でんちゃおとこ*舞台挨拶 秋葉にあんなものが落ちていたら、そりゃ拾いますよ。 誰だって拾うでしょ、当然です。 見てきました。でんちゃ男。 舞台挨拶付きでお得感満歳!の鑑賞でしたが、 なんて言うかもう、ここにレポとか書いてる 場合じゃないです。 もういっそ寝てしまいたい。 でも書かずに寝たら夢に出そうなので書きます。 なので、「ここから先はネタバレ込み」ですから ご注意を。 読んでしまってからの苦情は受けませんよ。 時間通り、監督とニャまだくんが呼び込まれました。 司会はC.Xの"まや"アナ。 ニャまだくんの衣装は…あれは…どうなんだろう… スタイリストの目指すものなのか、本人があれを 選んだのか、取り敢えず「…へー」とへーボタンを 四つくらい押す感じ。 そんな感じ。 ・紺色より少し明るめの、ベロアのジャケット (丈が長く、スリムな作り。金糸でフクロウの刺繍入り) ・ブラック(?)ジーンズ ・ブーツ ・白い首回りの随分詰まったインナー 髪型は初日舞台挨拶のニュース画像でも拾って戴ければ よろしいかと。 ヒロを演じていたときよりスリムだなーという印象ですが なんにしても金糸のフクロウが脳裏に焼き付いて離れ ません。 なぜフクロウ?ゆずっちょがその昔、深夜に自宅前を 歩く通行人を脅かすためにしていた遊びを知ってのこと? (ベランダに潜み、通行人に"ホーホー"言うだけの遊び) なんとも不思議な気持ちになるゆずポンを置き去りに 挨拶が始まります。 いやぁ、声が低い…分かってるけどホント低い。聞き取り にくい。彼は役者であって司会者ではないから構わないけど とにかく聞き取りづらいので真剣に耳をそばだてなければ ならず会場には妙な緊張感が張り詰めています。 で、肝心のインタビューなんですが… これがまたなにを言ってるのか分からない。 好意的に聞いても分からない。 聞けば聞くほど分からない。 ゆずポンの所為じゃないですよ。 だって本人も「あれ、俺なに言ってるんだろう」って 言っちゃうほどですからね。 舞台挨拶なので、質問はすべて映画のことです。 撮影中の苦労話や楽しかったこと。映画の見所。そして ファンへのメッセージ。 監督はそれらひとつひとつに、もう何度同じことを話した のかわからないだろうけれどきちんと答えてくれました。 とは言え監督だってあくまで"監督"。 話し上手な訳はなく、会場からは失笑、苦笑を買いました。 でもそれの数百倍上を行くニャまだくんは、なにを聞かれ てもその質問事項を"憶えていられない"というミラクルを 成し遂げ、「あれ、えと、なんでしたっけ」と会場中を 異次元へと誘(いざな)ってくれました。 質問は… ・撮影について ・自分のオタク姿を見て ・作品について ・見所 ・ファンへのメッセージ です。 これもね、各メディアで掲載しているコメントを参照 していただければほぼ同じです。 ただ笑ったのは、見所と聞かれたのに「それは監督が…」と 責任転嫁で押しつけたくせに、監督が"ネットの画面をどう 表現するか、名無しさんたちをどう活かすか"などという 辺りのコメントをすると「あっ俺もっ俺もそれを言おうと 思ったんです!」と言いうや突如饒舌になり、彼等と 自分の関わり方やその流れ、ネットの中で育つ友情などが 見所です!と言いきっていました。 可愛いよ… とにかく可愛いよ、ニャまだ。 不器用さが愛しいよ、アドリブも機転も一切ないきみが 本当に秋葉に出掛けていかないことを祈ってるよ。 そんな暴挙、死んでもしちゃダメだ!! 本人も映画も、とにかくゆずポン鑑賞中はずっと隣に 衛生兵がいました。 つかいなかったら生きて帰れないところです。 とにかくでんちゃ男が可愛いのは今更なので、ダメージは 少なかったのですが、彼に一撃食らって倒れそうになりました。 誰かって? えーたですよ。 ヒッキーを演じるえーた。 なんだいあれ、誰があんな設定にしたんだい。 一体誰が、えーたをあんなカワイコチャンに仕立てたんだよ コンチクショーーーーーーーーーーーッ!! ウサギを抱き締める姿も、でんちゃに意地悪を言う顔も、 タナーカのような自信に溢れたそれとは違いキュンキュン 言わされましたが、なによりラストの「チョッキ」に ど真ん中射抜かれました。 チョッキですよ、チョッキ。 あれをベストと言ってはいけない。チョッキ。もの悲しき "昔ながらのボクちゃん"の香り。チョッキ。 恐らく会場中でただひとり溺れていたことでしょう。 誰もが真剣だったり泣いてたり、浮かれていたりのでんちゃ を愛でているのにゆずポンどうにもえーたが可愛くて 仕方ない。サイトの中では現時点で一切登場してない彼に なぜそこまで、と聞かれたところでどうしようもない。 でんちゃはね、原作とちょっと違う展開だったけど、 とにかく応援したい恋をし続けていて、ラストシーンの 「本当はエルメスを、もう少し前に助けてあげて いたんだよ」みたいな部分も含めてホント感動したのね。 名無しさんたちの結末も、本当によく描けていたと思う。 でもなにを言ったところで えーたのチョッキに敵うものはない!!!!! ということで… あーもう、ホントなんだあれ。どうすんの、ヒッキーの えーたを外に出したならあんた責任取りなさいよ!と でんちゃに向かって憤るゆずポン…どうかしてるのは あんただよ… でもね、ダメだと思う。 あんな可憐な子、ひとりで外出されたら彼氏が出来ちゃう! でんちゃはえるめすに出逢えたからいいけど、えーたまで そううまくいくとは思えない!悪いおじさんに捕まっちゃう! 動物園で生まれて、動物園で育って、自然界の掟も生きる ということのなんたるかも知らない小ウサギえーたを 誰か救って上げてください… でんちゃももらったティーカップ、飾ってないでそれで 掬い上げてよ!と本気で思ったゆずポンはやっぱりどこか 変ですか? …変か。…変だよな…でもいいか…いいよね、うん。 そしてもうひとつ語るべきところは、特撮ファンとして 外せない人物の出演…そう、まっすん。 まっつん、でもまっすんでも、どっちでもいい。 彼が意外と出しゃばっていたのが驚きだった。 だってアバのキラーとニャまだくんは交流があって、それで 出演したのに………実はどこにでていたのか…分からない… すみません、もう一度見に行くのでその時には!必ず!! とにかくまっすんがかなり顔を晒していたので驚きました。 てっきり名無しさんの一員だと思ってたのになぁ。 でも素に近い役柄でゆずポン的には記憶に残りにくいです。 眉間に皺が寄ってた方が似合うんだよね、まっすん。 本当はもっとちゃんと言いたいこととか書こうと思ってた こととかあったんだけど、いざ書き出してみるとダメです。 とにかく面白かったということだけが伝われば…いいなー。 まだご覧になっていない方で、ここを先に見てしまったと いうお嬢さん(でもお坊ちゃんでも誰でも)、ぜひとも チョッキにも注目してご覧いただければ幸いです。 そして秋葉に一度も行ったことがないというアナタ!! エンドロールに「ぶろっこりー」という社名が出ていますが ゆずポン、秋葉に行くと必ず立ち寄る店ですよ! 向かいのラヂオなビルには海○堂のフィギュアが揃って ますし、メイドカフェは「お帰りなさい旦那様」って 言ってくれるし、東京には数点しかない有名なラーメン屋も あったりするのでぜひ一度は訪ねて欲しい町なのです!! どこになにがあるのか分からない…と言うなら大丈夫。 とある有名旅行誌の特別編で「秋葉専門ガイドブック」も 発売されてますからね!!これと"萌たん"があればアナタも 今日から秋葉人。でんちゃ男の友達です。 …それでもやっぱり…と二の足を踏むなら仕方ない。 ゆずポンが特別に、秋葉の隅から隅までご案内して差し上げ ますので、こっそりご連絡を下さい。 ロケ地巡り付きでガイド致しますよ☆
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