1999.7.1〜7.15

1999.7.15(木)  また四角
★プログラムいじり。過去の経験から言って一発でうまく動いたためしがないのだが、今回もその例にもれず。昔のノートを引っぱり出して四苦八苦。

★梅雨の晴れ間をぬってヨドバシへGO。スクウェア「聖剣伝説 Legend of Mana」購入。…したのはいいが、果たしてやっている暇があるのだろうか。とりあえず今日のところはオープニングを眺めた後さわりの部分をちょっとだけ。相変わらずグラフィックの方は綺麗。そう言えば、これまで遊んだスクウェアのソフトとしては久々の非ポリゴンゲームである。もしかしてスーファミ以来か。ポリゴンだと立体感が出せるのと引き替えに見た目が(ドット絵に比べて)イマイチになるので、そう言う意味ではグラフィックに文句はない。音楽の方は、作曲者が「パラサイト・イヴ」と同じ人らしいが、ファンタジーのゲームだとこういう感じになるのか。なかなか気に入った。
 さて、肝心の内容の方だが…、あまりやっている暇がないので後日。


1999.7.14(水)  
★いつまでも頭の中でゴチャゴチャ考えていても一向に研究が進みそうにないので、とりあえず見切り発車でプログラミングを始めてみる。気のせいか少しずつ考えがまとまってきたような。よしよし。

に探していた文献、試しに周りの人間に聞いてみたらあっさり持っていることが判明。聞いてみるもんだ。


1999.7.13(火)  
★今日も湿っぽい。不快指数非常に高し。おかげで(かどうか知らんが)研究が進まない。


1999.7.12(月)  
★じめじめじめじめ、湿っぽい。非常にうっとうしい。


1999.7.11(日)  私の夢はサイレンススズカ
★いいこと言うなあ、杉本さん。個人的にあのセリフはかなりヒットしました。と言うわけで宝塚記念。2強ワンツーでそのまんまな固い決着。スペシャルウィークは妙にあっさりと負けてしまったように見えたのだが、それだけグラスワンダーが強かったと言うことか。ところで、3着ステイゴールド4着ローゼンカバリーははまりすぎ。いいぞイマイチ君's。
 それと新ファンファーレ。今日あらためて聞いてみて思ったのだが、そんなに手拍子をあわせやすいというわけでもないな。確かに後半部はあわせやすいのだが、始まりの部分でちゃんと聞かないととっかかりがつかめない、と言うか何と言うか。…って何言ってるのか意味不明だな。要は、旧ファンファーレよりは盛り上がりずらいのでよかったなあ、と言うことで。


1999.7.10(土)  
★「黒い瞳のノア」クリア。非常にあっさり塩味のエンディング。まあ、エンディングに限った話でもないのだが。確かに物足りないと言えば物足りないが、もともとドラマチックな展開などというものを期待するようなゲームでもないので、こんなもんか。魔獣の育成なんかは結構楽しめたし、合格点はあげられるのではないかと思う。
 とりあえず来週までのつなぎとしての役目は十分に果たしたから、個人的にはOKですな。


1999.7.9(金)  「理想の上司」と言えるほど人柄が知られているとも思えんが
★国家公務員のキャリア候補生に聞いた「理想の上司」アンケート。上位に野村監督だの長島監督だのが並ぶのはよくわかる。小渕総理もまあいいとしよう。しかしながらなんなんだ、6位・ノストラダムスってのは。「先見の明がある」という意味のシャレか。


1999.7.8(木)  
★またもや工作室で鉄板の加工。今日に限った話でもないのだが、夜型の生活のせいで作業に取りかかる時間が夕方近くになってしまうので、作業が終わるのがいつも夜中近く。今日に至っては真夜中過ぎまでやかましい音を周りにまき散らしていた。これって結構近所迷惑?


1999.7.7(水)  七夕
★…と言っても、この辺だと本番は来月頭だしな。いまいちピンとこない。

★最近、晩飯をいったん自宅に戻って食べることにしている。何日か前から、たまたま飯どきに用事があって食堂に行きそびれていたのが癖になってしまった。まあ、この方が食費の節約になっていいんだけど。
 ただ問題がひとつあって、その後もう一度大学に戻るのは結構自分の中でやる気のポテンシャルを上げてやる必要がある。下手するとそのまま「今日はもうおしまい」なんてことになりかねない。というか、今日そうなった。来月の国際学会のためにもがんばらにゃいかんのだが…。

★と言うか、どっちかと言うと学会のせいでやる気が落ちているのかも。医学だの工学だのという、研究結果が世の中への利益として跳ね返ってくるような学問ならともかく、惑星物理学なんてものは、研究している本人が興味を持ってなんぼの世界でしょ。そうすると、学会などで発表することにどれほどの意味があるんだ、などと考えてしまうのだな、最近。意味があるとすれば、対外的なアピールとか、発表の場で他の研究者と議論できるとか、そんなもんか。後者はともかく、前者の方は…。自分自身あまりそのテのことに興味ない(と言うか好きでない)ってこともあるし、そもそも同分野の他のグループと比べて、アピールするほど研究が進んでいるとは思えないのだなあ、ねえボス、そうは思いませんかぁ?あなた何でそんなに自信過剰なんですかぁ?、などと思ったり(笑)。
 …何のことはない、単に学会で発表するのが嫌なだけだろ、と言われれば、ハイその通りと言うしかないが。


1999.7.6(火)  
★論文読み。これを読まないとどうしても話が先に進まない、という文献があるのだが、どうも図書館にないらしい。困った。


1999.7.5(月)  
★工作室にこもったり、論文読んだりと色々やるものの、全体としては大して進まず。いかんな。

先日のブラックホールの件、新聞各紙に載った記事を見せてもらう。読売、日経、地元紙、結構紙面を割いている。トキの命名の記事がなけりゃもうちょっとスペースを取れたかも(笑)。
 しかし、私の購読している朝日には全く載っていない。あるいは夕刊の科学欄に載っていたかもしれないのだが、うちの地域は夕刊がないのでわからない。もしそうだとしたらそのうちこっちでも載るとは思うが。


1999.7.4(日)  あまり日記になってないが。
★突然だが、ここをご覧の皆様に質問。「ミイラ」と言う言葉はいつ頃日本に入ってきたのでしょう?NHKの「元禄繚乱」を見ていたら、「ミイラ取りがミイラになる」と言うセリフが出てきたのだが、これがどうも周りの雰囲気から浮いているような印象を受けたもので。
 辞書を引いてみたら語源はポルトガル語だそうな。と言うことはカステラだの金平糖だのと同じ時期に入ってきたということか。それならば江戸時代のあの時期に使われていたとしてもOK?この辺、歴史にあまり詳しくないのでよくわからん。
 まあ、天下のNHKが、しかも大河ドラマでそんなミスを犯すはずもないとは思うので、多分もうこの時期には使われていたんだろうな。しかし、昔「水戸黄門」で「オーケーですよ」だかなんだか(ちょっと忘れた)カタカナ語が使われたと言う事実もあるらしいので、一概にそうとは言えないかも。


1999.7.3(土)  ?
森博嗣「そして二人だけになった」読了。トリックのメインの部分はさすがと思わせるものだったが、ラストの部分がちょっと…蛇足っぽいと言うか、個人的には「そりゃちょっと反則じゃないの」と言う気分である。
 …と言いつつも、自分自身、著者の意図した通りに内容を理解できているかいまいち不安。ちょっと最後が複雑なのである。もう一回読み直してみるとしよう。


1999.7.2(金)  ま、暇なんてものはできるもんじゃなくて作るもんだ
★今月末から来月頭にかけては、大学のオープンキャンパスだの、観測所の一般公開だのと、行事が目白押し。よりにもよってこの忙しいときに集中させてくれなくてもよかろうに。こちとら学会発表×2と観測の準備で手一杯だ。そんなのに構ってられるかぁ…とあからさまに言うわけにもいかないので、それとなくにおわせた発言をしておく。ってかえって嫌だな、それ。
 だったらゲームなんぞしている暇はないだろう、などと言われそうだが、それについては以下の格言(?)で反論させていただく。即ち、
「それはそれ、これはこれ」。

昨日のブラックホール24個の件だが、工作室で鉄板ガリガリやりながら地元ラジオ局のニュースを聞いていたら、記者会見をやっていた。ローカル局オンリーなところがイマイチだが、かなり人目を引く研究結果の模様。今後、学会その他からどういう反応が出てくるか要注目。


1999.7.1(木)  今日から恐怖の大王強化月間?
★…とは言え、「1999年7の月」をそのまま「1999年7月」と解釈している人はあまりいないわけで。当時は旧暦だから実際は8月という説もあるし、そうかと思えば、あれは「1999年プラス7ヶ月」とも読める(要するに来年の7月ぐらいまでは範囲内)、などとかの五島勉氏もおっしゃっておられる。というわけでこれから1年間ぐらい、まあもう少し多めに見積もってやはり20世紀が終わるまでは目の離せないところである(笑)。いったいどの事件を「恐怖の大王」とするのか。研究家達の腕の見せ所。
 もっとも、一部の意見ではもうそれに該当する事件は起こったらしいが。これはまた聞きなんで詳しいことは知らないが、前後を幸福のうちに支配した「マルス」がNATO軍で、「恐怖の大王」が中国らしい。コソボの空爆にからめての話とか。思わず納得してしまいそうな解釈。

★合同ゼミ。某偉い教授のレクチャー。なんでも、観測の結果銀河中心にブラックホールが24個あることがわかったそうだ。なんだかすごい大発見。ノーベル賞間違いなし!?
 …ところで、うちは地球物理の研究室じゃなかったっけ。まあいいけど。人のことは言えん。

★今日も工作室で鉄板をガリガリと加工。以下、今日の戦果。ねじ溝掘りの最中にねじ切りをブチ折る。穴の中に刃が残る。これは困った。トンカチでガンガン。取れない。ドリルで削ったれ。固くて削れん。ドライバーでグリグリ。ドライバー折れる。再びトンカチ。棒を差し込み、くさびの要領でほじくり出す。苦闘ン時間。やっと取れる。以上。
 …って何やってるんだか。見事なまでの不器用ぶり。だめじゃん。

★PS用ソフト、「黒い瞳のノア」(ガスト)購入。最近ちょっと「RPG欠乏症」気味だったので発売日に速攻購入。おかげでCDだのスタンプだのと予約特典までおまけについてきた。別にいらんが
 欠乏症だったとは言え、大作志向のRPGは1コ前に買ったFFVIIIのせいですっかり胸焼け気味だったので、ちょっと軽めのものを選択。話の内容としては割と深刻なのだが、全体の雰囲気はのどかで良い。世界中(ってほど広いフィールドではないが)を旅しつつ、依頼をこなして金をため、魔獣を仲間にしてパーティーを作り、情報収集して話が進む、という具合。一言で言うと「ポケモンテイストのルナティックドーン」と言ったところか。

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