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日本の外務省による食糧増産援助(2KR)は、ODA(政府開発援助)の一環として農薬、化学肥料、大型農機具の三品を「途上国」政府に無償で供与するものです。私たちの税金を使って、アジア、アフリカ、中南米諸国などに毎年200億円規模で実施されています。一見すると良いことをしているように思われますが、実は多くの問題点があることがわかってきました。たとえばモザンビークやエチオピアでは、相手国の状況を十分に調べないで毎年のように農薬を供与したことで、使用期限切れの大量の在庫が生じて大問題になっています。農民を助けるどころか危険をもたらす結果になっているのです。「2KRの廃止も含めた見直し」の視点から報告していただき、皆さんと一緒にこの問題を考えていきたいと思います。多数ご参加ください。
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