Cingle de Monfort



ドルドーニュ地方にあるMonfort城です。色々な本やインターネットを駆使したにもかかわらず、詳しいお城の歴史の情報を見つけられなかった残念なお城です。

この地にお城が建てられたのは、Beynac城Castelnaud城と同じ時期のおそらく12世紀頃のこと。アルビジョア十字軍の時代には、カタリ派の信徒であったCastelnaud城主Bernard de Cazenacがこの城の城主であったため、シモン・ド・モンフォールの攻撃を受け、1214年に破壊。その後の歴史は不明…。Monfort城ってぐらいだから、シモン・ド・モンフォールとなにか関係があるのでしょうかね??

現在見られるお城はルネサンス様式で、個人所有のため内部の見学は不可。外側からお城を見ることができますが、なんというか非常に恐ろしい崖っぷちに建っているお城です。しかも、その崖には所々穴が空いていたりして、耐震度はとっても脆そう…。今にもお城の重さを支えている石の柱がポキッと折れて、がらがらがらっと谷底に向かって崩れ落ちていってしまいそうなのです…。地震のないフランスだから住めるのでしょうね。日本だったら…考えるのも怖いです、私…。



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