1999.7.16〜7.31

1999.7.31(土)  ああ、忙し。
★学会発表の準備。一応おおまかな発表原稿を書いてみたのだが…やはり「こんな内容でいいのか」と言う印象は拭えない。内容についてはに書いた通りなのだが、この状態で国際学会に打って出るというのはまずいだろ。いくら「何事も経験」とは言え。何というか、例えるならば、「一昨年のジャパンカップで、とりあえず手を挙げたら頭数不足で出られることになってしまったスノーエンデバー状態」とでも言うのだろうか(実際のところの事情は知らんが)。いや、この場合国際レースとは言え自国のレースだからまだましか。私の場合、わざわざ国外に出かけていってだからな。だいぶ前のJCで、インド?からの招待馬が大敗したらしいけど、どっちかというとこちらに近いか。調教師(=ボス)は何だか自信ありげなんだけどね。走らされる方の身にもなってくれ。
 それに、今日調べてみたのだが、状況はさらにまずいことになりそうなのだ。私の研究の結論部分の、観測結果の説明が自分では付けられていないというところなのだが、実はこの部分については、アメリカのとあるグループがうちの観測結果と似たような結果を理論計算で再現している。この結果がWebで公開されているのだが、これが結論部分だけ書いてあって途中の理論展開がすっぽり抜けているので、こちらとしてはどういう理論なのかいまいちよくわからない。この詳細については、このグループが現在論文を投稿中で、近いうちに雑誌に載るというので、こちらとしてはできれば学会前にこの論文を読んでおきたかったのだが、結局間に合わなかった。で、何がまずいって、今度の学会でこの内容についてこのグループが発表するらしいのである。しかも私の発表の1コ前に。
 こりゃあやばいでしょ。もしも彼らの理論がうちの観測結果に結びつくとしたら、こっちはどの面下げて壇上に上がればいいのか。「我々はどういう理屈だかわかんなかったけど、なんか前に発表した人の理屈でいいみたいですねぇ、あっはっは」なんて笑ってごまかすか。ああ、気が重い。なんかアクシデントでも起こらんかな、とか半分以上本気で思っている今日この頃である。恐怖の大王降ってこい、とか(笑)。いや別にそんな世界レベルのアクシデントでなくていいんだけど。

★ここのところ日記の量が結構多い。そう、忙しいんだ、私は。忙しいと何故か日記に力が入る。


1999.7.30(金)  金のかからない買い物
★ちょっと用事があったので、駅前まで出るついでにいつものごとくヨドバシ→ラオックスの冷やかしルート。まあ、冷やかしと言ってもそれなりに欲しいものはあるのだが。
 その1、デジカメ。パソコン持ってて、Webページを自分で開いたりしていると、やはり写真も載せたくなるもの。普通の写真と違って撮り直しが効くというのも魅力。…しかし、今時のデジカメはかなりハイスペックだ。メガピクセルはもう当たり前。個人的には解像度は低くてもいいから安いのが欲しいのだけど。色々見て回ったところ、フジフィルムの85万画素のが手頃な値段(2万円台後半、ただしオプションをいくつか買わなきゃならんのでもう少しかかりそう)でよさそう。これでも解像度は1024×768以上なのだからオーバースペックという気がするが。買うとしたらこれかな。
 その2、MO。やはりバックアップ媒体がフロッピーのみと言うのはちょっと不便。今のところノートPCを大学に持っていって、研究室のMOを使ってファイルのやりとりをするという、公的財産の私的使用をやっている状態なのだが、いつまでも研究室の持ち物に頼るのもなんだし。それにいちいち大学にパソコン背負っていくのも面倒なのである。こちらはラオックスで640MのMOドライブが\33,000也。これプラスSCSIカードで4万ぐらいか。
 その3、眼鏡。今かけているのが高3のころ買ったやつなのでいい加減ガタが来ている。一応大学に入ってから買ったのが1つあるのだが、この2つが両方ともフレームが太いデザインなのである。どうも最近好みが変わってきて、「細いフレームもいいかな」などと思い始めているので、この際買い換えるかと思って色々と物色中。ただ、私の場合乱視がきついのでレンズがかなり分厚くなってしまうのが難点。細いフレームに厚いレンズと言うのはあまりみっともいいもんではない。奮発して高いレンズを買えば薄くなるんだけど。これは財布と相談か。
 てなわけで色々欲しいものはあるのだが、問題はこれらがどうしても必要かと言われると決してそう言うわけではないというところか。こういう買い物をすぱっとできた試しがない。さんざん悩むだけ悩んで結局熱が冷めた、となる可能性大。困ったものである。金が減らなくていいけど。


1999.7.29(木)  大自然に勝つ!!
★ここのところ、暑さのせいでかなり朝早く目が覚めてしまい、すっかり朝型の生活が身に付いてしまっていて、「さすがは大自然。人間の行動など簡単に変えられてしまうのだな」などと思っていたのだが、今日のところは暑さにもかかわらず午前中寝倒し。どうもここのところの寝不足がたたって、暑さをものともせず寝てしまったようである。人間もなかなかやるじゃないか(ってなにか違う)。

★げっ、もう木曜じゃないか。あんまり仕事進んでないぞ。呑気にしてる場合ではない。真面目にやろう。とりあえず、観測機器一覧の書類作成は終了。機械1つ1つ、コード類の1本1本まで、ID番号を振り、しかも値段まで書かなければならないので非常に面倒くさい。続いて学会発表の準備に本格的に取りかかる。ぼちぼち進んだところで今日は終わり。週末頑張れば今週中に何とか終わるのではないかな。


1999.7.28(水)  ♪空にぃ〜(じゃがじゃじゃがじゃじゃがじゃじゃん)、ま〜ん〜げ〜つぅ〜。
★…欠けてたけどね。てなわけで今日は月蝕。世紀末的記述としては「月食」よりこちらの方がいいだろう。いや何となくこっちの方がおどろおどろしい雰囲気がするじゃない。
 一応研究で望遠鏡を使っている身だからして、観測ドームにこもって一人観望会。…が、昼間の熱が残っていてドーム内が無茶苦茶暑い。結局15分ほどで切り上げてしまった。昔、天体望遠鏡を買ってもらったばかりの頃は、真冬の夜中にもかかわらず外で飽きもせず月食を眺めていたものだが…、あの頃の純粋な感動の心はどこへやら、という感じである。
 まあ確かに、今までに何回も見ているから見飽きた、ってことはある。それにぶっちゃけた話、月食と言うのは月が地球の影の中に入るだけの現象であり、物理学的になんか面白いかって言うと余りそう言うことはない。それに、別に月食の時じゃなくても欠けるし(欠け方違うけど)。
 …なんて難癖つけちゃって、すっかりすれてしまった私である。

★さて、世紀末と言えば五島勉である。夕刊フジのページにてインタビュー記事発見。すぐに消されそうだったのでローカルにセーブしておく
 …え〜、なになに、「いまになって、『何か起こるのか?』と聞かれれば、ウン…何も起こらないと思う」だそうで。そ、そんな、あっさりと。世紀末はこれからでしょう。まだまだ何が起こるかわからないっすよ。諦めちゃだめだ(って何をだ)。
 この記事にも書いてあるけど、彼の著書ってのは基本的に、「ノストラダムスがこれこれこういう恐ろしい予言をしている。我々はこれを回避するために努力しなければならない」と言う論調なんだけど、やはり世間(と言うか、マスコミだな)は「恐ろしい予言」の部分しか取り上げなくて、結果その部分だけについて反発を食らっているという、かわいそうな人なのであるが。この記事や著書を読んでると感じるんだけど、結構生真面目な人のようで、この世を憂いて行動しているのに他人からわかってもらえずにバッシングを受けているのを見ていると、なんか肩入れしたくなると言うか。なにせ私、彼のファンですから。って単に騙されてるだけかもしれんが。
 まあ、記事の最後にある、「危機回避の裏話」ってやつを楽しみに待とうかと思う。…回避されたらね


1999.7.27(火)  ぢつは結構暇してるのか?
★やらなきゃいけないことが目の前に複数あると、どれからやるにしても、そのやっていること以外の事柄が気になってしまい、結局どっちつかずになってしまう。どうもマルチタスク非対応みたい。MS-DOSのようだ。
 結局、運送業者に頼む荷物の一覧表作成がちょこっとと、学会発表のほんの頭の部分だけやったところで1日が終わってしまう。あんまり呑気なことをしてるとあとがつらいのだが。

★友達の知り合いが「黒い瞳のノア」について書いていた(7/26)ので、それに乗じる形で一言。まあ、発売日に即購入した人間として、このゲームについて多少弁護してみようかと思う。
 実際ゲームをやってみて思ったのは、「普通の女の子が恋人(と言うよりはどちらかと言うと幼なじみ)のために頑張って苦労する」という設定と、従来のいわゆるRPG的戦闘システム(だんだんレベルアップしていって、最終的に強大な敵を倒す)がしっくりこなかったということ。幼なじみが、復活した魔王に石にされるなんて事がなければ、普通に平穏な暮らしを送っていたであろう女の子がいきなり旅に出てモンスターを倒しまくると言うのは(少なくとも私にとっては)違和感がある。その違和感を無くすためには「女神様から便利な力を授かってモンスターこき使って」と言うドーピングが必要だったのではないか。
 例えば、幼なじみが怪我するなり病気になるなりして、それを助けるために世界のあちこちを巡って薬なりアイテムなりを集め、その途中で色々困難が降りかかる(まあ、この「困難」の表現をどうするかが問題なのだが)という設定ならもう少しましになったかもしれない。…が、それだと「マリーのアトリエ」あたりとほとんど変わらなくなりそうなのでまずいか(このゲームはちゃんとやったことないので違うかもしれんが)。
 …って、ちっとも弁護になってないような気がするのだが、こんなところか。まあなんだかんだ言っても全体の雰囲気そのものは結構気に入っているんだけど。主人公の設定も好感が持てるし。ゲームやってて助ける気が失せてくる某大作RPGのヒロインとはえらい違い。
 ちなみに、懸念されている仲間モンスターとの別れについて。このコマンドは街の魔法屋で実行される。コマンド名「魔獣をうる」。なんつーか、別れを惜しむとかそういう感情は皆無。店のレジスターの鳴る音がして、「まいどど〜も」でお終い。仲間のモンスターが単なるアイテムに成り下がってるような。


1999.7.26(月)  
★いくら暑いからと言って、風呂上がりに扇風機にあたってりゃ風邪を引く。と言うわけで今日は汗はダラダラ鼻はグズグズ、うっとおしい二重苦であった。

★今週、来週の2週間のうちに、観測機器の準備と、学会発表の準備の2つを終わらせなければならない。とりあえず今日のところは観測機器の方。自作部分で問題のあるところを加工し直し。夜中近くになってようやく完成。これで作成の方は一段落。あとは動作試験と荷物の梱包か。これがまた難題である。


1999.7.25(日)  
★今日も暑い。昨日ほどではないが、5時に寝たのに8時で目が覚める。うちは東向きの部屋なので、朝の温度の上がり方の速さが尋常でないのである。
 いい機会なので、部屋のじゅうたんをひっぺがして、ござ…と言うか、竹製の敷物に換える。ここ2年ほど、夏場まるごと家を空けることが多かったので、出すのは3年ぶりである。地べたに寝転がるとひんやりして気持ちいい。

★珍しく日曜の午前中に起きていたので、ニュース番組などを久々にじっくり見る。先日のハイジャックの犯人、いつまでたっても本名が明かされないところを見るとやはり頭がいっちゃってる人なのかと思いつつ、刃物を持ち込む手口やそれを事前に予告したりしているのを見ているともしかしたら切れ者なのかもと考えるも、「レインボーブリッジをくぐってみたかった」などと供述しているのを聞くとやはり単にキレてるだけなんだろうな、と思ってしまう。こんな奴に殺された機長はもちろん、乗っていた客たちにとってもたまらんな。
 しかしまあ、今後しばらくは飛行機に乗るときの検査が厳重になりそうで、利用者としてはえらい迷惑な話ではある。


1999.7.24(土)  
★そろそろ梅雨明けなのだろうか、非常に暑い。4時に寝たのに6時で目が覚めるってのはどういう了見だ。それぐらい暑い。寝不足である。もうちょっと早く寝ろってことか。


1999.7.23(金)  
★学会発表内容について打ち合わせ。全体の流れとしては、「観測でこんなもんが取れたんだけどこれは過去の研究結果の説はあてはまらない、と言っときながら自分でもどうしてこういう結果なるんだか物理的な説明がつかないよ〜」と言う、余所様の結果を否定しといてその実自分でも説明ができないと言う、何とも中途半端というか、否定される側からすると単にムカッときておしまいになってしまう発表になりそうである。質問で突っ込まれること間違いなし。とほほ。


1999.7.22(木)  
★ボスと学会についてちょっとお話。発表のキャンセルについて半分以上はマジで考えてはいたものの、常識的に考えてそんなことが言えるはずもなく。これは腹をくくるしかない模様。


1999.7.21(水)  
★プログラムにバグ発見。ちょっと手直し。しかし大勢に影響はなかった模様。ピーンチ、変わらず。


1999.7.20(火)  かなりピーンチ。
★シミュレーションのプログラム、やっと完成。さっそく走らせてみたが…ちょっと芳しくない結果に。
 いや、ちょっとどころでない。かなりまずい。これまで正しいと思っていた結論が見事に否定されてしまった。やっぱり春学会前のゴタゴタでひねり出した話なんで確証はあまりなかったんだが、実際その通りになってしまった。
 さて、これで目前に迫った学会×2で話す予定だったネタが半減…どころか、結論部分がばっさりなくなったので7割減ぐらい(当社比)になってしまった。正直言って今の状態だとわざわざ出かけていって発表するほどの価値は無いと思う。キャンセルしよっかな。


1999.7.19(月)  
★一日中プログラムいぢり。あともう少し。

★今年の観測についての打ち合わせ。今年も去年に輪をかけて荷物が多い。ほとんどは業者に頼むとは言え、オーストラリア国内での空輸ができないかもしれない(鉄道ならOKらしい)ほど多いと言うのは尋常でない。必要な機械とは言え、少し考えて買えよ、と心の中で思いつつ、決して口には出さない(には出てたかもしれんが)。


1999.7.18(日)  「聖剣伝説」雑感など
★ようやくまとまった時間が取れたので、「聖剣伝説」について。
 前作までだと、一本道のシナリオがあって、それに沿って物語が進んでいくという感じだったが、今回のは、「ランドメイクシステム」と言うものにより、自分の好きなように街だのダンジョンだのを配置していって、そのそれぞれの中で短い話をオムニバス的に見ていく、というもの。前作までのようなものを予想していたのでちょっと意表を突かれたが、これはこれで面白いかも。武器の改造、モンスターの育成、アイテムの作成などに凝りがいがありそう。アクションの方はまあこんなもんかと思わなくもないが、ちょっと難易度低め。通常の移動だと上下左右に動けるのに、敵と戦うときになると突然カニ歩きの移動しかできなくなるのは減点。戦っている最中にHP回復の手段(魔法、アイテム)がない(自然回復のみ)のもちょっと…。アクションに限って言えば前作までの方が好みだったかも。初心者向けにはこっちの方がいいのかもしれんが。

★ついでに、おまけの体験版について。
 3DアクションRPGの「デュープリズム」は結構好み。雑誌で初めて見たときにも「おっ」と思わせるものがあったのだが、実際やってみるとやはり面白そう。タイプとしては去年買った「武蔵伝」と同じような奴だが、あれはどうもキャラが小さくて画面の中でちまちまと動かす感じになるので爽快感が今ひとつ。今度のはいかにも敵をやっつけているという爽快感があるので評価高し。買いかも。
 それと、RPG「クロノ・クロス」。スーファミで出た「クロノ・トリガー」の続編。はじめは「これは様子見か」と思っていた。前作スタッフがほとんどそのまま参加、とは言え、目玉だった堀井雄二、鳥山明の参加がない以上、実質的に別物になる可能性が高い。高いんだけども。どうも前作と結構リンクしてるみたいなんだよね。…はい、私こういうのに目がないっす。音楽も前作のメロディのアレンジを使ってるし。前作の音楽はかなりお気に入りだったからこれもポイント高し。今回も作曲者は同じ人らしいし…これも買いか?

★しかしまあ、どうもスクウェアにうまく乗せられているような気がしなくもない(今に始まった話じゃないが)。実は今回の「聖剣伝説」でPS用のソフトはちょうど10本目なんだけど、よくよく見てみるとこのうち半数の5本がスクウェア製だったりする。しかも上記の通りその数はどんどん増えそう。やれやれ。
 さらに言うと、残りの5本のうち3本はSCE製。しかも、パラッパ、みんゴル、XI、とくりゃ、CMでの露出度がかなり高かったものばかり。所有ソフトのラインナップだけ見てると、CMイメージにつられて手を出してしまうライトユーザーのよう。そうか、わたしゃヘビーなゲーマーじゃなかったのか。そうかそうか。


1999.7.17(土)  非社交的で我慢がきかない慎重な男?
★またもやプログラムいじり。実は観測機器の準備の方もやらなきゃならないことはたくさんあるのだが…とりあえずプログラムいじり。学会の発表内容の方が気になる。
 それなりに進んだことは進んだのだが、どうも出力結果の見栄えの修正の方にばかり目がいってしまい、内容的にはそれほど進まず。見栄えにばかり手を入れるのは、その後に難関が待ちかまえているからだ(要するに現実逃避)。いかんぞ、これでは。

某所で見つけた性格診断。試しにやってみたらかなり的確な指摘なので思わず笑ってしまう。以下、その結果。
SHiNさんの性格・パーソナリティ
性格の側面 普通 指数
 思索型    内閉性 : 社交意識が低い    ***************    73
  客観性 : 思考的思慮深い   **********      47
 活動型    身体性 : 機敏な・気軽な    ****         16
  気分性 : 感情のまま行動   **********      50
 努力型    持続性 : 几帳面・忍耐力    **          8
  規則性 : 常識的・順法的   ***********      55
 積極型    競争性 : 勝気な・積極的    ************     56
  自尊心 : 気ぐらいが高い   ***********      54
 自制型    慎重性 : 見通しをつける    **************    69
  弱気さ : 取越苦労・遠慮   *************     64

●SHiNさんのパーソナリティスケッチ●

周囲の雑音をあまり気にせず、ときに時間を忘れたように何かを空想しているような傾 
向が見られます。内面的な世界の中で自己表現をすることで、喜びを感じているようで 
す。そして、自らが進んで行動することは少ないものの、情報の収集のためのアンテナ 
は用意しています。物事の把握のしかたは客観的であり、結果と経過の両方を大切にし 
ています。自分自身についても深く内省していて、客体化した態度をとろうとします。 
そのためか、人から見ると本音がわかりづらいという印象があり、多少、冷たい感じを 
受けることがありまが、実のところ、思いやりや自分の感情を抑える良さがあり、非常 
に豊かな内面性をそなえています。また、明確な見通しがつくまで動かない慎重なとこ 
ろもあります。しかし、その慎重性は、自分の理想があるのに無理のないところで妥協 
してしまうこともあり、善し悪しというところです。大きな失敗をしないことは取り柄 
といえますが、あれこれと考える前に、もう少し大胆に思いきったことを試してみるの 
も、良い結果が生まれるひとつのきっかけになるかも知れません。          


 …忍耐力、無茶苦茶低し(笑)。いや、そこまで言わんでも、と思わなくもないが。社交性が低いのはその通り。一人で何かやってることがやたら多いもんな。最近、こういう生活の方が楽でいいよな、などと思ってしまっているのがなお始末に負えない。慎重なところも結構当たっているのでは。自分の行動パターンとしては、「石橋を叩くだけ叩いて結局渡らない」ということが多いと思っているので、いい線いってるでしょ。名は体を表す、と言う言葉がぴったりはまる。
 「ときに時間を忘れたように何かを空想している」のくだりはかなりウケた。確かにこういうことがよくある。研究室で、はたから見るとパソコンのディスプレイに向かってまじめに研究しているように見えても、その実ディスプレイに目の焦点が合ってないなんてことはままある。あと研究室ゼミの最中とか。おかげで人の発表内容がほとんど頭に入ってない。気がつくと何か別のことを考えている。物事に持続性がないのもひとえにこの癖のせいではないかと思うのだが。まあ、こういう時に研究上のことでひらめくことが割と多いので、悪いことばかりじゃないか。


1999.7.16(金)  
★引き続きプログラムいじり。試行錯誤の末、ようやく形になる。もう一踏ん張り。

★今年度からうちの学科に新設された研究室の教授と、これとは別にできた客員教授の枠、この2人の人選が決まった模様。2人とも顔見知りの人。しかも両方ともうちの大学の出身者。別にこの人選にけちを付ける気はさらさらない(というか、今回決まった教授がうちに来るのは非常に歓迎)が、こういう身内ばかりの人選というのは、外から見るとやはり閉鎖的に見えるんだろうな。部外者が「大学の開放を」と主張するのもわかるような気がする。何というか、この枠ができたと聞いたときに、研究内容から言ってこの人かな、と予想はしていたのだけど、実際そのまんまの人で決定なんだもんなあ。もう少しひねりなさい、と言いたくなる。

祝・「ケイゾク」映画化正式決定!!なにげなくTBSのページを見ていたら発見。TV最終回の予告はジョークかと思っていたので非常にうれしい。来年春をおとなしく待つべし。



| TOP | 作者紹介 | 日記 | MIDI倉庫 | リンク |