H18年度の基幹病院問題の経過 6月 基幹病院は六日町病院、県立小出病院を統合設置の考え示す。 (概要) ①六日町病院、県立小出病院はその機能を「基幹病院」に統合 ②運営は県、地元、企業等の共同出資による財団形態の法人か指定管理者とする ③医師確保は県と新潟大学が協定を結び首都圏等から募集。新潟大学の意思の身分で基幹病院に勤務 ④設置場所は浦佐地内 7月2日 「地域医療と基幹病院を考えるシンポジウム」開催 於:北里学院 8月 県福祉保健部より「魚沼地域における医療提供体制のあり方」について市としての考えを示すことの依頼 9月 上記依頼の回答を県に提出 (概要) 現六日町病院においては、(運営主体に関係なく)基幹病院立地後も1次・2次医療の機能を残す必要性、入院機能を持った小児科、産婦人科、人工透析及びリハビリ科の充実の必要性と高齢化社会の中で介護予防、保健活動との医療連携が求められることの考えを示す。 基幹病院の医療機能においては、地域の医療を完結できる病院として、急性期、,亜急性期かつ専門医療を担う。2次、3次医療での高度、先進、特殊医療機能の提供を中心として、地域医療への医師供給、災害時での拠点医療施設としての機能を期待している。との考えを示した。 (市立病院の役割等は回答に示さず) この後の経緯 基幹病院に関連しては、県が基幹病院、魚沼市が現県立小出病院、南魚沼市が現県立六日町病院の診療機能について、それぞれ3つのワーキングチームで検討が進められています。それぞれ検討をして2月か3月にこの3ワーキングチームで意見交換を行う予定です。 それでは、南魚沼市は基幹病院、現六日町病院、市立ゆきぐに病院をどのように考えているのか。 1月17日の新聞にも報道されたましたが、「素案」「たたき台」としてに以下の内容(概要)をワーキングチームに投げかけています。 ①基幹病院は1次医療から2次、3次医療を含めた体制を要望。 ②したがって、大和病院は福祉、保健部門に縮小。 ③現六日町病院は120床程度に。 ④小児科、産婦人科の入院、出産は基幹病院が担い、現六日町病院は外来のみとする。 ⑤現六日町病院撤退後の運営方針は07年度早期に結論を出す。 これは、1つの考え方として市が示したもので、これをたたき台に六日町病院ワーキングチームが検討しワーキングチームとしての考えをまとめます。 その後、前段の3つのワーキングチームでの意見交換が行われますが、その段階でどう調整されるかは当然今の段階は未定です。 調整後県は再度意見を聞きながら、今年度中に骨子をまとめる予定です。 |
南魚沼市議会議員 佐藤 剛 |