SONARでの使い方

ファーストインプレッションでも触れたとおり、SONARではVST Adapterの関係上、ReWireでのみ使用可と制限されています。
ですので、ReWireでのつなぎ方を解説します。

SONAR上の設定 

まずは、SONAR上でReWire設定をする必要があります。
サンプリングレートは、44.1kHz、48kHzまたは96kHzで、オススメは44.1kHzだそうです。88.2kHzに対応してください・・・

挿入ReWireデバイスVocaloid2を選択。
プラグインシンセの挿入オプションは、マスターアウト用オーディオトラックがあればほかはどうでもいいです。
ソース用MIDIトラックがあっても、ソースとして使えないので意味ないです。

VOCALOID2 Editor上での設定 

次にVOCALOID2 Editorを起動します。
SONARは閉じちゃ駄目よ。

あらかじめ、歌わせたいメロディと歌詞を作っておく方が文句を言われないと思います。
設定プリファレンスを選択。
オーディオの設定タブの出力をRewire-マスターにします。

次に、ジョブReWireホストからテンポを取得を選択。
間隔は適当でいいです。

最後に右端のReWireボタン(図でいうと赤丸部分)を押せば完了。

SONARで再生ボタンを押すとVOCALOID2 Editorでも再生が始まります。

しかし、結局のところ、SONARでWaveに吐き出すためには
一回、VOCALOID2 EditorでWaveに出力して、SONARに貼り付けると言う形をとらなければならないので、少し面倒だな。と個人的には思います。
解決する方法はあるにはあるんですが、かなり環境が限定されます。
詳しくは次回。

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