花をらせん状につけるなんて,信じられません!まるで,おとぎ話にでも出てきそうな「空想の植物」のようです。らせん状の理由は「どこから見ても花が見えるように」だとか,「まっすぐ立ち上がるためにバランスをとっている」だとか,聞いたことがありますが,何かもっと深い意味がありそう・・・。

名前
ネジバナ(モジズリ)
科名
ラン科
学名
Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M. Bieberson) Hara
花期

くきはまっすぐに立ち上がり,10〜40cmになります。

ピンク色の花がくきをまきついて登るよう(らせん状)につくのが特徴です。このような花のつき方をする野草は,日本ではほかにないそうです。

葉は細長く,先がとがります。

名前のいわれ

花がくきに「ねじれて」つく様子から。