GOG4 私的設定1                                 文:房尾鍬二郎,絵:よのこ

★ゼオノクス

ドラパニア帝国皇帝。クレインクレインと唯一、まともに戦える人物。
二人の痴話喧嘩は大地を揺るがし、空を裂き、海をも舞い上がらせる。
かなり無敵に近い親父だが、ただ一つの欠点は女装の趣味がある事で、今宵も彼はプラチナドレスを身に纏い、社交界へと足を運ばせる貴婦人と化す。

★クレインクレイン

帝国情報師団の団長。帝国最強の武将。
ゼオノクスと痴話喧嘩をする度に帝国存亡の危機を招く。
ジナの叔母さんだが、ジナに『人生の先輩と呼べ!』と脅迫する。
異名は“竜殺し”だが、実際のところは“皆殺しクイーン”。
ゼオノクスをゲッチュして、帝国を乗っ取り世界の覇者たらんと望むが、ゼオノクスは女装に夢中であまり相手にしてくれない。
最近、そんなゼオノクスに対抗するかのように男装を始めたら大ウケで中毒になった。なおこの度、GOC3での年齢詐称が発覚した。

★ビルギア

ドラパニア帝国の外務大臣。
国政にも多大な影響力を持ち、今回の大戦を仕組んだ張本人。
帝国の後方支援能力の低さを無視して開戦に踏み切った為、あっという間にどん底横丁三丁目に陥る。おまけに自分で戦争を始めておいて、苦戦を強いられると分かると『誰がこんな戦争を始めたのだぁ!?』とかほざくあたり、最早、末期症状。ランドルフ同様、余命は既に10カウント開始中。

★ランドルフ

帝国騎士団の団長にして軍事大臣も務める古豪。通称“鋼のランドルフ”。
余命については既にカウントダウン中。
後事を託そうと期待をかけて育成していたヴァリゾアには逃げられ、皇帝の女装趣味には付き合わされ、チラリと覗いた首切りリストにはしっかりと名前が掲載され…と、かなり無念な事だらけの良識ある御老体。

★フレイザー

騎士団第1部隊長代理。ヴァリゾアとは『家族以上、恋人未満』だと思っている。
帝国唯一の眼鏡っ子である事を利用し癒し系キャラを目指したら最高にキモくなった。いけない事をして欲しそうな、誘っているノースリーブなんかが周囲の殺意を引き寄せる。
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