有効な予約があり、まだ懐中時計が起動していないなら、本アプリケーションを閉じたとき、下図のような画面が現れます(Vista以降の場合、その前に、状況によってはユーザーアカウント制御[UAC]の画面が出ます)。
OKを押すか、45秒後にこの画面が自動的に閉じられることにより、懐中時計が起動します。
タスクトレイを見ると左図のような怪しげなアイコンがあると思います(場合によっては隠れている)。
有効な予約があれば、パソコンを再起動したりしても懐中時計は自動的に起動し、タスクトレイに収まります。
『タイマ録音の共通設定』の『予約に対するレジューム時期』を0以外にしている場合、このタスクトレイに収まっている状態で『スリープ(スタンバイ)』や『休止状態』にしてください。予約時間前に、設定した時間のゆとりを持ってレジューム(復帰)します。
0にしていて『スリープ(スタンバイ)』や『休止状態』にした場合(Ver4.9.2以前をお使いの方は常時これに該当)や『シャットダウン』した場合は予約された録音は開始されません。
こういった場合でも予約録音したいのであれば、録音開始時間前に手動などでOSが起動している状態にする必要があります。
兎にも角にも、録音開始時刻にはパソコンの電源は入っていて、Windowsが起動していなければならないということを頭の片隅にそっと留めておいてください。
タスクトレイにある左図のアイコンを左(右)クリックすると左下図のようなメニューが現れます。
ここでは予約の確認や取消、全休止といったことができますが、変更や編集はできません(ただし、メニューの各予約スロットを右クリックすることで休止/再開の切替は可能)。
変更する場合は、本体のアプリケーション(baile.exe)で行ってください。
予約の確認や取消は予約スロット毎に行います。希望するスロットを選択すると以下のような画面が現れます。
タスクトレイの常駐を一時的に解きたい場合は、『閉じる(全休止にする)』を選択します。
まず、予約された時間までには、本アプリケーション(baile.exe)での作業は中止し、終了してください。
本アプリケーションは二重起動防止機構が備わっており、それがすでに開いているとタイマ録音動作に入ることができず、その予約はキャンセルされます。
予約した録音開始時間が来て、本アプリケーションが起動します。『ネットラジオ局指定』にチェックを入れていなければ即座に録音を開始します。
『ネットラジオ局指定』している場合は録音対象となるアプリケーションを立ち上げます。通常はブラウザですが、オーディオファイルに関連付けられたプレーヤーが起動する場合もあります。
録音自体はすぐに行っていますが、録音対象や環境によってはWebサイトの読み込みや、ストリームのバッファリングが完了するまでのタイムラグがあると思います。その辺を考慮して開始時刻を設定する必要があります。
つまり、『ネットラジオ局指定』にチェックを入れたときは『録音開始時間および録音時間をそれぞれ1~2分程度の余裕を持って設定する』ことを強く勧めます。
『ネットラジオ局指定』にチェックしていた場合、保存名は『お気に入りファイル名.wav』で保存されます(名前がなければsavefile.wav)。それ以外は通常通り『savefile.wav』です。日付を付加する設定にしている場合は日付がつきます。
その後の動作については、設定によります。MP3に変換したり、電源をOFFにしたり、といった具合です。
起動していたアプリケーション(ブラウザやプレーヤーなど)がある場合、それを閉じてから本アプリケーションが閉じられます。録音中にさらに別のウィンドウ(プロセス)が起動した場合はそれらを閉じることができませんが、その点はご了承ください。
もし、電源管理として『そのまま』以外を選択している場合、下図のような画面が現れ、希望する電源状態になるまでのカウントダウンが始まります(最大60秒、『タイマ録音の共通設定』で変更可能)。その実行をキャンセルしたい場合は『いやだ』をクリックしてください。