散文
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脱パラ
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2004.3.23
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「パラサイトシングルからの脱出」略して「脱パラ」!!
30歳も暮れかけている頃になって、人生初めての一人暮らしを始めた。
両親と同居していると、食事も洗濯もまかせっきりにできるし、
おまけに支出も少なく貯金も貯まっていくなど、お得なことも多いのだが、
30歳にもなって一人暮らし未経験というのも少々なさけない気がしていた。
一人暮らしだといろいろと気が楽な面もあるだろう、
マイペースの生活ができるのは魅力だ。呑んだくれて酩酊しながら
真夜中になだれ込むように帰宅しても叱られないし、
気兼ねなく彼女を連れ込んだりできるし・・・。
なにかと細かいことで気を使ったり使われたりが煩わしかったりする。
そして先月に転職も決まったので、よい機会だと思い、
このついでに実家を出ることにした。
新しい会社は実家から通えないわけではないが、少々遠いので、
会社から30分圏内のところに部屋を借りた。
前々から夢だった川沿いの部屋で、多摩川河川敷まで徒歩3分という
理想的なロケーションである。
しかし、部屋自体は日あたりが悪く、キッチンがかなり狭く、
理想的とは言えない。部屋よりもロケーションを優先した感じになったが、
今のところは大きな問題は無いと思っている。
仕事が休みの日に多摩川をのんびり散歩することを今から楽しみにしている。
私の人生において初の一人暮らしが始まってから1週間経ったが、
生活必需品さえまだ揃っていない状態で、しばらく不自由な生活が続きそうだ。
先日、早速、新聞の勧誘が2件やってきた。
朝日新聞の人は腰の低い人で「正直、最近部数が落ちてまして、
まず1ヶ月は半額でいいので、とりあえず試してもらえませんか・・?
上司のほうと相談しまして、半額よりももっと安くできるようにしますので、
なんとかお願いします・・・。」と言いながら泣きそうな顔で何度も懇願してくる。
逆に読売新聞の人はちょっと強面のパワーのあるしゃべりかたをする人で
「これ引越しのご挨拶、もって来たから、はい、どうぞ!」
と言いながら私に洗剤をどんどん押し付けてくる。
攻めのパワーに圧倒されそうになったが、断りつづけていると、
どんどん洗剤の数が増えてくる・・・しかしこちらも負けずに断りつづけていると、
こっちも忙しいんだよと言いたげに、すばやく引いて去っていった。
少々考えてみたのだが、新聞の勧誘員を若い綺麗な女性にしたら、
独身男性の世帯の新聞契約がかなり増えるのではないだろうか。
なさけなさそうなオジサンやら強面のオジサンなんかが来るよりも、
綺麗なオネェサンの色仕掛けのほうが新聞取っちゃおっかなぁと思わせる力がある
と思うんだけどなぁ・・・。たまたまうちに来たのがオジサンだったのかしら・・・?
あ、もちろん私に限っては色仕掛けなんかには騙されませんよ!・・・きっと。
さて、NHK受信料の徴収はいつ来るのかなぁ・・・。
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