【007tips_2008.1.5】
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デフォルトのMP3エンコーダの制限

 ACMでMP3にエンコードしてる方はご存知かもしれませんが、大抵のWindows OSになら最初からある(プリインストールされている)『Fraunhofer IIS MPEG Audio Layer-3』コーデックは環境によって、エンコードで出力できるビットレートが56kbpsまでに制限されています。

 これはWindows Media Playerのバージョンやその他の要因により、そうなってしまうようです。

 『コントロールパネル』の『サウンドとオーディオデバイス』のプロパティ設定で、『ハードウェア』タブの『オーディオコーデック』で詳細を確認できます。

 この『Fraunhofer IIS』のバージョンに『advance』とついていたら、制限つきです。『professional』が制限なしで320kbpsまで設定可能です。

 ではこの制限、どうしたらいいでしょうか?

ファイルまたはレジストリを修正する

 『MP3エンコーダ(ACM)を有効にする』のページを参考に修正してみてください。

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旧版で上書きする(XP以前)

 どこかから『l3codeca.acm』の旧版(Professional)を入手して、それを『System32』(XPの場合)フォルダに上書きしてぶち込む、という方法もあります。DivX3とかに同梱されているらしいです。

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フリーのMP3(ACM)エンコーダを使う

 標準の『Fraunhofer IIS』にこだわらないなら『LAME』の導入を検討してみてください。導入方法は以下のページが詳しいです。

 複数のMP3コーデックを入れている場合、優先順位が時として重要になります。
 先のプロパティで優先順位を入れ替えたり、無効にすることができます。

 なお、LAME MP3をVBR(可変ビットレート)でビデオと同期した時に音ズレするならCBR (固定ビットレート)を選択したほうがよいでしょう。ちなみに『Fraunhofer IIS』の方はすべて CBR です。

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