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遠藤山=えんどうさん(736m)・塩谷丸山=しおやまるやま(629m)
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北海道 2005.07.09 単独 マイカー 遠藤山  一等三角点
塩谷丸山 三等三角点
コース 小樽自然村(3.45)−−−天狗山分岐(4.15)−−−遠藤山(4.50)−−−塩谷丸山(5.40-5.45)−−−遠藤山(6.45-6.50)−−−小樽自然村(7.35)
遠藤山一等三角点
≪遠藤山・・・・一等三角点0≫
≪塩谷丸山・・・日本の山1000≫

登山口となる駐車広場は、小樽市自然村入口ゲートと向き合うようにしてある。ここで昨夜は車中泊。

今日はフェリーの時間に遅れるわけにはいかない。9時までにフェリーポートに行く必要がある。
3時45分出発、おこばち山の道標にしたがって林道ゲートを抜けて20分ほど林道を歩くと登山道になる。緩い登りがつづいて天狗山への分岐となり、さらに於古発山はどこかわからないうちに通過してしまったようだ。
小さなコル地点で林道に近接、ここは林道には入らずに山道の方を取ると、小さな登りがあって遠藤山へ到着する。先ずは一等三角点標石を確認する。樹林に囲まれて展望は皆無、この山だけを目的にして登る人もいないだろう。
ここまで所要1時間5分、かなり急いだのに時間がかかってい。あるHPでは55分となっていた。それもどうやら女性によるHPと思われる。私より10分も早い。この手のHPを参考にするとき、いつも10〜15%は速く歩けるという計算をするが、今回は様子がちがう。この調子で塩谷丸山まで足を延ばすとフェリーに間に合わなくおそれも出てきた。

遠藤山からコルへ向けての下りには、大木が何本か倒れて道を完全に塞いでいる。苦労して通り過ぎ、林道を横断して美しいダケカンバの林の中
塩谷丸山山頂
を、半ば駈けるようにして下って行く。頻繁に時計に目をやる。コルまでかなり長かった。
塩谷丸山への登りに取りつく。平地を歩くようなスピードで登って行く。ハクサンチドリなどいくつか花も咲いているが、立ち止まることなく一気に山頂まで登りきった。遠藤山から50分、例のHPより今度は20分早かった。帰りもこの調子で歩けばフェリーには十分間に合う。ほっとして展望に目をやった。
真っ青に晴れ渡った空、なだらかな山容の遠藤山はけっこう遠くに見える。その背後には富士山の頭?、それは羊蹄山だった。そして積丹半島の先には積丹岳と余別岳が並んでいる。一昨日登った雷電山方面の山並みも藍色のシルエットとなって連なっていた。
少しの間展望を楽しんでから、再び駆け足同然に山頂をあとにして遠藤山への道を引き返す。帰りの方が登り返しが少し多いが、1時間で戻ることが出来た。もう時間の心配はない。

登山口へ戻ったのは7時35分、8時までに戻れればと思っていたが十分にお釣りのくる時間だった。
それにしてもHPの主は何という健脚な女性だろうか、こんな女性はめったにお目にかかることはない。

私はこのコースを3時間50分で歩いたが、少し急いでも普通は5時間近くかかると思われる。かのHPの女性は4時間ちょっと、やはりすごい。

余裕で小樽港フェリーポートまで行き、10日間の道内滞在を無事終えて帰路についた。

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