くきの断面が正方形で,唇形花といえば「シソ科」と思い込みがちですが,キツネノマゴはキツネノマゴ科だとか。植物分類学上なんらかの理由があって「シソ科」ではないのでしょうが,「何をもってして,この科に分類されているの・・・?」と思ってしまう野草に出会うことは,よくある話。

名前
キツネノマゴ
科名
キツネノマゴ科
学名
Justicia procumbens var. leucantha
花期
8〜10月

道ばたや野原などにふつうに生えています。

えだの一番上に1〜3cmぐらいの「がくの集まり」みたいなものをつけるのが特徴です。

くきの断面は正方形になっています。

花はピンクでくちびる形(唇形花)。

名前のいわれ

えだ先にキツネのしっぽみたいなものができることから。「マゴ(孫)」は花が小さくてかわいらしいことから,という説がある。