本アプリケーションでは録音中に容量不足などが起こっても、それまでのデータでWAVEファイルを作成するように努めていますが、Windowsが発動したエラーなどによりWAVE保存に至らない場合もあります。
せっかく録音したデータ、特に一回きりの放送などであったら取り返しがつきません。そんなときは『一時ファイル』に望みを託しましょう。
もしその『一時ファイル』がWindowsに残されていたら、復活のチャンスがあります。
本アプリのメニューから【オプション】→【WAVE作成再試行】を選択してください。
そこから一時ファイルを探すことになります。残っている場合は最初に開いた場所(フォルダ内)にあるはずです。
MCIを使用しているためか、ファイル名はたいていの場合、~MCI*.tmp や MCI*.tmpになってます。これらはOSや環境によって異なります。
ファイルを開く前に、『設定』ボタンにて『録音スタイル』を確認してください。
その設定でWAVEファイルを構築して出力するので、録音当時の設定を思い出すことが重要です。
忘れてしまったら適当に設定して、あたりが出るまで出力を繰り返してみてください。
ちなみに保存名は一時ファイルと同名になります。また、保存場所は既定のWAVE保存フォルダ(baile.exeと同じ場所)になります。
無音やサイズが0でない限り、復活できると思います。このアプリで出力された一時ファイルでなくても、このようなファイル名の一時ファイルがあったら復活させてみてください。
『あぁ、これはあのときの・・・』なんていう、なんともいえない感傷的かつ郷愁的な気分になるかもしれません。
ただし、メンテナンスで一時ファイルをクリアにしていたらもちろんそれらは残りません。クリアにする前に確認するといいでしょう。