
| 1月 | Mr.インクレディブル(アメリカ) | マイ・ボディガード(アメリカ) | オーシャンズ12(アメリカ) | イブラヒムおじさんとコーランの花たち(フランス) |
| 6月 | ダニー・ザ・ドッグ(アメリカ) |
元軍人のクリーシー(デンゼル・ワシントン)は、メキシコに住む友人を訪ねて行き、そこで実業家の娘ピタ(ダコタ・ファニング)の警備の仕事を紹介される。クリーシーと仲良くなろうとするピタを「友達になりにきたのではない」と拒絶するクリーシー。しかし、クリーシーの心もだんだんピタに開かれていった。ところがピタが誘拐され、クリーシーも重傷を負う。
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メキシコでは子供・大人を問わず頻繁に誘拐事件が起こり、被害者の大半は殺されたり、どこかを破損して帰されているらしい。なので、ある程度の金持ちであるなら、子供の送り迎えにボディガードを雇わないのは外聞も悪いし、安心して子供を学校にやることができない。しかし、非番の警官が誘拐事件を起こしたり、誘拐担当の刑事が身代金をネコババしたり、果ては親が関与したりってすごすぎる。
ピタを誘拐した犯人及び、それによって得した人物に復讐するために燃えちゃうクリーシー。なんでそんなに…というくらい。相手に吐かせるためにあんまりアッサリ指切ったり、耳切ったりするもんで、「今、何が起きたの?」とポカンとしていると、スクリーンには血まみれの顔や手が…けっこうきつい。こんなスプラッタ映画だと思わなかった。最後はクリーシー、誘拐犯のボスの元へ連れて行かれるのだけど、既に被弾していてボスの元へ着く前に死んでしまう。思わず「よかった…」と思った。だって生きたまま連れていかれたら、何されるかわからない〜〜。最後にクリーシーの生年・享年、誘拐犯のボスの享年が出たのだけど、これって実話なのだろうか?
突然画面がブラックアウトしたり、コラージュしたような画面になったり、場面のつなぎ方が「何か意味あるの?」と思わせるけど、ただ目がチカチカ。観ている途中で「あれ?この人、ミッキー・ローク?」と思った人が確かにいて、エンドクレジットでも彼の名前が出ていたけれど、今となっては誰だったか思い出せない(爆)。知りたくて検索してみたけれど、感想を書いてる人が皆「どこにいた?ミッキー・ローク」と書いている(苦笑)。
監督:スティーブン・ソダーバーグ。@東京国際フォーラム
前回の仕事から3年後、普通の人に戻り、それぞれの生活を楽しんでいた「オーシャンズ11」の面々。ところがその仕事でしてやられたベネディクト(アンディ・ガルシア)が次々と彼らを見つけ出し、奪った金1億6千万ドルプラス3年分の利子を2週間以内に返済するよう脅迫する。
再び集まったオーシャンズ11。もはやアメリカには仕事の場がないため、アムステルダムへ。仲介人に仕事を紹介してもらい、成功したと思ったら、そこには自分が世界一の泥棒だと思っているナイトフォックス(ヴァンサン・カッセル)からのメッセージが。すべては彼の仕組んだことだった。
さらに、アムスにはラスティ(ブラッド・ピット)のかつての恋人でユーロポールの優秀な刑事イゼベル(キャサリン・セタ=ジョーンズ)がいて、彼等を追跡する。
楽しかった!前作のストーリーはほとんど忘れていたけれど、大丈夫だった(未見の方は、見ておいた方がいいけど)。何も考えず、楽しそうな登場人物たちと一緒に楽しむ映画。「そういうのあり?」と突っ込みたいところもあったけど(最大の謎は、なぜアメリカに強制送還されるはずの彼らが釈放されてしまったのか)、「エェ〜?!」「ハァ〜?!」と笑わせてくれたところがすべて、実はちゃんと伏線がある。一番のビックリはナイトフォックスのトレーニングシーンだったのだけど(あれ、実写なのだろうか?)、それも後のシーンの伏線で、思わず「なるほどね」とニヤリとしてしまった(だとしても、後のシーンはちょっとウソっぽいけど)。
ジョージ・クルーニーはかっこいいし、マット・ディモンはすごくおかしいし、ジュリア・ロバーツもナイス。超ビッグなゲストが出てきて、カメオというよりしっかり出演してるのに、エンドクレジットにも名前が出てこない。粋ですねぇ。
あの人が12人目であるなら、「オーシャンズ13」もできそうな終わり方だった。
監督:フランソワ・デュベイロン。@恵比寿ガーデンシネマ60年代のパリの下町。昼間から娼婦の立ち並ぶブルー通りに13歳のユダヤ人少年モモ(ピエール・ブーランジェ) は父親と二人暮らし。母はモモが幼い頃に家を出、父からも愛情を受けずに育ったモモは笑顔を知らない。通りをはさんだ向かいの食料品店を営むのはイブラヒムおじさん(オマー・シャリフ)。モモの父親はアラブ人だというが、イブラヒムは「アラブ人じゃないよ。黄金の三日月地帯から来たイスラム教徒だよ」と言う。彼はトルコからの移民だった。イブラヒムの店で万引きを重ねるモモを叱ることなく「してもいいけど、他の店でやってはいけない」と言い、「笑ってごらん、幸せになれるよ」と教える。やがて父はリストラされ、蒸発し、自殺してしまう。イブラヒムはモモを養子にし、一緒に故郷へ旅する。
いきなり蒸発しちゃうお父さんも「オイオイ…」だけど、モモに「養子にしてよ」と言われて、間髪入れずに「明日手続きに行こう」と言うイブラヒムにも面食らう。 そりゃかわいがってはいたけど、イスラム教徒がユダヤ教徒を養子にできるのだろうか?しかも なぜにそれで一緒に故郷に帰る?2人の間で故郷の話はしてなかったと思うし、なぜ妻を置いて一人で移民してきたのかも語られない。自分に立派な息子ができたことを故郷で自慢したかったのか? スッキリしないまま進んでいき、ラストは「ヘッ?!」という展開に。なんか置いてきぼりにされた気分。
監督:ルイ・レテリエ。脚本:リュック・ベッソン。
ダニー(李蓮杰)は5歳の時にバート(ボブ・ホスキンス)に誘拐され、首輪をつけられ、地下室に押し込められ、殺人マシンとして育てられた。その強さは、バートの借金取り立て事業に充分役に立っていた上に、賭け格闘技に参加することでさらに大金が儲かるようになった。
そんなある日、取り立てにいった骨董屋の、古いピアノが並ぶ倉庫でダニーは盲目の調律師・サム(モーガン・フリーマン)と出合った。初めてピアノに触れて感動するダニー。バートの元から逃げ出し、サムとサムの娘・ヴィクトリアと暮らし始め、彼等の暖かさに触れ、普通の人間へど戻っていった。ところが買い物に出た時に、サムの手下と出会ってしまった。
リンチェイあっての映画。かわいい!18歳のヴィクトリアと同級生と言って充分通じちゃう。アクションは今までのように「武術」ではないけれど、武術監督は袁和平だから、やっぱり美しい。
でもストーリーが中途半端。見終えて友人と共に「根本的には、何も解決してないじゃん!」。一見ハッピーエンド風だけど、よく考えると全然状況変わってないもん。
それに、バートがダニーを誘拐した意味がわからない。「実はダニーの母をとても愛していて、『かわいさ余って憎さ百倍』のため」?と思ったのだが、そういうことも全くなさそうで・・・ちょっと消化不良。