう半端な大きさの店ではもはややっていけないのか。

1998.12.11(金)  何で今頃
★日テレも今頃になって「タッチ」なんてほこりのかぶった作品を持ち出してきたな。他にネタないのかね。しかも内容がなんだかよくわからんし。かいつまんで言うと、達也と南の関係が謎のストーカー女に引っかき回されたが、結局「雨降って地固まる」ことになった、というところか。昔の人気にすがろうとしたけど逆にシリーズ全体としては蛇足なものとなってしまった、という気がする。まあ、原作付きの作品でオリジナル脚本のものをやるとろくなことにはならん、という見本だな。
 ところで、「タッチ」って元はフジテレビ系列でやっていなかったっけ。記憶違いかな。確か、これとからめて「スーパータイム」で「南ちゃんを捜せ」とかいうコーナーをやっていたような記憶があるのだが。

1998.12.10(木)  ゼミ密度極めて大なり
★研究室ゼミで発表…のはずが、時間がおしてしまって別の用事に重なってしまったため、次週以降に先送り。ここのところ、研究室ゼミは時間変更・延期の嵐である。そもそもスタッフの都合、あるいは臨時に入る講義等のせいで、毎週1回ゼミを行うのが難しいのは最近の経験からしてわかっているはずなのに、相変わらず毎週ぎっちぎちにゼミ予定を組むからこういうことになるのである。せめて一ヶ月〜二ヶ月に一回くらいは予備週を入れればいいのに、と思うのだが。
 こういう状況にもかかわらず毎週予定が詰まっている理由として、研究室の人数が増えたから、ということがある。5年前の発足時に数人だった学生が、今や二十余名の大所帯。それもこれも、はじめにいた連中がことごとく進学するのでいつまで経っても学生が減らないため(もちろん、私もその原因の一人なんだが)である。一人あたり発表の回ってくる回数を減らさないためには、その分全体の回数を多くするしかない。これが、計画を立てているスタッフ側の言い分なのだろう。
 しかし、ちょっと待て。一人あたりの発表回数を減らさないというのは、恐らく学生の研究を進めさせる効果(サボってたら発表なんてできないから)があるんだろう。でも一応(「一応」なんてつけなきゃいけないのが何だが)、研究したいという自分の意志で進学している大学院生が大部分なんだから、教官側がそこまで心配するのもどうかと思うぞ。大体、ちゃんとやっている奴はゼミ発表があろうがなかろうがちゃんと自分で研究を進めるだろうし、やってない奴は発表の回数が増えただけその分一回あたりの内容が薄くなるだけなんだから、ゼミの回数にかかわらず研究の進み方は結局それぞれ次第、という気がする。自分がどっちの例に当てはまるか…は自分が一番わかっているからおいといて、とにかくそこまで気を使ってもらわなくても結構、と言っておきたい。
 というか、自分のやっている研究内容が他の人のものとあまり関連性があるとは言えない、という状況下、今のようにゼミで拘束されるのはぶっちゃけた話時間の無駄なのである。実はこっちの方が理由としては大きかったりして。
★野球優勝を祝って研究室で祝勝会。久々に食べるおでんがうまい。
 その飲み会の席で言われたこと。12月7日に書いたこと関連の話で盛り上がっていた(笑)ときに指摘されたのだが、どうも私は「人の話を聞き流す」のが上手、らしい。ははあ、そんなもんかねえ。そんなことで誉められてもしょうがないのだが。多分、みんなまじめだから、話しかけられたら内容の如何を問わずとりあえず解答しちゃうんだろうね。私は不真面目だから、話は聞いていないけどとりあえず返事だけはしとこう、という感じですませちゃうことが結構あるのよ。だから、返事をしているからってちゃんと内容を把握しているとは限らないから、話しかける人は注意した方がいいっすよ。まあ、別に重要な内容の話のときでも聞いていない、というわけではないのだが。

1998.12.9(水)  犯人逮捕の条件
★カレーに毒が混入された例の事件に関して、林某が再逮捕、らしいですな。いったい何度再逮捕すれば気が済むのか、という気がしないでもないが。
 しかし、報道によると、決定的な証拠が出たわけでもなく、単に状況証拠からこの人以外に犯人は考えられない、という状況のようだ。確か、昔得た知識(っていっても刑事ドラマでだが)によると、状況証拠だけで逮捕に踏み切るのはまずい、と言っていたような気が…。「課長、こいつパクりましょう。」「状況証拠だけじゃ逮捕はできんよ」などという会話が横浜港署捜査課でかわされてたな、確か。あれは単に、状況証拠だけで逮捕しても公判を維持できない、という意味なんだろうね。ちゃんと有罪までもっていけるのかな。と、その前に、ほんとに犯人で合ってるの?
★研究室対抗の野球大会・決勝戦。相手は過去に実績のある研究室…ではなく、その研究室の主要メンバーが出張等で揃わず準決勝で敗退し、何でこの研究室が(失礼)という方が勝ち上がってきたのである。だもんだから決勝戦にもかかわらず試合はこちらのワンサイドゲーム。15-5で楽勝であった。うちの研究室は創設5年目にして初優勝。めでたい。

1998.12.8(火)  まだあったんかい
★Windows98、2000年問題関連でバグ発見、だそうな。タイムリミットまで1年半の段階で出たOSだというのに、まだ欠陥が残っていたとは。もしかして、わざとバグを入れといてさらにもうける、とか考えてたりして。
 しかし、Win98で残っているということは、当然、95でも残っているんだろうな、このバグ。98はインストールしないつもりでいたんだけど、95用の修正ソフトって…出なさそうだな、やはり。直したかったら98使え、ってことか。

1998.12.7(月)  他人にどう見られているか
★研究が進まない時には、何か別のものに逃避したくなるのも無理からぬ事ではある。しかし、他人に迷惑をかけるような逃避の仕方はやめといたほうが無難、というか迷惑をかけられる方はたまったものではないのでやめとけ
 うちの研究室の一人にそーゆー人がいるのである。結構な頻度で他人のところにやってきては、内容がトホホな会話、というか一方的に話すこと(主にゲーム、アニメ等の話である)を延々とやっていく。で、その人が入り浸る場所に一応優先順位らしきものがあって、どうも私のところが最優先に近いらしい。他の人は「趣味が近いからだ」などと言っているが。そりゃま、趣味領域が全く重なってないとは言わんが、その領域の中で注目している点は全っ然違うので、非常に不本意な言われようではある。
 やっかいなことにその人は、自分が興味を持っていることに関しては他の人(多少なりともゲーム等に足を突っ込んでいる人)も興味を持つに違いないと信じ切っている。こういう人間に対しては聞く耳を持ったが最後延々粘られるのは必至なので、こちらも話半分、というか話2割ぐらいのスタンスを取っているのだが、敵もさるもの、こちらの聞く気のなさにはお構いなしである。非常に手強い。
 今日も、「研究進まない」などと言いながら私んとこにやってきた。こっちも最近まじめに話を聞く気が相当失せてきているので、周りから見るとかなり身も蓋もないような調子で「ここに来ても進まんよ」と言ってやったのだが、全然こたえてない。で、また例によって延々30分ほどしゃべっていった。こっちの生返事を聞けばロクに聞いてないのがわかりそうなもんだけど。で、こっちはロクに聞いてないってこともあるし、最近すっかり慣れた、ということもあってそれほどストレスがたまる状況ではなかったのだが、こういう場合って、得てして周りの人間の方が(聞きたくもないのに)会話が聞こえてしまうようだ。会話していた本人より周りの方が会話の内容を把握している(笑)、というのも良くあることで。今日の場合はよほどひどかったのだろう(良く覚えてないが)、私じゃなくて、隣の人がキレた(一応、問題の人物が去っていった後)。ちょっとたじろいだ(笑)。そこまで怒りを表現されてしまうと、当事者としての私の立場っていったい…。
 こちらとしても、全く被害を被っていないと言うわけでもなく、また周りに相当の迷惑をかけている原因が多少は自分にもあるとはこれっぽっちぐらいは思っているので一度ガツンと言ってやらにゃあ、とは思っているのだが。ただねえ、それによって研究室内に険悪な雰囲気が生じることは避けたい。いや、その人と私の間に生じるのは一向に構わんのよ。ただ、その雰囲気を気に病んで解消しようと努める穏健派の皆さんに気を使わせるのもどうかな、と思うわけだ。
 それに、向こうの迷惑行為に対してこちらが一方的に怒りを露わにするのは割と簡単だけど、それじゃつまらんでしょ。形としては向こうを怒らせたところに、ぐうの音も出ないほどの理屈で切り返す、というのが向こうに与える精神的ダメージ(笑)も大きいと思う。実はもうこの場面での切り返しのシミュレーションはもうすんでいるのだよ。まず例によって向こうが延々と話をする。こちらは聞く耳持たず生返事。すると向こうが「ちゃんと聞いてるの!?」と怒り出す。こっちはすかさず「聞いてねーよ」と切り返し、いかに下らない話だったかを、人を小馬鹿にしたような口調で冷静に、しれっとした顔でたたきつける。向こうは拳を握りしめ、こめかみをひくつかせながら何も言うことができずに退散、というシナリオ。一回やってみたいと思っているのだが、なかなかうまい具合に行かなくて。
 いや、実は前に似たような状態があったことはあった。それはその人が修士論文を提出する間際の時。自分の作業が遅いのを棚に上げ、研究室の人間は手伝って当然と言わんばかりの態度でこちらに作業を要求してくる。今にして思えば、上に書いたようなシナリオを実行するには申し分ない状況だったのだが、その当時はまだ自分が修士論文提出という修羅場を経験していなかったこともあり、またその人に対して現在ほどの感情を抱いていなかったせいもあり、修論ってのはこんなもんだとほんのちょっと同情する気持ちがあって我慢してしまった。代わりに部屋のゴミ箱がいわれのない被害を受けることになったのである。ああ、なんともったいないことをしたことか。一生の不覚、である(笑)。今ならそんな気持ちは微塵もない。少なくとも、修論提出前日(及び当日)が修羅場になるかならないかは、ひとえに本人の計画性の問題である。少なくとも、オレはちゃんと提出日前日に一人で全て仕上げた。これだけは自信を持って言う。誰にも反論はさせないぞ。
 …と、話がずれた。まあ、ともかく、こちらとしてはこのように手ぐすね引いて待っているのだよ。早いとこ引っかかってくれんかな。
★ところで、私が他人に対しこういう感情を抱くことがある以上、逆の場合も当然あり得るわけで。この辺はそれこそ他人に聞いてみないと解らないことではあるが、聞いてみたところで答えてくれるはずもない。一応自分でも注意はしているが、本人のあずかり知らぬところで反感を買うことがあるのは上に書いた通り。まあ、こういう感情を持っている以上、他人からそういう感情を持たれるというリスクは負って然るべきだな。
★しっかし、なんか延々と書いてしまったなあ。おかげで「ゼルダ」と「ダブルキャスト」をやる暇がなくなってしまったでないの。まったく。

1998.12.6(日)  いつもの…
★日曜日。昼起きて飯食ったらスーパー競馬。毎年のことだが、3歳戦はやっぱり顔ぶれがさっぱりわからんなあ。今年はペーパーオーナーゲームをやってないのでますます注目する機会がないし。やっぱ古馬だよなあ、と思う今日この頃であった。
★「ゼルダ」。ようやく「もだえ石」を手に入れたのであちこちフィールドを移動して歩いてみたら、けっこうあちこちでブルブルいうのだが、その場所で何をしたらいいのかがよくわからない。周りに何もない真っ平らな場所なので、爆弾を置くぐらいしか考えつかないのだが。カカリコ村の隠し穴は見つけたのだが、その他の場所は結構しつこく爆弾を置いたのに反応なし。なんか他にやることがあるのかな?それとも爆弾を置く場所の判定がシビアなのか?

1998.12.5(土)  年度末までに予算使い切らなきゃいかんから忙しいんだってさ
★うちの研究室と他2研究室が合同で作ることになった観測所を建てる土地の測量のため、朝っぱらから隣県の山の中まで出かける。この手のことは業者にやってもらえばいいのに、と思わないでもないが、おりた予算が観測所と観測機器以外にまわらないらしいので、こういう細かいことは自分たちでやらなければならない。まあ、土地造成は地方自治体に肩代わりさせる腹づもりらしい(むろん、こちらもその見返りとして、そのうち地元の人向けに「星を観る会」かなんかやらにゃならんのだろうが)ので、こういうところに予算は割けないか。こっちも自分の研究が絡んでるので断るわけにもいかないし。
 寒い林の中を何時間かうろうろしていたら雨が降ってきたので、早めに切り上げ。
★夕方、「踊る大捜査線」の特番をやっていた。というか、例の上司3人組のコントのような感じである。いまいち番組の意図が読めなかったのだが、あれはいったいなんだったのだろう。来週で映画の公開が終わるので最後の勧誘ということなのか、それとも22日にやるらしい秋のスペシャル完璧版のコマーシャルなのか。よくわからん。面白かったからいいけど。

1998.12.4(金)  遅々
★論文を読まなきゃいけないのだが、さっぱり進まない。内容的に少しなじみの薄いものを読んでいるせいもあるが、基本的に英文を長々と読むのが嫌いなのである。っていいのかそんなんで。そんなんじゃこの業界やっていけないような気が…。

1998.12.3(木)  なんか嘘くさい
★福岡ダイエーホークスのスパイ疑惑が色々と騒ぎになっているようだが、これって本当のところどうなんだろう?何が解せないって、学生をバイトとして雇ってやっていたという点。ばれたら永久追放ものの行為というのだったら、外部の人間雇うかね、普通。この点を考えるとどうも嘘くさいと思うし、もし実際にスパイ行為が行われているとしたら、やっていた奴、間抜けすぎ。まあ、これから疑惑解明に躍起になるだろうから、その結果を待つとしますか。
 ところで、この事件に関する朝日新聞スポーツ欄の記事。疑惑を取りざたされている3選手の成績をホームとビジターで比べた結果を載せていた。それによると、2人はホームの方が成績がだいぶ良かったが、残る一人は数字上ほとんど違いはなく、打率は逆にビジターの方が上回っているそうな。…で、結局この記事から何が言いたいのか、朝日新聞。この結果を基に疑惑は事実だと言いたいのなら、それは大きな間違いじゃないのか。たとえ一人とはいえビジターとホームで成績が変わらない(あるいはビジターの方が上)という反証が出た以上、この仮定は却下されるべきではないのか。データの都合のいい部分だけ見て結論をひねり出すのはやめにしてもらいたい。まあ、この場合「はじめに結論ありき」なんだろうけど。

1998.12.2(水)  いっちゃさんちゃにちゃさんちゃ
★JRAが今度導入する新馬券・拡大馬連「ワイド」の告知ポスターに、ナイスネイチャが使われているらしい(と、ここに書いてあった)。絶妙の人選(馬選)だな。ナイス、JRA。もし現役時にこの馬券が導入されていたら売上にかなり貢献しただろうに。ブロンズコレクターの面目躍如、といったところか(ってこんなところで躍如してどうする)。
 ところで、このポスターの図柄がどこかに載ってないかとWeb上をさまよったんだけど、載っていなかった。誰か知っている人、情報求む。イメージとしては、有馬記念あたりの3着した写真とともに、「あのとき『ワイド』があったらなぁ…」とコピーが載る、などというのが頭に浮かんだが。あとはロイスアンドロイス、ホッカイルソーと並べて「ブロコレ倶楽部」とか((c)よしだみほ)。
 それにしても、この拡大馬連、なんで名前を「ワイド」にしたんだろう。枠連、馬連ときたんだから「拡連」でいいじゃん、と思うのだが。カタカナにすれば親しみやすいってもんでもないでしょ。
★研究室対抗の野球大会。日程がおしているので中1日である。寒空の下(ホントに寒かった)勝利を納めた。個人的にもヒット1本出たのでまずまず。さて次はいよいよ決勝である。初優勝なるか。

1998.12.1(火)  師走
★今日から12月。いつのまにか。時間が流れるのが早いなあ、最近。この調子だと博士課程3年間なんぞあっという間に終わってしまいそうである。というか、3年で終わればいいのだが。自分の性格を考えると、たとえそれ以上在籍したとしてもそれだけD論の出来がよくなるとは決して思えず、単に時間の浪費になる可能性大なので、さっさと切り上げてしまうのが吉、という気がする。最近研究が停滞気味なので、ちょっと気合い入れないと。ゼミ発表も今月2回まわってくるし。
★…と、言っているそばから、「ダブルキャスト」(SCE)なんぞで遊んでしまう。友達に借りたやつ。
 まあ、噂に聞いた通り、アニメーションの出来はいいですな。あの絵柄の割に内容がヘビーなんで意外だったが。とりあえずまだ1回しかやってないし、そのエンディングも「真相は闇の中」的なものだったので(一応バッドエンドらしい)シナリオの評価はまだよくわからんけど、なかなか面白そうなんじゃないかね。
 ただ、細かいいちゃもんをつけさせてもらうと、一人称が「ボク」な女の子は違和感ありまくりなんでちょっと勘弁、というところだな。


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