Little AngelPretty devil 〜ルイヒル年の差パラレル

    “月夜のタブー”A
 



          




 ちょっと野暮用だと追い越しざまにテールを振っての合図をし、殿を葉柱総長へと任せた副長さんと。先頭をいつもスカーフを首に巻いたシノブという二年へと任せた銀髪さんとが、二人だけ愛機を加速させて先に辿り着いた問題の交差点。あれだろうなと見やったライダーたちを、威嚇的な一瞥をくれてやって誘い出す。向こうにして見りゃ、こっちに付け込むための理由は何だって良いのだろうから。目下とは言え 大勢に囲まれて相手をするより、生意気な挑発へ付け入る方が面倒もなくて手っ取り早いと踏んだのだろう。話をつけようじゃないかという合図を素直に呑んで、こちらが選んだ脇道へと素直について来る気配。一応、相手方の後継が現れないよう、ニット帽の後輩に、続いての見張りは任せてあるので、こちらには後顧の憂いとやらもない。
「判ってんだろ? 出すもん出しゃ、それでいいんだよ。」
 あまりの流行らなさに短い周期で店が変わりまくり、そんな落ち着きのなさから余計に客が寄り付かない悪循環を呈しているよな、人通りのない場末の片隅。色褪せてアスファルトが砂をかぶってるばかりな、がらんと空虚な月極め駐車場。常夜灯もすぐ傍らの街灯で併用しているほどの薄暗さの中、静かなのにやはり蒸し暑いばかりの夜の底。そこまでを先導して来た2台のバイクが待ち受けるようにしていた間近まで、気安く乗りつけた兄ちゃんたちが、これまた気安く声をかけてき、
「迷惑料。そんなボラないから安心しなって。」
 片方の安っぽいアロハを来た男がククッと笑ったのは、尻尾掴んでる余裕を見せたくてのことだったらしい。
「お前らのヘッド。葉柱議員の息子だってんじゃねぇか。こんな暴れもんだってバレたら、お父様の名前にも疵がつくもんよなぁ。」
 挑発するというよりも、逆らえやしねぇんだよと嘲
(あざけ)るように。高拍子で言ってのけたアロハ男だったが、対する白い特攻服姿の二人からは、
「………。」
 エンジンをかけたままのバイクから、アイドリングの低い音だけが響くのみで返答は一切ない。無言の反骨。それなりに覚悟を染ませた、力の籠もった眼差しが見据えて来るのへ、
「あアっ? なんだ、その態度はよっ?」
「まさかとは思うが、その議員さんの息がかかってる筋の兄さんとか、いるとか言い出すんじゃなかろうなっ。」
 そんなもんは居ないと、こっちもそのくらいは調査済み。むしろ、これを縁にお近づきになりたいわと兄貴分が言ってたくらいに、豪放磊落な本人の気性のみにて支援者をがっちりと掴んでる、今時には珍しいほど判りやすい豪の者なのだそうで。
“ちょっかいを出して来た時点で、お前らにはもう逃げ道はないんだよ。”
 こいつらの腕っ節が強くて、まさかとは思うがこの場で俺らに怪我ぁさせて一旦は引かせても。それがそのまま“次の取っ掛かり”になるかんな。どう転んでも逃げられやしない。もうお前らの、いやさ、お前らの大事なヘッドを含めた族の“負け”なんだよと。愉快すぎて快感が込み上げてやまず、それでの高飛車になっていた彼らだったが、

  「………人違いだったらどうすんだ?」
  「ああ?」

 バイクに跨がったままの二人。銀髪の方がやっと口を開いた。
「俺ら、そんな何とかって議員の息子なんざ知らねぇ。だが、いちゃもんつけられたのは事実だかんな。兄さんたち、こっから無事には帰さねぇ。」
 感情を乗せない声。明かりが乏しくて、長い髪の陰の下、どんな表情でいるのかもよく見えない。
「俺らはどことも繋がってねぇ身だからな。詰まんねぇ奴見かけたら、片っ端から伸してくだけよ。誰にって義理ィ立ててする“我慢”はしねぇ。」
 こいつらを直接殴り倒したその後も、恐らくは似たような輩たちが後から後から押し寄せるのだろう。ならば、そいつらをも自分らの限界まで引き受ければいい。全部へ立ち向かって叩き伏せるまでのこと。不器用な自分たちに出来る、これが精一杯。何も言わぬまま、誤解されたままで、全てを負って葉柱からさえ離れようと、そうと決めてた彼らであり、

  「喧嘩ぁ売ろうってんなら買ってやるぜ、おらぁっっ!」

 再びセルを踏んでの起動モード。暑苦しい夜陰の中、ドッドッドッと低く呟いていただけだったものが、ドゥッと大きく雄叫びを上げ直す。ライトの光芒も強まって、向かい合う煤けた中古のマシンが恥じ入るほどの鋭さで、その威容を暗闇の中へと浮かび上がらせる。
「んだと、このガキぃっ!」
「下手ん出てりゃあ、いい気になりくさりおってっ!」
 喧嘩の修羅場ならこっちだって多少は場数を踏んでいるから、怒号を上げるのは堂にいってもいる。とはいえ、相手が自分より格下の喧嘩にしか、はっきり言って縁はない。弱腰の一般人相手、直接ぶつかり合う前にもう既に決着は着いているような。そんな要領のいい“場数”しか、実は踏んではいないから。

  「………。」
  「………。」

 それはまるで月光に青く濡れた刃物の持つ、見ているだけでするりと突き立って来そうな、危険な鋭さ。一応の覚悟を決めている存在の、自分への傷も痛みも恐れない者の持つ、斬りつけて来るような真摯さには、さすがに少々気合い負けしかかり、
「う…。」
 たじろいだように後ずさりしかかったその背中へと、カカッと別のライトからの強い光芒が降りそそぐ。

  「てめぇら、何してやがるっ。」

 新手かとギョッとしたのは、だが、彼らよりもむしろ、副長さんや銀の方。気を張り過ぎていたせいか、特長のあるイグゾーストがこうまで間近に来ていたことへも気がつかなかった彼らであり。
「ルイっ?」
「何で、お前…。」
 あああ、やはりロニでは引き留めろったって荷が重かったのかも。焦った二人の心情、それを裏書きするかのように、
「ロニの野郎が訳判らんこと言いやがってよ。銀は飼ってる金魚が心配だって言い出して、ツンの方は追っかけの女ぁ撒くっつって、バラバラにどっか行っただなんて、支離滅裂なことを言いやがる。」
 逆だろよな、本来はよ。埒が明かないもんだから、メグに後は任せてよ、あちこち捜し回ってみてたんだぞと、いかにもお呑気そうにそんな“コトと次第”を並べて下さった、一際 裾の長い白ランが飛び切り似合う長身の総長さんは。ここでふっと目許を力ませ、

  「で?
   そっちのやたらに老けた“センパイ”さんたちは、
   お前らに一体何の用があるって言ってるお人たちなんだ?」

 あああ、そっちもお見通しでしたか。ぐっと言葉に詰まった双璧二人の空気を読んで、そういうことへの察しがいいからこそ、狡っ辛くも生き残って来れたというクチのお兄さんたち。これぞ形勢逆転の好機ぞとばかりに、勢い込んで声を上げた。
「おうおう、よう聞いてくれたよな。俺らはD駅商店街の横丁通りとハッテン場を仕切ってるもんだ。」
「あんたらが素直に“迷惑料”納めんからよ。こうやって俺らがどんだけの骨折りが出来るかを見せてやってたところさね。」
 こちらもバイクに跨がったままで。目許を眇めがちになっているのは、だが、まだ様子見の構え。黙って聞いてる総長さんに勢いを得たか、
「世の中にはな、避けて通れんしきたりや決まりごとってもんがある。中にはの? 意味が判らんもんも幾つかはあろ。けどな? そんなもんでも、上を立てるための意味はちゃんとあるからの? 守らんと示しがつかんのよ。」
 滔々と、にしては、どこかで理屈の訝
(おか)しい言いようを並べ始めるお兄さんたちであり。喧嘩っ早そうな双璧さんたちと違って、こちらの総長さんは説き伏せれば言うことを聞く、育ちのいいタイプだとでも思ったか。
「出すもん出しゃあ、誰も何もちょっかいは出ださんし、どっからも出させん。物騒な騒ぎは、お前も好かんのだろ? だから…な?」
 ちょっぴり可愛げも見せての説得は続いて、だが、

  「あんた、確か、葉柱都議の次男坊だろが。
   こんな騒ぎ、起こしたってバレたら、親父さんも困らんか?」

 さっきも持ち出されたフレーズで、彼らにすれば奥の手だったのだろうけれど。
“…あ〜あ、要らんことを言っちゃって。”
 精悍なお顔の、前髪を立てていてよくよく望める額の脇に、見事なほどの青筋が立った。頼りもしないその代わり、縛られるつもりもないとしている父親の威光。とはいえ、それはあくまでも本人たちの思うところに過ぎなくて。こんな風に、まるで鬼の首でも取ったかのように、翳
(かざ)して黙らせようという“料簡違い野郎”は面倒なことにも後を絶たなくて。父上がもしもこの場にいたならば、そんな戯言に気圧(けお)されて、上げた拳を引っ込めるような、尻腰のない子に育てた覚えはないとくらいは言うかもしれない。
“いや、その前に。バレるも何も、息子のやっとることくらいはお見通しだくらいのお茶目は言うかもな。”
 でもね、こっちはそうは行かない。自分の不行状が大好きな人をも苦しめるなんて、それはやっぱり手痛いことで。もっと小さい頃はきっと、自分だけ堪えればいいんだからと、ぐっと我慢していた彼だったのかも。でも今は状況が違う。彼を慕い、彼に惚れ込んだという大切な仲間たちが、彼をその誇りごと守ろうとして、自分の身を捨てて我慢する側に立とうとしてた。そんな心意気をどうして看過出来ようか。
『男が覚悟を決めて、腹ぁ括っての血の涙を流してるときゃあ、余計な庇い立てなんざしねぇで黙って好きにさせとくのが…。』
 なんか、そういう台詞をどっかで聞いたこともあるよな気がするけれど。でもな、俺はまだ、そんな“侠気
(おとこぎ)”とかいうもの、全っ然判らない子供だからさ♪

  「…うっさいな〜。寝てらんねぇじゃんか〜。」

 わざとらしくも目許をこしこしと擦りつつ、凭れ掛かってた大きな背中に小さな手でしがみついての命綱代わり。急なカーブを曲がる時の“ハング・オン”態勢よろしく、体を横へと大きく傾け、前方を見やる。
“えっ!”
“な、なんでこいつまで…。”
 総長さんが駆けつけた成り行きには苦々しげな顔でいた副長さんと銀さん。そんな総長さんの背後からひょこりと顔を出した坊やというこの構図には…呆気に取られてしまい、冗談抜きに“開いた口が塞がらない”ってお顔になった。平生だったなら、見慣れたものではあったけれど、でもね? 今は場合が場合で、意外な出来事にも“程”ってもんがある。総長さんをも含めたこちらの陣営3人も、どう反応していいやら、言葉に詰まってしまったそうで。後で総長に訊いたらば、
『パレードっ? 俺も連れてけっ、連れてけ連れてけっ! 絶対に連れてけっ!』
 でないと泣くぞという“即効魔法つき”でせがまれたので。已なく最初の1往復だけという約束で、後部シートにいつものように乗っけてたのだとか。先頭にいた銀さんはともかく、そんな総長さんの背中を眺めてた、殿
(しんがり)だった副長さんは、何で今になるまで気がつかなかったやら。それほどまでにも、彼の姿は…もはや“あって当たり前”という存在になっていたということか。

  “これって…話がますますややこしくなりゃせんか?”

 いくら日頃は生意気極まりなくたって、ホンマもののその筋の方々の恫喝にはさすがに勝てまい。こんな小さい坊やに怪我をさせたり怖い想いをさせる訳にはいかないから、こちらのハンデが増えたようなものかもと、ますます頭を抱えたくなった双璧さんたちを尻目に、坊やの屈託のない…専門用語で“怖いもの知らず”ともいうのだろう明るい声音は鳴り響き。


  「あれれぇ? サバやんとヤスじゃんか。何してんだ、こんなとこで。」

   ………………はい?


 丁度、彼の前にて楯みたいになっている総長さんの大柄な体躯の、二の腕をよじ登って うんとこしょとシートの上へ立っちして。葉柱の肩の上から顔を全部出した男の子に、見事に目許を思い切りつぶして眇めた、難癖つけたそうな凶悪そうなお顔をして見せかかってた…その筋のお兄さんたちだったのだが。

  「………ま、まさか。ヨウイチ、いや、ヨウイチ坊っちゃん、デスか?」

 アロハの方が大きく目を剥きながらそんな一言を呟き、それを聞いた相棒がひぃと細い声を立て、バイクに跨がったまま身をのけ反らした。
「柴島
(くにじま)のおっちゃん、元気か? まだウクレレに凝ってんのか?」
「あ、ああ、ええ、まあその。」
 明らかに。顔も態度も凍ってる。それもまた見当違いなカラーのものではあったけれど、それでも勢いがあって強腰だったさっきまでの威張りようはどこへやら。こんな小さな子供を相手に、ぎこちない“です・ます”口調で応対している彼らであり、
「何してんだ? こんなとこで。もしかして、素人相手にカツアゲか?」
「あ、や、その…。」
「前にワニやんがよ、湘南の方だったかでチーマーの先導とケツ持ちやって小遣い稼ぎしたのがバレて。若頭のジンさんにこっぴどく怒られてたよなぁ。」
「あっ、えっとあの…っ。」
 この薄暗さでもようよう判るほどに、サァーッと青ざめていく二人へと、
「知〜らないんだ、知らないんだ♪ 言〜ってやろ、言ってやろ♪」
「あわわ…。」
 愛らしいお声で無邪気ぶってのお歌まで出て来たのが、実はどれほど底意地の悪い“いたぶり”なのか。最初から組んでた訳でもないのに、何となく…彼らのやりとりに含まれてた全てがきっちりと理解出来てしまった自分たちなのを。こんな察しの良さなんて、あっても全然嬉しくないと、思いつつも強く自覚してしまった、カメレオンズの幹部一同だったそうである。都会の真夏の夜の底にも、届く月光はあるけれど。水銀灯の青さに負けて、すっかりいじけた白いお顔が黙って見下ろしているばかり。そんなお月様の気持ちが少し、判ったような気がした彼らだったそうである。







            ◇



 何だか局地的にバタついたパレードは、そんな一件があったなんてことからの影響を全く出さぬまま、シノブさんとメグさんが仕切っての一応の往復を2回ほど、手短に済ませると無事にお開きとなり。トップとそのすぐ真下の双璧なんていう、そんな錚々たる顔触れが一遍に、何も告げずに姿を晦ましたなんてサ。不安がる皆を宥めたり叱咤したりしながら整然さを保つのも大変だったんだからねと、斟酌のないお言葉とついでの拳骨つきの報告を受けた総長さんらが、他の面々と再び合流したのは馴染みの居酒屋の指定席。奥まった座敷の長テーブルで。

  「あすこの組の親分は、ウチの父ちゃんのファンなんだよ。」

 今夜はルイに夜店へ連れてってもらうから遅くなると、お母様には言って出て来たなんて、用意周到なお言いようをした小さな坊や。何でまた、下っ端そうだったとはいえ、間違いなく“その筋”の身内らしいお兄さんたちが、こんな小さな彼を見て震え上がったのかを問いただせば。どこやらの大学生たちのコンパだろうか“わはは”と時折 笑い声が上がり、もうもうと焼肉やら揚げ物の匂いが上がる中。いつもの定位置、総長さんのお膝へ馬乗りになり、限定50本の特製手羽先にぱくつきつつ、けろりとそう白状した金髪の小悪魔くんであったりし。
「どこやらの修羅場でからまれて暴れてんのを見たのが切っ掛けで。その後で、色々と信じられないような冒険してるってのを聞いてサ。このご時勢には胸がすいて気持ちがいいって、気に入ったんだって。」
 そんで、資金出してくれたり、準備にややこしい手続きとか地回りへの顔つなぎがいるようならそっちの手筈を取ったりとか、色々手配してくれている仲なのだとか。
「ま、有り体にいやぁ“パトロン”だな。」
 有り体…。あんた相変わらず、今時の子供とは思えない言葉を使うやね。
“そっちじゃねぇだろがっ。”
 はい? あ、そかそか。パトロンの方ね。でもこれは今時でも使ってないか? そんな怖いスジの“お頭”やってるおじさまには、坊や本人も孫同然という扱いで可愛がられており。時々呼ばれちゃあ、純和風のそりゃあきれいな本宅まで遊びに行くこともあるのだそうだが、
「勿論、こんなの一種の“親の七光”だからな。俺だって滅多には使やしねぇコネなんだけどよ。」
 自分の手柄や威厳じゃないからね、意味なくちらつかせて良いもんじゃない。その筋の方々を相手にする時以外には必要のないものだから、よって葉柱にも教えてはいなかったのだそうで。
“とんでもねぇ奥の手があったもんだ。”
 今回はそれに救われたよなもんだけれど、それにつけてもこの小悪魔さん、一体どこまで恐ろしい人脈を持っていらっしゃるのやら。
「何たって俺には、泥門署や雨太署の、ミニパトのおねいちゃんたちがいるからなvv」
 そっちは一から自分で開拓したコネだから。好きなように使っても構わないんだと胸を張る、金髪頭の小さな悪魔。えっへんと威張っているが、そんな分別が持てる辺り、もう十分に…少なくともここに居合わせた“アメフト&バイク馬鹿”の高校生たち以上には、すっかりと大人な彼なのかも知れず。
“…ったく。どっちが癒されているんだか、だよな。”
 何とも言葉のかけようがないままなのだろう総長さんから、その大きな手で“いい子いい子”と髪を撫でられて。でもね、これが他の大人からなら 子供扱いすんなと煙たがるところ、首をすくめて擽ったげに笑いながら“もっと撫でろ”との上目遣い。この子もまた、あなたのためならと、日頃はその自尊心から使わずにいた“禁じ手”の封印をついつい切ってしまった訳であり。こんなにもたくさんの頼もしい仲間を集めてしまえる総長さんに、あの駐車場へきっちりと駆けつけてくれた義理堅い総長さんに、あらためて惚れ直した双璧さんたちへ、

  「ゆっとくけど、ルイの〜〜〜の座だけは 絶っ対譲らねぇからなっ。」

 こっそり飲んじゃった酎ハイの勢いで、そんな宣言までしちゃった坊やだったことは、ごくごく一部の方々の間でだけの秘密であるらしいそうな。誰にとっても開放的な夏の到来だけれども、決して無茶な背伸びだけはすんなよ〜〜〜?
(苦笑)






  〜Fine〜  05.7.18.

←BACKTOP***


  *意味深なタイトルだった割に、荒くたい話ですいません。
   妖一坊やの近親者、お父様お母様の話も、
   もしかしたらこの先、ちょこちょこ出て来るかも知れませんで。
   でもま。そんなの恋するご本人たちには、あんま関係なさそうですがねvv


ご感想はこちらへvv**