散文
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回らない寿司
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2001.5.20
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きょう初めて寿司屋で寿司を食べた。
回転寿司には行ったことあるが、カウンターが回らない、いわゆる普通の寿司屋には行ったことがなかった。
以前からそういう寿司屋で寿司を食べたいという宿願はあったのだが、行く勇気が無かった。
回らない寿司屋というと、値段が高い上に、ある程度の寿司屋マナーを心得ていないと
お呼びでない客扱いされそうなイメージがあり、どうしても暖簾をくぐることができなかった。
とくにネタの頼む順番がわからない。まず初めに何をにぎってもらうか・・・
大トロとかタマゴなどネタバリューが両極端なものを最初ににぎってもらうのはマナー違反で、
コハダあたりからスタートするのが一般的かなぁと勝手な先入観で解釈していたりした。
寿司屋慣れした先輩にでも連れて行ってもらって、初歩から教えてもらいながら寿司を食べる、
といったような寿司屋デビューを理想としていたが、そんなあつらえ向きの先輩は周囲にいなかった。
しかし先日友人と話していると、偶然にもその友人の父親が寿司屋を営んでいることが発覚した。
これは寿司屋のマナーを勉強できる絶好の機会だと考え、友人に頼み、その寿司屋に招待してもらえる運びとなった。
そしてきょう、友人に連れられて寿司屋デビューを飾った。
京王井の頭線東松原駅から徒歩約2分の「すし喜楽」へお邪魔した。
近所に羽根木公園があり、住み心地の良さそうな環境の下の商店街にあった。
店内には切り絵などが飾られ「和」の演出がされていた。加えて、ビールを手にした女性のよく見かけるポスターもあり、
庶民的な雰囲気も併せてあった。いよいよ回らない寿司だと思うと
緊張したが、いろいろ寿司の食べ方について質問しながら食べることができ、たいへん勉強になった。
勉強したことをいくつか紹介すると、まず、最初ににぎってもらうのはどのネタかということだが、
とくに決まりはないらしい、トロが最初ってケースが多いらしいが、好きなネタを頼んで問題ないと答えてくれた。
ちなみに私の寿司屋デビューの最初のネタはエンガワだった。
最初のネタは決まっていないが、
順番でいうと魚類→貝類→魚類→貝類というように交互にすると偏った味にならなくて寿司の良い食べ方だと教えてくれた。
私のように一見さんで、何を注文すればいいのかわからず不安な人は、
とりあえず「一人前お願いします!」と言えば、寿司屋側におまかせでにぎってくれるそうだ。
銀座などの超高級寿司屋では通用するかわからないが、
一般的な寿司なら「一人前!」と言えば勝手ににぎってくれると教えてくれた。
そうすれば、びくびくしないで気楽に寿司が楽しめると思う。
おかげで回らない寿司屋恐怖症はだいぶ治まったと思う。
ウニ、アナゴ、タコ、うまかったぁ〜。
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