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映像と音声の結合設定

結合設定画面

 出力音声データがMP3以外の場合、音ずれ対策のチェック群は無視されます。

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インターリーブ

 映像と音声を交互に配置します。
 v2.7.2から『0』は『auto』、つまり『おまかせ』となりました(それより前のバージョンでは『しない』)。
 MP3以外の音声と映像を同期する場合、どの数値にしても『1』でインターリーブを試みます。問題あると予測される場合はいくらか増やします。
 MP3でフレームレートを超える値が入力されている場合、VBR(ABR)では『auto』として処理し、CBRはフレームレート周辺の値で処理されます。
 また、MP3で設定した値で問題ありそうだと予測された場合、VBRでは『auto』、CBRでは設定値に近い値で処理されます。
 とりあえず『0』か『1』にしておき、気に入らなければ変えてみる、といった感じでいいかと思います。

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許容誤差時間

 たいてい映像と音声の長さは完全一致しませんが、それでも1~2秒以内が普通です。
 しかし、ファイルによってはそれ以上のときもあり、その辺のところは適当に設定してください(デフォルトでは10秒にしています)。

 自動結合での出力の場合、設定時間範囲外では結合は行われません(確認のメッセージも出しません)。
 それに対し、オプションにて結合する場合、範囲外だと確認のメッセージが表示されます。

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MP3VBRをCBRに再エンコード

 v2.7.2以降からVBR(ABR)のMP3でもうまく同期させるようにしたので、 ここの設定項目の存在意義が失われつつあります。
 ただ、完璧ではないかもしれないので残しておきます。

 VBR(ABR)のまま映像と結合すると、音がずれたり、シーク後の再生に問題が出たりすることがあります。
 スマートな方法ではありませんが、CBRに再エンコードすることにより改善する場合があるので、問題がある場合は試してみてください。

 しかし、通常のMP3コーデック(Fraunhofer IIS)の場合、ビットレートが56kbpsまでに制限されており、元データによっては音質劣化する恐れがあります。
 この対応策についてはサポートページで触れていますのでそちらを参照いただければと思います。

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サンプリングレートの補正

 v2.7.2以降から8で割り切れないサンプリングレートでもうまく同期させるようにしたので、ここの設定項目の存在意義が失われつつあります。
 ただ、これも完璧ではないかもしれないので残しておきます。

 音声のサンプルレートが11025Hz、22050Hz、44100Hzといった8で割り切れない場合、プレーヤーや環境によってはシーク後の再生で音声と映像が一致しない現象に出くわすときがあります。
 これは『Fraunhofer IIS』コーデック特有の現象とされており、Lameなどそれ以外のコーデックでエンコードされたものはこういった現象はないようです。

 ここにチェックを入れた場合、16000Hz、24000Hz、48000Hzといった8で割り切れるレートに変更して結合します。ただし、ファイルサイズが大きくなったり、音質が変化したりする場合があります。
 知っていて損はないので、サポートページにてMP3コーデックについての知識を多少なりともブチこんでおいてください。

 up/downについては、例えば44100を48000に『up』するか、32000に『down』するか、ということです。

 まずは普通に出力して、そのファイルのシーク後の再生に問題があればチェックを入れて再出力という感じで良いでしょう。

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(再)エンコードの際はその都度フォーマット選択する

 通常は、優先順位が高いコーデックを使用し、さらにそのコーデックが推奨するフォーマットでエンコードを行います。
 しかし、時として、納得のいかないビットレートでエンコードされてしまうときがあります。
 常に自分で選択したい場合はここにチェックを入れてください。
 詳細については『圧縮方法』 の該当項目を参照してください。

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