夏バテ大丈夫?

暑い日々がつつく夏。
ペットたちも人間同様に暑さは大変です。
いくつか夏バテ対策としてのヒントを。

犬や猫は汗で体温調節が出来ないことはご存じですよね。
その為、口でハァハァやって体温を下げます。
でも、真夏のうだるような暑い日には、なかなか体温は下がりません。
そのままだと熱中症になることも。
こんな時に暑いだろうからと、クーラーガンガン効かせたりしたら逆効果。
クーラーは人間にとってはありがたい機械ですが、犬は猫には体調悪化の元となります。
窓を開けるなどして、風通しを良くしてあげることが一番です。
窓を開けたままというわけに行かない場合は、換気扇のあるトイレなどを利用する手もあります。
換気扇を回し空気の流れを作ってあげましょう。
人がいる場合は扇風機で優しい風を送ってあげるのも効果的です。

室外でしたら、風通しの良い場所に日陰を作ってあげましょう。
また、寝そべる場所に簀の子やゴザをしいてあげると、風通しが良くなり効果的です。
室内飼いでも、ゴザや簀の子は効果的です。

夏バテになると食欲は低下します。
食事については、種類や年齢で違いがありますから、掛かり付けの獣医さんに相談してみましょう。
ここでは一般的なことを少し述べます。
食欲がある程度減るのは仕方有りませんが、消化の良いものや栄養価の高いものを利用しましょう。
内臓系の肉(レバーなど)は栄養価に富み、必要な栄養がバランス良く含まれています。
猫には鰯なども丸ごと与えても良いでしょう。
また、夏場の栄養補給として卵も効果的です。スクランブルエッグなどにして与えてみては如何でしょう。

本格的な夏を前に、夏場の注意事項などを掛かり付けの獣医さんに相談しておくことが肝心です。
掛かり付けの獣医さんは、個別にペットのことを把握していますからきめ細かな指導が受けられます。
まだ、掛かり付けの獣医さんが居ない方は、健康診断を兼ねて近くの獣医さんを訪れては如何でしょう。
夏バテだろうと見過ごして大変なことになってからでは遅いですよ。

『ペットに関する全ての責任は飼い主にある!』

はじめに
表題の言葉は、私がお世話になっている動物病院の先生の言葉です。
愛猫が体調を崩して、診察してもらったときに厳しく言われた言葉です。
この言葉は、ペットを飼う全ての人が認識し理解すべき事だと考えます。
ペットが居なくなった原因の一端は飼い主にもあるのです。
迷子になりたくて迷子になるペットは居ないでしょう。
迷子になったのは、飼い主であるあなたの管理責任に問題があったと言えます。
ほんのちょっとした注意不足で大切なペットを失うことのないように心がけたいものです。
迷子を出さないために
かわいそうかもしれませんが、自由に外出させないことが第一です。
運動の必要がある犬などの場合を除き、極力室内飼いにしましょう。
室内飼いでも油断は禁物です。
ここでは、ペットを迷子にさせないためのちょっとした気配りについていくつかチェックポイントを挙げます。
あなたのペットは大丈夫でしょうか?
いつも大丈夫だから、と確認を怠ったばかりに首輪が外れて道路へ飛び出して車に轢かれてからでは遅いのです。
首輪:いつも見慣れている首輪。でもいつの間にか劣化して金具がハズレ掛かっていたり
    緩めてあげてそのままになっていることはありませんか?
    散歩の時に突然はずれて走り出して行方不明になってからでは遅いですよ。
    首輪は毎日チェックしましょう。出来れば定期的に交換した方がよいでしょう。
引き綱
    犬の大きさに合った引き綱を使っていますか?劣化して切れやすくなっていませんか?
玄関
    玄関を来客などで開けるとき、ペットがそばにいませんか?
    戸を開けた途端に外へ飛び出すこともあります。
網戸
    夏場になると網戸にしておくことが多くなりますね。
    いつもは大人しく網戸越しに外を見ているから大丈夫。そんなことは有りません。
    網戸を破るくらいは犬でも猫でも簡単です。
    ちょっと目を離した隙に網戸を破って出ていくことがあります。  
サッシ
    サッシに鍵をかけていますか?
    サッシなどの引き戸は猫でも開けてしまいます。こんなに重いんだから大丈夫。
    動物の力強さを忘れては行けません。外出時だけでなく常時旋錠はお忘れなく。