ここでは複数のAVIファイル、または複数のWAVEファイルの結合(連結)ができます。
2GB以上の制限によって分割された未圧縮ファイルも、圧縮しながら結合(連結)することでひとつのファイルにすることができます。
まず、結合したいファイルのトップバッターをボタンから開いてください。
リストアップされ、右側に情報が表示されます。
音声があれば、その情報は『info』ボタンで確認することができます。
最初に開いたファイルがAVIなら、それ以降に開くファイルの画像サイズは、最初のそれと一致しなければ開くことができません。
また、それがオーディオ付き、もしくは単独のWAVEファイルなら、以降のファイルはそのオーディオフォーマットと完全一致しなければ開くことができません。
なお、開く順番は、結合したい順です。途中でリストの入れ替えはできないので、そうしたい場合は一旦『クリア』してやり直してください。
一気に複数のファイルを入力することも可能です。
保存名を決めることができます。
無記入の場合は最初のファイル名に(cnx)がついた名前で出力されます。
各ファイルのfps(フレームレート)が一致していない場合、『出力』開始するときに以下のような画面が出現します(バージョン3.4.3以降)。
例えば、15fps -> 14.97fps -> 15fpsというように、真ん中だけチョロっとコマ落ち(音ズレ)したものが含まれているなら、最初のfpsにあわせることで音ズレが解消される場合もあります。
稀に、15fps -> 14fps -> 15.5fps -> 15fpsというように、コマ落ちの逆で『コマ過多』という現象もあります。
このような場合、全体の再生時間を維持することで音ズレが軽減できるかもしれません。
任意のフレームレートを設定できます。
規則的なコマ落ちであればFPS次第で音ズレを軽減できるかもしれません。
『出力』ボタンをクリックすると、圧縮コンポーネントが起動します。
【オプション】→【メディア圧縮】の【AVI圧縮】を参考に設定してください。
圧縮しても結合後のファイルが 2GBを超えるとエラーになるか、壊れたファイルができあがるので注意してください。ここでは分割はしません。
すでに圧縮されているAVIファイルの場合、『再圧縮しない』を選べば、劣化なく、かつ、作業は当然早く終わります。
圧縮フォーマットを変えたい場合はお好みのコーデックを選択できますが、時間がかかります。
オーディオつきのAVIファイルで、なおかつそのオーディオが圧縮されている場合、オーディオの形式や属性はその元のフォーマットに合わせるのが無難です。
AVIファイルの結合の場合は、途中で『中止』することができます。
結合後のファイルを確認したい場合は『確認』ボタンからファイルを起動してみてください。
関連付けられたアプリケーションが起動し、再生開始します。
『確認』ボタンを押して、詳細を知りたいファイルを右クリック、プロパティを確認する、という使い方もあります。