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東北百名山 吹越烏帽子(508m)
登頂年月日 2003/08/27 天候 曇り 同行者 単独 マイカー利用
燧岳下山(7.00)===むつ市経===横浜町===登山口(9.10-35)−−−吹越烏帽子(10.35)−−−登山口(11.15)===浅虫温泉入浴===東岳へ

      2003東北山旅・・・二ツ森・天狗岳・梵珠岳・大倉岳・四ツ滝山・袴腰岳・丸屋形岳・縫道石山
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≪東北百名山、一等三角点、日本の山1000≫
吹越烏帽子山頂、小社と一等三角点


燧岳を登ったあと、下北半島東側の海岸線を南下してむつ市内を抜け、横浜町から県道24号線へ入る。吹越烏帽子の道標を見て第一明神平の先の登山口へは迷わずに到着。

4人組みが出発準備をしている。
燧岳は良い天気だったのに、また雨粒が落ちてきた。まったく天気には恵まれない。ぐずぐずと支度をして出発する。登山口の目立つ看板やコース案内、それに「日本一菜の花の都」という宣伝立っている。

コースは林の中を緩く登った行く。ブナの美林ばかり目にしてきたが、ここではありきたりの雑木林で何か物足りない。しばらくして雑木林を抜けたところで4人組みに追いついた。急ぐ気もないので後をついて登って行く。標高は300メートルか400メートルほどだろうか、森林限界を抜けた高山のような雰囲気に変わった。草原状の登山道脇にはウメバチソウやギボシ、ミヤマアキノキリンソウ、アズマギクなどが強風に揺れている。天気がいいと展望が開けているのだろうが、霧が深くて何も見えない。このあたりは下北半島のいちばんくびれたあたりに位置している。東に太平洋、西に陸奥湾を眺めながら、楽しくたどることができるところかもしれない。
樹木がないのは、一年中強風の吹きつける気象のためらしい。まさしく今日も吹きぬける風はかなりの強さだった。

ざれた急な登りとなって、ひと頑張りすると山頂だった。
小さな祠と一等三角点が強風の中にたたずんでいた。すべてを霧が閉ざしてわずかの展望も得られない。この頂は展望に恵まれるチャンスは稀かもしれない。
一等三角点標石に触れてすぐに山頂をあとにした。

下山後、青森市内へ向かう途中、浅虫温泉道の駅で入浴。そのあとまだ時間があったので一等三角点の東岳へ立ち寄ることにして車を走らせた。


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