tohoku-010 東北百名山一覧表へ 「山岳巡礼」のトップへ戻る
登頂年月日 2003/08/29 | 天候 曇り・晴れ | 同行者 単独 | マイカー利用 | |||
戸来岳下山(10.15)===R454===迷い平(10.50−11.00)−−東コース−−十和利山(12.00-10)−−西コース−−迷い平(13.00)===宇樽部国民宿舎(14.00) | ||||||
2003東北山旅・・・二ツ森・天狗岳・梵珠岳・大倉岳・四ツ滝山・袴腰岳・丸屋形岳・縫道石山 燧ケ岳・吹越烏帽子・東岳・乗鞍岳・駒ケ峰・戸来岳・十和利山・十和田山 白地山・竜ケ森・藤里駒ケ岳・・・・行程表はこちらへ ≪東北百名山、日本の山1000≫
戸来岳を下山して迷い平まで戻ってくると、青空も見えるほどになっていた。 十和利山登山は迷い平交差点の鳥居からはじまる。 鳥居をくぐって歩いて行くと後から呼びとめられた。登山届を出して行くようにという指導である。西コースの方が歩きやすいからと、そちらを進められたが、周回コースをとりたかったので登りは東コースをとることにした。 前方にこんもりと盛りあがったのが十和利山、ごく小さな山にしか見えない。 平坦な国設キャンプ場の中を行くとコースが東西に二分する。東コースへ入るとわずかに下ってから登りが始まる。かなりの急登の尾根登りである。山頂までの標高差は約300m、幸い笹の刈り払いが終った直後だった。 ところが刈り払いは途中までで、そのあとは笹を分けての登りとなってしまった。高度が上がるとブナが目立つようになる。お化けのような大木が目につく。下山後ガイドブックを読み返すとシナノキの巨木とのことだった。 樹相が潅木に変わるとほどなく山頂だった。 山頂は裸地の広場になっていて、真中に三等三角点標石がある。赤く錆びた鉄の杭だけがあって、山名標識は見当たらない。 眼下には十和田湖、その先には八甲田の山並みが見える。目の前に見えるのが十和田山だろう。緑に広がる牧草地の先には先ほど登った戸来岳もを見ることができた。 帰りは西コースをとる。最初は滑りやすい急坂がつづく。コース沿いには大きなダケカンバが目立つ。 急坂が終ると平坦地に四阿屋があり、美味しい沢水が流れていた。 平坦になってから迷い平までけっこう長かった。 (迷い平から見たとき、取りたてるほどの山には見えなかったが、翌日白地山から十和田湖越しに眺めた十和利山は、かなり自己主張の強い存在感のある山だった) 時刻は早かったが、今日の登山はこれでおしまいにした。迷い平の店でラーメンを食べた。何日振りかで美味しいものを食べたという気がした。山菜てんぷらに漬物。、煮物もついて400円という安さだった。 宇樽部集落の外れにある国民宿舎に飛びこみで入ると、部屋はがら空きで即OK、部屋の窓からは十和田湖、そして八甲田の山並みも見渡せた。久々に手足を伸ばしてゆっくりした。 明日登頂予定の十和田山登山口も車で5分とかからない便利な宿だった。 |