五平餅の作り方   
              五平餅は塩分も多めですから、透析中の方にはあまりお勧めできません。
                  でも、母は大好きです。たまには好きなものもいいのでは・・・と考えます。

            

<材料>
普通に炊いたご飯 5合 
赤味噌  (普通の赤出し用の味噌でいいです。)500グラム
砂糖   500グラム
好みで、ごま、しょうが。
串  15本  (2,5a×25aの杉の板を使いますが、手に入りにくいので、割り箸を使ってもOK。
         その時は本数を多く用意する。)

この材料で15本の五平餅ができます。味噌も多めです。
残りの味噌は日持ちがしますので、田楽や湯豆腐、酢を足して酢味噌和えにも使えます。

割り箸ならもっとたくさんできるはずです。
ためしに作ってみるなら、残りご飯で、味噌ももっと少なくするといいでしょう。味噌と砂糖の分量を
半々にすると失敗がありません。その時は割り箸で、ガスコンロで焼きます。
形もだいぶ小さくなりますが味は変わりありません。
串を使う時はアウトドアにお勧めです。

<作り方>
@  前日に串を洗っておく。
    これをしないと、濡れた串ではうまく付かなくなって、最悪の状態になります。

A  ご飯を普通どうりに炊く。

B  赤味噌と同量の砂糖をなべに入れ、水を足しながら溶いていく。あわたてきを使って、だまの
    ないようにドロッとした感じに仕上げ、それから、鍋にかける。ふつふつと煮えるのを待ち、
    少し照りが出るように木杓子で煉るように混ぜる。2〜3分。
    最後に好みで、しょうがをすりおろしたもの、すりゴマを入れても良い。
    冷めると、少し硬めになります。

C   炊き上がったご飯を釜のまま濡れた布巾の上におき、すりこぎで煉りつぶす。
     熱いうちにしないとうまくつぶれません。
     お米の粒がつぶれる位にする。お餅状態にしなくても良い。
    そしたら、これを串につけていきます。最初、ごはんをおにぎりぐらいに取り分け、丸めます。
    そのまん中に、串で切るように真ん中にいれ、両手ではさみながら、串につけていきます。
    形は写真のように。氷水を用意して手水をつけながらやると、熱さが解消されます。
    割り箸を使う場合は小さめにして、きりたんぽ風に細長くすると落ちません。
    
D  出来上がった串はお皿に並べておきます。

E  炭火を使う場合  我が家ではU字溝に炭をおこしてそこに並べて焼きます。
                火が起きてから、白い状態で焼き、少し焦げ目ができたら、味噌をかけ、
                もう一度、焼きます。ほんのり焦げ目がつけば、出来上がり!
                味噌をつけてからはすぐ、焦げ目が付きますのでご用心。
                この時、濡れた串で焼くと、串からご飯がポタポタ炭の中に落ちることに
                なってしまいます。
   
   ガスコンロの場合  網で焼いたりすると網についてしまいますので、私は手で持って、火に
                かざすように焼きます。この場合は味噌を少なめにつけないと、こんろに落ちて
                焦げ、後のお掃除がたいへんになります。
                この方法は子供のおやつ用にのこりごはんでする時にべんりです。
                
郷土料理の五平餅はその地域によってさまざまです。
この五平餅は静岡県と愛知県のミックスになっています。味は静岡、形は愛知県です。
赤味噌の嫌いな方はだめかもしれませんが、八丁味噌と言う見た目には真っ黒な味噌で作ると
ちょっと、癖はありますがこれもまたおいしいです。
作りなれているものは、説明が十分にできないことがあります。
判らないことがありましたら、掲示板、メールでどうぞ!


top

Home